快適な着用感を生むジャパンフィットのオリジナルフレーム。
可視光線透過率の高いレンズの採用。
“全てはより多く、より大きなターゲットを釣る”をモットーに、アングラーの視界を常に明るく保つフィッシング用偏光サングラスを数多くラインナップ。
TORHINO(トライノ)
前回に続き、今回も注目アイテムの紹介になります。
サイトフィッシングを得意とするアングラー、それから偏光サングラスとしての機能は十二分、釣りと私生活をお洒落に過ごしたい方に必見な2アイテムの魅力に迫ります。
KIFARU
NYOKA【TORHINO(トライノ)】
2020年のブランド立ち上げ時にプロスタッフである“浦川正則”さんの意見をフィードバックし、仕上げられた「KIFARU」と、大型レンズの採用で広い視界を作り出し、お洒落で釣りはモチロン私生活やドライブなどでも活躍「NYOKA」の2アイテムを紹介。
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TORHINO(トライノ)公式「KIFARU」詳細ページはこちら
TORHINO(トライノ)公式「NYOKA」詳細ページはこちら
使用レンズについて
では、両モデル共通する特長を。
使用レンズから解説していきますね。
「TORHINO(トライノ)」は全レンズ共通して、“CR-39素材”に偏光度の高い30ミクロンという繊細な特殊偏光フィルターを国内で一枚一枚緻密に手作業で挟み込まれた、コンベックス社製の純国産偏光レンズが使用されています。
レンズの特長としては“透明度が高く歪みが少ない”というトコロ。
偏光度に関しても全レンズ共通して98%以上。暗いレンズは当然、明るいレンズに関しても、同レベルで水面のギラつきを抑え、可視光線透過率もカナリ高いことから、朝夕やローライト時でも明るい視界を確保してくれます。
そもそも“CR-39素材”とはガラスレンズと比較して“軽量で耐衝撃性に優れている”偏光レンズの元となる素材。
プラスチックレンズの中でも、トリアセテート、ポリカーボネイト、アクリルより歪みが少なくて透明度も高く、クリアな視界を確保したレンズ。
そんな“CR-39素材”をメインに、さらに“ポラウィングSPX”と“ポラファイン”という2種類のレンズから選ぶことができます。両レンズの違いは大きくコーティング方法。
では、各レンズの特長を紹介させていただきます。
高い可視光線透過率で明るさを確保しながら、偏光度99%以上を維持する純国産ハイエンドモデル。偏光レンズのデメリットと言われる、偏光膜の剥がれに対しても十分な強度を保ち、矯正レンズで用いられるモノマーキャスト製法によって、レンズカーブや歪みに対しても高い機能性を実現。
マズメ時の薄暗い時間帯でも、一般的な偏光レンズでは難しい、明るい視界を実現。高次元で水面のギラツキを軽減します。
では、そんな“ポラウィングSPX”に施されているコーティングがこちらになります。
後程解説させていただく、“ポラファイン”よりコート層が多く、レンズ裏側と表側の2面に“超撥水コート”、“マルチコート”が備わっています。前者は傷つきや反射による映り込みの軽減、撥水性が高くなるメリットを秘めており、後者は可視光線透過率をさらに高めると共に、ミラー加工を施した際に剝がれにくいというメリットも。
CR-39素材の高い透明度・耐久性をそのままに、コストパフォーマンスに優れたレンズ。裏面にARコーティングが施され、反射と映り込みを軽減することで、透過光が多くなり、明るい視界を得ることができます。
“ポラファイン”に施されているコーティングは以下の通り。
“ARコート”により“光の反射や映り込みを軽減”。眩しさを抑える以外に、レンズ裏面に自分の目が移り込むことも無くなり、水面をよりクリアに映し出してくれます。
全レンズカラーの概要と見え方は以下の動画を参考に!
出典:YouTubeチャンネル「TORHINO_official」
より使用レンズに関する詳しい情報は以下をチェック
使用フレームについて
レンズに続き今度は使用フレームについて紹介。
こちらもカナリ拘られており「TORHINO(トライノ)」のフレームは全て、“フレキシブル・ノーズパット”と“フレキシブル・テンプル”という、その場で自分の顔にフィットできるように、調整可能パーツが標準装備。長時間使用時でも微調整を施すことで、疲労感を軽減するというメリットを秘めます。
また、熱しても形状が変わりにくく軽量なTR-90素材(NYOKAフロント部に使用)と柔軟性と高級感のある見た目が特長のアセテート素材(KIFARUとNYOKAのテンプルに使用)がフレームに採用、日本人の顔に合わせられたカーブに調整が施されていることで、装着時に疲れにくいと共に、視界もゆがみにくく集中力持続に貢献。
では、ここからは各モデルそれぞれの特長に移りたいと思います。
KIFARU【TORHINO(トライノ)】
“浦川正則”さんの理想をフル採用、視界の広いスクエア形状の「KIFARU」。
視界の広いスクエア型のフロント、両サイドは光や風の侵入を防ぐ形状で、フロント、テンプル両方に高級感の漂うアセテート素材。フィットしやすい柔軟さが特長に。
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開発経緯は“浦川正則”さんが当時使用していたサングラスの課題を解決しようとしたことが始まり。より水中の情報を伝達し、魚を見つけやすくするために、両サイドのフレーム部分には、バイクのカウルのようなパーツを追加。サイドシールドと呼ばれるような外付けパーツの役割を始めから担うことで、光や風が入りにくくなります。
さらにテンプルを横方向へ広くすることで、コメカミが痛くなることなく、より水中を見やすくすると共に、集中力持続にも貢献。
フレーム素材にはアセテートが使用されているため、ツヤのあるキレイな見た目を生み出してくれる他、フレキシブルテンプルの可動域も根元から先端まで広いのも特長。デザイン面にもカナリ拘られ、「TORHINO(トライノ)」を代表する“サイ”のロゴがメタルプレートの埋め込みによって、高級感のある見た目に。
管釣り、エギング、バスフィッシング。
主にサイトの釣りを得意とする方にオススメなフレーム。以前紹介させていただいた「bundi」より、さらに実践向けではあるが、その分他モデルより僅かに自重があるため、軽量重視の方には他モデルが向く場合もありますが、その分風や光を遮断したりフィット感など、他のメリットがカバーすることで、使用感のストレスも無いハズ。
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Size | Frame | Lens | Weight |
64□17-125 | Acetate/8curve | CR-39/Polarized | 47.7g |
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NYOKA【TORHINO(トライノ)】
大型レンズの採用で視界の広さはシリーズ最大、ウエリントン形状の「NYOKA」。
フレーム素材にはフロントに軽量のTR-90素材を使用、テンプルにはフィッティングしやすいアセテート素材を、適材適所に使い分けられ正に素材の“イイとこ取り”。
同じウエリントン形状の“MAMBA”に比べて大型で角ばった見た目も特長。釣り、アウトドア、ドライブ、私生活などなど…。幅広いシーンで活躍します。
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開発経緯は、当時同じウエリトン型で以前紹介させていただいた「MAMBA」が出ており、こちらは下側が丸みを帯びた、正に万人受けする形状であったため、もう少し攻めたデザイン…もっと大きく角ばっているようなストリート系の要素なども融合させた偏光サングラスが…当時流行っていたこともあり、一般ユーザーからのリクエストも多かったことで、開発を始動させたことが始まり。
フレームに関して、お伝えしたように適材適所でこのフレームに対して、パーツごとに合う素材が使われています。フロントには軽さ重視のTR-90素材、そしてテンプルには角度調整の可動域をできる限り広げたいという意図によってアセテートを使用。コレによって軽量さを維持しつつ、シッカリ現場で使い手の顔にシッカリ沿う調整が可能に。
釣りと私生活で併用したい方にオススメ。
比較的、ガッチリ体系の方に似合いガチ。丸顔やベース顔、体格ガッチリ系の方や、ストリート系のファッションが好きな方にもオススメ。
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Size | Frame | Lens | Weight |
60□16-140 | Acetate/6curve | CR-39/Polarized | 46.8g |
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着用時のワンポイントアドバイス
出荷の際、ノーズパットが初期設定位置にあるため、人によれば若干下へ下がり気味になる方も。そんな時は、ノーズパットを中央に寄せる設定を行っていただくことで改善します。頬骨にフロント枠の下側が当たってしまう方に関しては、ノーズパット根元部分を持ち、先端をフレームから離す方法が有効に。
今回は「TORHINO(トライノ)」の「KIFARU」と「NYOKA」の2フレームの魅力に迫りました。釣りだけの使用、サイトフィッシングを極めたい方は前者を。
私生活と釣りで併用して、お洒落に何事も楽しみたい方は後者を。ぜひ、ご自身のスタイルに合ったフレームをお選びください。