「どっちつかずとは言わせない」1本で色んな釣りが楽しめる！ブランクスメーカーが“ガチ”で作ったマルチパーパスロッド「24ティーロ」

2024年07月03日

マルチパーパスロッド。

そのロッドを使ってアングラー側が釣りたい魚種を選ぶ。釣りたい魚種を選んでからロッドを選ぶのではなく、ロッドを選んでから釣りたい魚種を選ぶ。ポジティブに捉えるのであれば“何でもできる”、あえてネガティブに言えば“どっちつかず”。ただ、後者のデメリットを解決しているのであれば、どう思われますか？　さて、今回は老舗ブランクスメーカーである「オリムピック」が提案するマルチパーパスロッドを紹介。

24ティーロ【オリムピック】

発売中！

フルモデルチェンジを果たしたマルチパーパスロッドの決定版。

国内はモチロン、海外のユーザーからも広い人気を誇る“ティーロ”。さて、そんなマルチパーパスロッドが今年2024年、オリムピックの最新素材や技術がふんだんに施され「24ティーロ」という名に生まれ変わりました。

オリムピック公式「24ティーロ」詳細ページはこちら

前作の“ヌーボティーロ”より大きく“感度と強度”が向上しています。

さらに軽量化も実現しているなど…基本性能がさらに上がり、魚種を選ばない汎用性は継承。前作はスピニングモデル3機種でしたが、さらにロングレングス、MHパワー、ベイトモデルの追加という、ラインナップもさらに充実。ショアから扱い易い7ft後半から8ft前半のレングス＆パワー設定で、様々なニーズにもシッカリ対応。

メバリングなどのライトな釣りから、ショアジギングで青物と強引にファイトするようなパワーゲームまで、十分に対応できるスペックを秘める正に“何でも屋”

基本性能が向上し、前作同様に全機種国内生産で、自社窯で丁寧に作成されているにも関わらず、本体価格3万円台前半。そう聞くとコスパに優れているようにも思えます。

スピニング＆ベイトの2タイプがラインナップ

高感度で軽い、繊細なアプローチができるリールシートを搭載

まず、“感度向上”にフォーカスを当てて解説。

リールシートが大きく関係しており、スピニングモデルに関して、VSSリールシートからオリムピック独自の最新リールシート“OP-02”に変更に。ベイトモデルに関しては、高感度でお馴染みの“ECSリールシート”を採用。

OP-02採用のスピニングモデル

ECSリールシート採用のベイトモデル

共通して言えるのは、高感度で軽量、繊細な操作ができて握り込みやすいという点。

OP-02とは？

熱可塑性カーボン“トレカ®短繊維強化ナイロン樹脂PA610”を採用し、軽量化、剛性、感度に優れ、さらにカーボン30%含有により、高強度＆高弾性といった特長を秘めたリールシート。

PA610ポリマーのうち60%が植物由来のため、持続可能な開発目標SDGs（Sustainable Development Goals）にも配慮した材質に。

形状に関して、ワンフィンガーからフォーフィンガーまで、全ての握り方に高次元に対応する自由度の高さが魅力の形状。ライトゲームからパワーゲームまで幅広く適応するオールラウンドモデル。

オリジナルカーボンリールシート（OP-02）のより詳しい情報はこちら

高感度の証！　O.S.Sも採用

アジングロッドの“コルトシリーズ”やメバリングロッドの“フィネッツァ”など、SWライトゲームロッドの上位機種にも採用されることが多い“O.S.S”がこちらにも。

こちらは、数値化された感度の基準をクリアしたモノ。簡単に言えば“高感度の証”。採用されているということは、高感度に間違いないということ。

高強度なブランクス

続いて高強度さについて解説。

ブランクスには様々な弾性の材料が組み合わされ、軽量＆高感度でありつつ、粘り強いブランクスを実現。バットセクションに関しては、今モデルから“クワトログラファイトクロスXX”に変わり、ブレの少ない軽量かつ高強度なブランクスを実現！

クワトログラファイトクロスXX

オリムピックの独自補強素材“クワトログラファイトクロスXX”。

45゜方向に交差＆配列されたカーボン繊維が織り込まれ、組布より積層密度の均一性と方向性をUPしつつ、肉厚に成型されていることで、曲げ、捻れ、圧縮への強さに対し、さらに優れた特性を発揮。よってブランクスのしなり戻り（形状復元力）が速く、エネルギーロスを最小限まで抑え、弾き感、振り抜きの良さ、飛距離、正確性を実現。