レッドフリップ、追加4機種
テンリュウのマダイゲームロッドシリーズとなる「Red Flip(レッドフリップ)」。シチュエーション別に、さらに深くタイラバを楽しむための追加モデル4機種が発表された。
追加4機種は以下の通り。
品名 | タイプ | 全長 ( m [ft]) |
継数 (本) |
調子 | 仕舞寸法 (cm) |
ルアーウェイト (g) |
ライン (PE/号) |
最大ドラグ (kg) |
リアグリップ (mm) |
先径 (mm) |
自重 (g) |
使用繊維 カーボン/グラス (%) |
本体価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RF642B-UL/VDN | B | 1.93[6’4″] | 2* | RS | 144 | Vertical 30-100 , Dotera MAX150 | MAX 1.0 | 2 | 425 | 1.2 | 105 | 91/9 | ¥38,000 |
RF6102B-L/DN | B | 2.08[6’10”] | 2* | RS | 159 | Vertical 45-140 , Dotera MAX250 | MAX 1.2 | 2.5 | 425 | 1.3 | 117 | 90/10 | ¥40,000 |
RF772B-L/LN | B | 2.31[7’7″] | 1 & H | RS | 144 | Vertical 45-140 , Dotera MAX250 | MAX 1.2 | 2.5 | 425 | 1.4 | 126 | 83/17 | ¥41,500 |
RF652S-L/CN | S | 1.96[6’5″] | 2* | R | 155 | Vertical 45-120 , Dotera MAX180 , Cast MAX60 | MAX 1.0 | 2 | 405 | 1.3 | 100 | 89/11 | ¥37,500 |
8月発売予定がRF642B-UL/VDN、RF6102B-L/DN、RF652S-L/CNの3モデル、10月発売予定がRF772B-L/LNとなっている。
テンリュウ公式「レッドフリップ」詳細ページはこちら
背景には、全国各地でタイラバが楽しまれるようになった反面、ハイプレッシャーな状況も少なくない現代のタイラバシーンがあったという。その中でも的確に攻略するためのロッドたちとなるそうだ。
各モデルの特徴は後述するとして、そうしたハイプレッシャーフィールド攻略に、チューブラでありながら「乗せ」という追加モデル全体のコンセプトは共通しているそうだ。
ティップ部に低弾性カーボン、ベリーからバットは中弾性カーボンを主体にチューブラ状のブランクを構成。もちろんその製法というのはマグナフレックス製法。これを各モデルごとに調整。
チューブラでありながらソリッドのような追従性、言い換えるとチューブラのメリットを最大限に活かしてソリッドの如きしなやかさをもプラスした4モデルとなるそうだ。
RF642B-UL/VDN
バーチカル・ディープ・乗せモデル
以前にもレッドフリップの表記についてはご紹介したが、/(スラッシュ)以下が、その得意なシチュエーションを表している。
まずはRF642B-UL/VDN。VDNはバーチカル・ディープ・乗せを表す。
100mまでの深場でバーチカルに探り、潮流が緩く渋い状況で「乗せ」に対応したモデル。 バーチカルで30~100gのタイラバに適合。ドテラであれば150gまでのウエイトに対応するという。
トップガイド#5・バットガイド#8
8月発売予定
RF6102B-L/DN
ドテラ・乗せモデル
RF6102B-L/DNはDNということで「ドテラ・乗せ」モデル。広範囲をドテラで流していくアプローチでバイトが浅い状況に効果的な乗せ調子。
ドテラでは50m前後の浅場で60~120gのタイラバが扱いやすく、 ディープでは250gまで対応。つまりドテラで浅場から深場まで広くタフコンを攻略する。また、 小型電動リールにも対応可能。
トップガイド#5.5・バットガイド#10
8月発売予定
RF652S-L/CN
キャスト・乗せモデル
RF652S-L/CNはC=キャストのN=乗せモデルのスピニング。広範囲をキャスト可能で、シャローや中層に浮いたターゲットのバイトを拾う乗せモデル。
キャストからの斜め引きはもちろん、バーチカルで使用すれば中~高速リトリーブで探るメソッドにも対応。 バーチカルで45~120g、キャストは60gまで可能だという。
トップガイド#5・バットガイド#10
8月発売予定
RF772B-L/LN
ロング・乗せモデル
RF772B-L/LNのLNにはロング・乗せという意味が込められているそうだ。
レッドフリップの中でも「LN」表記は唯一となり、その名の通り7フィート7インチのロングレングスベイトモデル。
海峡筋など複雑な潮流を生むフィールドで、ブランクのレングスを活かして船の揺れを吸収し、船底に入り込むような潮流であっても 安定したリーリングが可能な乗せモデル。
バーチカルでは45~140gのタイラバに対応し、ドテラでは250gまで対応と非常に幅広いウエイトを状況別に扱えるのも特徴。
トップガイド#5・ バットガイド#10
10月発売予定