昨年登場し、抜群の飛距離と水押しの強いアクションで話題となった、「ミラージュJT128S」。
全長 | 自重 | タイプ | フック |
128mm | 28g | シンキング | #5 |
そんなミラージュJT128Sは、昨年の秋から冬季にかけ、東京湾奥の河川で爆発的な釣果を叩き出しました。
他のルアーでは反応ない中で、なぜかチューニングを施したミラージュだけに反応があり、SNSでは詳しく教えてほしいとの声も多く届きました。
そのチューニングとは…通称「風来チューン」。
そこで今回は、トレフルクリエーションの関東テスター・大坊氏が生み出した、ミラージュJT128Sのチューニング「風来チューン」の詳細に迫ります。
関東発!大量のベイト・乱発するボイルに対応する
ミラージュJT128S風来チューン
初夏から秋冬はイナッコ(ボラ)やコノシロが河川内に大量に溜まりだし、大型のシーバスが釣りやすい時期となります。
しかし、連日連夜アングラーが横並びに釣りをしている関東の激戦区では、ボイルしていてもルアーに食わないことが多々あります。
そんなときに試してほしいのが、トレフルクリエーションの関東テスター大坊が生み出したミラージュの風来チューンです。
この風来チューンは簡単な3ステップでできます。
ルアーのチューニングは、難しい・面倒なイメージがありますが、誰でも手軽にできるのが風来チューンの良いところです。
また、ジョイントルアーと聞くと、ロッドでアクションを付けたり、小難しいテクニックが必要なイメージがありますが、風来チューンはロッドアクション不要です。
タダ巻きとリールの巻き速度の緩急のみで、ルアーが水中で横っ飛びしたり、食わせの間を演出してくれます。
そして、ノーマルでも飛距離が出るミラージュですが、風来チューンを施すと、より飛距離が出る方も多いとのこと。
誰でも簡単にチューニングでき、魚を釣ることができる、それが風来チューンなのです。
風来チューンは3パターン!
ベイトや水深、その日の状況で使い分けるべし!
風来チューンは大きく分けて3パターンあります。
その日のベイトおよびシーバスのレンジに合わせて、使い分けてみてください。
ハンドルを高速で1回転からの止める、要はリーリングジャークを繰り返すと、水中でドッグウォークをします。表層付近でシーバスがボイルしているときにオススメです。
キャスト後、ボトム付近まで沈ませ、①同様、ハンドルを高速で1~2回転・止めるリーリングジャークを繰り返してください。表層で反応がない時にオススメです。
また、こちらの使い方はタダ巻きでもぜひ使ってみてください。
ノーマルのミラージュに比べスライド幅は減りますが、独特の揺らぎが出ることで、ノーマルでは釣れなかったシーバスや激戦区の明暗部にオススメです。
実は昨年の秋、関東のテスター大坊や彼の友人はこのチューニングで一番釣果を上げたとのこと。
ボトムまで沈め、リールを1秒1回転で巻いてみてください。水深のあるエリアやボイルが終わったタイミング、冬季にオススメです。
また、バイブレーションプラグだとバイトはあるものの中々食わないときに、リーリングジャークをすると、食ってくることも多いです。
まさに「締めのミラージュ」に持って来いです。
風来チューンの注意点
風来チューンはウエイトが重たくなるので、キャストの際は垂らしを長めに取り、ゆったりとしたフォームで投げることを推奨します。お手持ちのロッドのキャストウエイトにご注意ください。
テールの変更だけでも劇的変化?
あなただけのチューニングでライバルに差をつけろ!
ミラージュJTシリーズの128S・161SSは、テールのサイズは違うものの、互換性があるため、どちらのテールも取り付けることができます。
128S用のテールは流れが速いところ、飛距離を出したいとき、ボトムまで早く沈めたい時に有効です。
逆に161SS用のテールは大きく浮力があるので、上のレンジを攻めたい時、流れの緩いエリア、ルアーをアクションさせて食わせたい時に有効です。
今回紹介しました風来チューンや、テールの変更によるチューニングが楽しめるのが、ミラージュJT128Sをより楽しむ、使用方法だと思います。
ぜひ、変幻自在なミラージュJT128Sで、思い出に残る魚を手にしてください。
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