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梅雨の晴れ間!デカバス捕獲法「ジミークの吊るし」攻めが激アツ

連載:水野浩聡のOne more fish
寄稿:水野浩聡
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水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール

生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。

こんにちは‼︎ 水野浩聡です!
地元東海地方も今年も梅雨入りということで、連日グズついた日も多くなってきてますよね!
ただ、自分が釣りに行くタイミングは、良い感じのローライトというよりは、どちらかと言えば晴れ間があることも多いです!

本来はこの時期らしい表層系の釣りやハードルアーの巻き物などで楽しい釣りをしたいところなんですが、天気が蒸し蒸しの晴天…ということで、しっかりとカバーを狙っていかないと釣果に結びつきにくいタイミングも多いです。

梅雨の晴れ間という、人間的にはただただ暑い…酷な状況での効果的な釣りをご紹介

さて、今回は梅雨の晴れ間という、人間的には不快指数MAXでただただ暑い…といった過酷な状況での効果的な釣りをご紹介します‼︎

まず、このアフター回復からアーリーサマーにかけてのバスの動きは、やはり水通しの良い場所にあるカバーやシェードといった場所が一等地となり、条件が複合的に絡むスポットであればあるほど、そのエリアの良いバスが陣取ります。

この時期、重要な三要素は「流れ、シェード、カバー」!
中でも最重要は「流れ」という要素

「流れ、シェード、カバー」という三要素を必ずこれからの季節のバスを釣る上で、最も重要な要素ですからね‼︎
水野的には、その三要素の何を一番最重要するかと言うと、やはり”流れ”になります。
これはもう絶対ですね‼︎

先日は、東大江川の流れの当たるカバーを「パワーフィネスの吊るし」で攻めると…

そして先週の釣行のタイミングもやはり晴れ。
東大江川の流れの当たるカバーに入ってパワーフィネス攻めを敢行。

ルアーはビーク2.3g+ジミーシュリンプ3インチ(※通称”ジミーク”セッティング)という、カバーを攻めれる最軽量のモノを使用して、吊るしで狙っていきます。

で、この時期の傾向として晴れるとバスのレンジがぐっと上がり、上に逃げるモノに対してスイッチが入ることも多くなるので、シェイクの合間や回収間際にチョンチョンとロッドで上に逃げるアクションを入れて誘っていくと、上に逃した直後に下へ引きずり込まれるような強烈バイトが発生。
この場所が一等地ということを完全証明する52cmをキャッチ。

57cmの大江川のスーパーモンスターサイズをキャッチ

さらにその後、一時的に川に流れが生まれたので、その流れが強く反転し、その反転流が当たるカバーで57cmの大江川のスーパーモンスターサイズをキャッチ。

https://twitter.com/TranpoMizuno/status/1805882325953282516

場所とアプローチが奇跡的に噛み合って、ビッグサイズの連打に成功しました。

上への逃がしに好反応!

実際にコレを他の場所でも試すと、やはり”上への逃し”に好反応で、特に川の流れが止まっていていまいちバスのスイッチが入りきらない場面では、それがバイトトリガーとなっていて、普通にシェイクだけでは食わせきれないバスに口を使わせていくことができています。

最後にタックルですが、ややこしいカバー周りでのアプローチということもあって、信頼できるタックルが絶対マストとなります。

・ロッド…ポイズンアドレナ268M+
・リール…ヴァンフォード3000MHG
・ライン…PE1.5号(リーダー:フロロ16ポンド)

掛けてから魚に主導権を与えないロッドでありながらも、キャストをピンに決めたり、繊細なシェイクを入れたらするなど…ロッドには器用さも求められます。
アドレナはどのモデルもとにかくバットパワーが強いので、そんな相反する要素がバランスよくロッドに詰まっているので、掛けてからの安心感はとにかくハンパじゃないです‼︎

真冬の浮いたバスを狙うパワーフィネスでもこのタックルが同じように活躍しますので、一本あると季節問わず相当使うシチュエーションやタイミングは多いかと。

場所の見極めをしっかりして、的確なアプローチを続けることで出会える現状の大江川でのバスフィッシング。
めちゃくちゃ楽しいので、ぜひ一度この夏シーズンに向けて試してみてくださいねー‼︎