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ショアキャスティングから大物と真っ向勝負!パワーマスターの最強な1本

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ショアキャスティングを網羅!
パワーマスター

2022年にフルモデルチェンジを果たし、現代シーンにマッチしたショアプラッギング&ジギングを網羅する全11モデルがラインナップされるテンリュウ「パワーマスター」。

今回は、その中から推奨タックルとしては唯一の「PE8号」以内を範囲とするヘビーショアジギング&プラッギングモデルのPM9102S-XXをピックアップ。

パワーマスターは、先に述べたようにショアゲームを一手に担う存在で、元々はパワーマスター・プラッギング、パワーマスター・ライトコア、パワーマスター・ヘビーコアといったかたちで使用ルアーやラインによってカテゴライズが分かれていた(パワーマスター・サンドウォーカーは現行)。

その全てを一新し、ライトからヘビーまでまとめた一大ショアキャスティングゲームロッドシリーズとなっているのが現行の「パワーマスター」。

最強のPM9102S-XX

さて、その中でPM9102S-XXは端的にいえば最強モデル。全機種のスペックで比較すると以下のようになる。

品名 タイプ 全長
( m [ft])
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
ルアーウェイト
(g)
ライン
(PE/号)
最大ドラグ
(kg)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格
PM972S-M S 2.92[9’7″] 2 RF 150 MAX60 (Best Plug 30 , JIG 40) MAX 3 4 410 2.1 204 99/1 ¥46,500
PM972S-MH S 2.92[9’7″] 2 RF 150 MAX80 (Best Plug 50 , JIG 60 ) MAX 3 4.5 410 2.3 215 99/1 ¥48,000
PM1022S-M S 3.10[10’2″] 2 RF 159 MAX60 (Best Plug 30 , JIG 40) MAX 3 4 455 2.0 214 99/1 ¥48,500
PM1022S-MH S 3.10[10’2″] 2 RF 159 MAX80 (Best Plug 50 , JIG 60 ) MAX 3 4.5 455 2.3 233 99/1 ¥50,000
PM1102S-MH S 3.35[11’0″] 2 RF 171 MAX80 (Best Plug 50 , JIG 60) MAX 3 4.5 465 2.4 298 99/1 ¥56,500
PM1072S-MH S 3.23[10’7″] 2 RF 166 MAX100 (Best Plug 50 , JIG 80) MAX 3 4.5 425 2.5 271 99/1 ¥54,000
PM1263S-MH S 3.81[12’6″] 3 RF 133 MAX100 (Best Plug 50 , JIG 80 , FloatRig 60) MAX 3 4.5 510 2.6 345 97/3 ¥62,000
PM1002S-HP S 3.05[10’0″] 2 RF 156 MAX100 (Best Plug 70 , JIG 80) MAX 5 7.5 495 2.4 380 97/3 ¥57,500
PM1002S-HH S 3.05[10’0″] 2 RF 156 MAX120 (Best Plug 90 , JIG 100) MAX 6 9 495 2.6 385 98/2 ¥58,500
PM1002S-X S 3.05[10’0″] 2 RF 156 MAX150 (Best Plug 120 , JIG 130) MAX 6 9 495 2.7 395 99/1 ¥59,500
PM9102S-XX S 3.00[9’10”] 2 RF 154 MAX180 (Best Plug 140 , JIG 150) MAX 8 10 495 2.8 432 99/1 ¥60,500

遠征先の離島で大物との真っ向勝負、ヘビーウエイトルアーを太いラインシステムしっかり飛ばしてファイトすることを想定したスペック。

具体的なタックルバランスとしては、大型SWスピニングの10000~18000番・PE5~8号・リーダー30~50号ほどを軸に扱いやすいモデル。ルアーMAXは180g。ベストに扱いやすいのはプラグで140g、ジグで150g前後。

その一例として、テンリュウ公式Instagramから…。

 

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現行のパワーマスターは、前作と比較するとフルモデルチェンジにあたりさらに遠投性を求め、比較すれば張りの強さを感じられることだろう。前作よりも高弾性化しスパッと飛ぶキャストフィールとシャキッとした操作感は向上。

しかしながら計算されたテーパーとC・N・T(カーボンナノチューブ)コンポジットで、張りを出すことで失われがちな粘りも驚異的なものに。最後まで取り込める仕様は、これまでのイズムを継承している。

またPM9102S-XXに関していえば、ガイドのトップリング径が#16と大口径。太いラインシステムを使用した際の抜けがよい。ティップからベリーまでKタイプのダブルフットとし、それをダブルラッピング。ガイド設計の快適さと強度も大物相手を想定した仕様となっている。

また、ターゲットとする魚を想定すると、キャストしてすぐ釣れる…というものではない。キャストし続けることも大切。その際に9フィート10インチという10フィートを切るレングスは負担軽減につながるはずだ。

フォアグリップはライトクラスモデルと比較しロング化され、いざビッグファイトが始まれば、しっかりとグリップしながら対峙できる。

またグリップエンドにBRCを採用。ソフトギンバルも付属する。

パワーマスター最強の1本で、レコードフィッシュを狙ってみてはいかがでしょうか?

出典:YouTube「TENRYU CO.,LTD」

テンリュウ公式「パワーマスター」詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。