まずはご覧ください。
こちらの写真、パっと見で「ベイトロッドか?スピニングロッドか?」と尋ねられたら、きっと後者を選ぶのではないでしょうか?
しかしながらこちらのロッド。ロックフィッシュ用のベイトロッドなのである。それが、LUXXE「寧音(ねね)」。
寧音が切り拓く新しいロックフィッシュのかたち
トリガーレスのベイトロッドであることに加え、非常に細身で繊細さを感じさせるビジュアル。ライトウエイトロックフィッシュという新たなゲームを切り拓くためのロッドである。
ライトウエイトロックフィッシュといっても、それはリグのウエイトの話であり、釣れる魚が小さいかといえばそんなことはなく…。
藤原真一郎さんは、この寧音を相棒に数々のキジハタ(アコウ)をキャッチし続けている。
アコウは、生息域の拡大に伴い、特に大阪湾などではショアから身近になった魚種のひとつだろう。ただし、身近になったことで「もっとこうした方が感度が取れる、今まで気付かなかった魚からのシグナルに気付く」というものが出てきたそうだ。
それが従来以上のリグ・タックルのライト化。PEは0.5~1号ほど、リグもノーシンカーから10g程度といった超フィネスリグでしか反応が得られにくいシチュエーションがあったという。
そして、そうしたリグを操る上で超繊細なロッド「寧音」の存在は必要不可欠だったそうだ。
仕様は全機種ベイトの4モデル。
B64MLsolidがPE0.5~0.8号+フロロ2号に合わせたフィネスモデル。キジハタのみならずカサゴとも楽しく遊べる。B74M-solidはワンランク上のミドルパワーで中型キジハタ狙いにも最適。そしてMHとHとなる、B79MH-solid&B70H-solidは50cmオーバーのキジハタも狙えるパワーモデル。
「トリガーレス」となることでロッド保持の自由度が抜群に上がること、さらにダイレクトな感度が得られる。ダイレクトな感度というのは魚からのシグナルはもちろん、潮流やボトム形状などの把握も含めてだ。そして当然ロッドはさらに軽量化につながる。
繊細なソリッドティップもまた全体の感度の底上げに寄与し、大型キジハタにおいてもスムーズな曲がりを見せてこれまでのロックフィッシュ以上のライトラインを保護しながらキャッチにつなげる。
ガイドはオールシングルスパイラルセッティング。スパイラルにすることでライントラブルを抑制しながらガイド数を減らすことにもつながり、それがロッド全体の軽量化に。
スパイラルガイドを取り入と入れることで、穂先のソリッドティップが小さい負荷でもしっかりと力が伝わって曲がるようになる。それが感度の良さにつながっている。
モデルNo. | 標準全長(cm/ft) | 希望本体価格(円) | 標準自重(g) | 仕舞寸法(cm) | パワー | 使用材料(%) | 継数(本) | ルアーウエイト(g) | 適正ライン(PE/号) | 先径(mm) | グリップ長(mm) |
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B64ML-solid | 193(6’4″) | 53,000 | 47 | 101.0 | ML | C99.9 G0.1 | 2 | 1~9 | 0.5~0.8 | 0.8 | 250 |
B74M-solid | 224(7’4″) | 53,500 | 57 | 116.0 | M | C99.9 G0.1 | 2 | 1.5~14 | 0.5~1.0 | 0.85 | 310 |
B79MH-solid | 236(7’9″) | 54,500 | 62 | 122.5 | MH | C99.9 G0.1 | 2 | 2.5~21 | 0.6~1.0 | 0.95 | 330 |
B70H-solid | 213.5(7’0″) | 54,500 | 58 | 111.0 | H | C99.9 G0.1 | 2 | 3.5~28 | 0.6~1.2 | 1 | 315 |
何より、使っていて楽しい。これが寧音の最大の魅力かもしれない。
ラグゼ公式「寧音」詳細ページはこちら
GAMAKATSU(がまかつ)