【型破りなルアーローテーション術！？】ショアジギングでの初場所、どう攻略する？

2024年06月09日

突然ですが、みなさんは初じめての場所でショアジギングをするとき、どのように攻略しますか？

セオリー通りトップウォーターから？それともジグで遠投して沖から攻めますか？

その答えは人によって様々かと思います。今回はそんな初場所攻略の参考になる内容をお届け！

沼島で青物ハント！ロックショア初場所でのショアジギング攻略法！

パームスの若手アングラー、吉田匠さんによるロックショアでのショアジギング動画！

今回の舞台は兵庫県の沼島。実は吉田さんにとっても初となるフィールドでしたが、バッチリ狙いの青物をキャッチすることができました。

パームスの新進気鋭のアングラー。ロックショアからキハダやブリなど多数仕留めるなど、若手ながらも数々の実績と経験を持つ実力派！ハードなロックショアから、シーバス、サーフ、トラウト、ライトゲームまで、ショアからの釣りを幅広く行う。今後の活躍に注目です！

初場所ではいち早く情報を把握する！

ポイントに到着して、吉田さんが最初にチョイスしたルアーはスリムシルエットのメタルジグ「ジガロ」マグマフルシルバーの100g。

マズメが絡む時間帯、なおかつ初場所であればトップウォーターで表層から探っていくのがセオリーと言われています。

ではなぜ、あえてジグをチョイスしたのか…。

その理由が、潮流や地形、水深といった情報をいち早く把握するため。使い慣れたジグを広範囲にキャストして探ることで、周囲の水中のイメージを掴みやすくするのだそう。

また今回チョイスしたジガロは各性能のバランスに優れているオールラウンダー的存在。

ジャークする際のレスポンスの良さはもちろん、フォール時の姿勢も多彩で口を使わせやすい魅力も備えています。シルエットもロングシルエットではありますが、潮受けもよくアクションさせた際も適度に抵抗感を感じることができるので、潮流のちょっとした変化や重みなどもとらえやすいとのこと。

足元付近の手前からフルキャストした先など、着水からカウントを取ることでおおよその地形を把握。

青物の活性は潮の変化に大きく左右されます。潮が効いている時間帯などはマズメ時と同様にチャンスタイムでもあります。もちろんタイドグラフなどで潮の上げ下げを知ることができますが、実際の水中では潮流の変化が常時発生しているもの。

だからこそ、まず最初に潮の流れ具合や地形、水深は先に把握することで、より効率性を高めることができるのだそう。

ポイントに到着後、状況を探るために「ジガロ」で周辺をサーチ。

最初は潮が効いてる様子もなかったそうですが、一瞬ジグの抵抗感が増したエリアを発見。その次のキャストで重点的に潮が重たくなったエリアを探ったところで、ファーストフィッシュとなるハマチをキャッチ！

まさに吉田さんの攻略方法が見事にハマった瞬間といえるでしょう！

実際、ヒットした状況は表層から中層で潮の流れが大きく変化していたそうで、特に中層まではジグにかかる潮の圧が明確だったとのこと。

2匹目も同様のエリアからヒット

続く2匹目も、同じ潮の効いた中層からワンピッチジャークでヒット！

1匹目の解説をしていたところで、サイズアップとなるハマチをゲット！

この一瞬の地合いを見逃さなかったのも、ジグで丁寧に探っていたからこその釣果といえるでしょう。

今回、メインで活躍していた「ジガロ」。前述したようにバランスに優れているのが特長です。

ですが、もう一つ吉田さんが愛用している理由が、シャクリやすさ。

ロングシルエットでウエイトも100gとなると、シャクリ続けるにはそれ相応の体力を消耗します。しかし、「ジガロ」はレスポンスもよく、それでいて操作した時の抵抗感も少なめ。

ロッドを大きく動かすワンピッチジャークや、ジャカ巻きと言われる細かいピッチでの高速巻きなど、様々な動きに対しても負担が少ないのが特長となります。

負担が大きいジグの操作はどうしても集中力持続しにくく、加えて一日中シャクリ続けるにも、適度な休息が必要となります。当然のことながら水中にジグを入れておく時間が長ければ長いほど、ヒットチャンスは多くなります。そうした一日のトータルのバランスで見ても「ジガロ」は非常に優秀なジグといえるでしょう！

まだ「ジガロ」を使用したことがないという方は是非一度、手に取って使ってみてはいかがでしょうか？

そのポテンシャルの高さを体感してみてください！