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きっかけは、いつの間にか…

連載:加来 匠レオン「ライトゲームマニア」
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先週のことですが、ある若者に関するちょっとしたエピソードがありました。今回はその模様をちょいとご紹介しておこうかと…。

レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール

加来匠(かく たくみ) 中国&四国エリアをホームグラウンドとし、メバルやアジ、根魚全般の釣りを得意とする生粋のソルトライトリガー。レオンというのはネットでのハンドルネームとして使い始めたが、いつの間にか、ニックネームとして定着。ワインドダートやSWベイトフィネスなどを世に広めた張本人、新たなスタイルを常に模索中! 「大人の遊びを追求するフィッシングギアを提供する」ことを目的としたプライベートプロダクション「インクスレーベル」代表もつとめる。

青年の名は檜垣 敦哉(通称あつあつ)くん。

彼はこの2〜3年の間にスルッといつの間にか、本当にいつの間にか、気がつけばオフィシャルスタッフ間に事実上の仲間入りを果たしているのです(笑)

そもそもですが、この2〜3年オフィシャルなロケやストアイベントやショーなどの場面などに何故かいつも登場。例えば一昨年、昨年に行った橋本 祐輔のミドゲーロケやボートマゴチロケでちゃっかり共演。

そしてさらに先週急遽行った魚岡 翼のキジハタロケの際にも、「お手伝いします!」と荷物運び&カメラマンとして押しかけ参加。しかもこのあつ君は釣りの腕の方もなかなかで、製品プロモーション的にオカッパリ宣材写真が欲しい時にきちっと釣ってくる。

例えばスワシャでランカーキジハタ。

ナッゾでランカーマゴチ。

それから驚きのメーター近いサワラなど…。

たいしたモンです。いずれも短期間でそう簡単に出せる釣果ではありません。

当日、そんなあつ君に自宅(広島)まで来て貰い、ロケ地である山口県まで僕のランクルで一緒に行くことに。そして道中1時間ちょいのドライビングの間、せっかくだから何かのネタに動画でも撮っておくかとゴープロをセットしてダベリング。これがなかなか面白かった。なんとあつ君、実は小学生(高学年)の時に雑誌とYouTubeで僕のことを知り、それがきっかけでルアーフィッシャーの道を歩むことになったのだと…。

孫が僕の後を追ってくれているような感覚に陥り、ちょっと感動(笑)ということでその模様をアップしましたのでご覧ください。

サポーターの若者(あつあつ君)とダベリングドライブ【レオンの深釣り堀番外編】

出典:YouTube「INX tv」

ナチュラルが一番のきっかけ

そして改めて陰に日向にINXをサポートしてくださるスタッフさん達との出会いも振り返ってみると、古い友人かもしくは友人からの紹介がほとんどというのが実態…。

よく「どうすればテスターになれますか?」とか「いつ募集されますか?」といった問い合わせをいただくのですが、僕の理念として、モニターは別としてスタッフは基本的に募集採用するものではありません。自然な出会いが育むものと思っています。

ということで今回はオフィシャルスタッフのみとなりますが、古い順(20年以上前!?)に掻い摘んで出会いのストーリーを紹介します(APGメンバー他は今回割愛させていただきます)

これが20年前ごろの僕。

橋本佑助(ゆーすけ)

彼が高校を卒業したか大学に入った頃かの22〜23年ほど以前、ベテランアングラーが集うプロショップ「バク」で出会う。当時その輪の中にいた釣り人としては圧倒的に若い釣り人だったが、それ以降親交を重ねる。お父上は僕と同じ年の生まれだとの事で、まさしく親子的な立ち位置で長らくINXを縁の下から支えてくれているスタッフ。

知久正二三(チキュー)

出会いはゆーすけとほぼ同時代の20年ほど前。仕事都合で良く横浜へ行っていた際に釣友つながりで知り合い、僕が「レオン」であることなど全く知らないまま釣行を重ねる。人柄と釣りスタイルがあまりに僕との相性が良く、スタッフというよりは完全に僕のポン友。当初彼は嫌がっていたが、INX設立時に無理を言ってお手伝いをお願いすることに。フルキャストマシーンIRCT産みの親でもある。

田中もきぎ(もっきー)

出会いは15年?ほど以前の大阪FSブリーデンブースにて。その後、とあるきっかけで錦江湾(ボートロック)へ一緒に釣りに行き、その釣りスタイルのカッコ良さと船中一番の釣果に惚れる。Fish.INおよびINX創設時からフィールドスタッフをお願いし、さらに2022年5月に営業職としてINXへ招聘。

魚岡翼(つん)

出会いはFacebook。僕のプライベート釣行の圏内である山口県において、やたらデカイ魚(キジハタ・マダイ・メバル)を釣りまくっている若いアングラーを発見。地元に精通している僕だから分かるその釣果の凄さは到底見過ごすことができるものではなかった。INXのキジハタエースの座は伊達ではなく、今後もそれを実釣を持って証明し続けることだろう。

松永啓(まっつん)

羽田に素晴らしい遊漁船船長が居ると知久さんに紹介を受ける。何度か交流を重ねると、彼はフリーランスではあるものの紛れもなくプロアングラーだった。一時期ヒューマンアカデミーに在籍するなどそもそもプロ志向なのだが、特にルアーやロッドビルドに関しての含蓄と経験は完全に職業人そのもの。今後のINX製品開発に大きく貢献してくれることだろう。

影山ちひろ(ちーちゃん)

知久さんが釣り場で出会いそのスタイルと人物像に一目惚れして激推し。まっつんと共に2023年よりオフィシャル活動に参加。プロモーション的にも欲しかった「本格磯師」でもあるが、彼は本業がWEB系の編集者であり、その文系の能力やマーケティングに関する知識は今後INXの大きな戦力となるのは間違いないだろう。

山﨑正人(まーくん)

元々は友人である入江プロが運営するアゴプロダクトの若きテスター。入江氏の元、プロ釣り師としての気概やスキルを磨き、地元紙のみならず全国紙にも寄稿する新進気鋭のアングラーだが、2024年よりアゴプロとインクスレーベル掛け持ちで活躍中。また魚岡をはじめ、前野や檜垣などとの交流も積極的に深めるなど、その朗らかかつおおらかな人間力で次世代を中心で担ってくれる事になるだろう。

前野 巧磨 (ぜんさん)

出会いはTwitterだが、一言で言えば「素敵な若者発見」というのが素直な感想。釣りの実績もだが、そんなことより何より重要なのは「人間性」だというのが昨今の僕の方向性。プロスタッフの条件として「釣りが上手い」というのは入り口でありただの最低条件に過ぎない。どれだけ釣りの楽しさと人生の糧としての釣りの大切さを伝えてくれるかだ。まーくんと同じく2024年からオフィシャルで活動を開始。

とまあ、書いていて改めて思うのだけど、若いって素敵だね^^

今年からグッと平均年齢が下がったINXと、その中心になっている若きスタッフ達の応援をぜひよろしくお願いいたします。