ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

京都の人気リザーバー「日吉ダム」最新情報【爆釣タイミング予想は5月末~6月2週目】

寄稿:志達海輝(しだつ・みら)
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

志達 海輝(SHIDATU MIRA) プロフィール

京都府出身の若手アングラー。若手アングラーながらサイト、ライブサイト、フィネス、ストロングスタイルなどバランスよくこなす。2023年より国内最高峰のトーナメント、JBトップ50に参戦。JBトップ50参戦初年度で年間成績5位の成績を収め、今後の活躍が期待される選手。なお現在、日吉ダム、東条湖、七色ダムでガイドも行っている。

こんにちは!エバーグリーン プロスタッフの志達海輝(しだつ・みら)です。
昨年よりトップ50シリーズに参戦、普段は地元・京都の日吉ダムや東条湖、七色ダムなどでガイドを行っているのですが(ミラガイドサービス)、今回はホームグラウンド!日吉ダムの最近の状況をレポートしたいと思います!

最近の日吉ダムの状況なのですが、本来なら5月のGW明けから下旬にかけての時期は、釣果が上がってくるタイミングなのですが、今年は、季節の進行が2週間ほど遅れている感じ。

なので、今年に関しては、恐らく5月末から6月2週目の間にめちゃくちゃ釣れるタイミングが来るのでは⁉ と思っています!

これからの時期はエビ食いバスとベイト食いバスの両方が狙える!

なぜそのタイミングで釣れるようになるのか? というと…。実は、日吉ダムでは4月から徐々に水位を落としていくのですが、その水位が下がるタイミングでバスの大好物であるエビやアユ、ハスが、バスが捕食しやすいポジションに増え、結果的に、エビ食いバスとベイト食いバスの両方が狙えるようになるからなんです!

さて、ここからは、そんな時期の私のオススメの釣り方をご紹介します!

サイトフィッシングでエビ食いバスを狙う

オススメの釣り方ですが、まずはサイトフィッシング!
基本的にはエビ食いバスを狙うのですが、風の当たらないワンドに冠水植物やストラクチャーがあれば、かなりの高確率でサイトでバスを見つけることができると思います!

見えバスに対して私のオススメルアーは以下の5種!

ボウワームヌードル
ゲジー
C4シュリンプ
ギスモ
ラストエース80F ホバスト

ホバスト、ギズモ以外は、基本的にはノーシンカーか軽いダウンショットで狙うのがオススメです!
ちなみにラストエース80Fのホバストは見た目はベイトフィッシュですが、漂う海老のようにスローに誘えるので、エビ食いバスにも有効なんです。去年かなり釣れましたので、ぜひ試してみて欲しいです!

 

風で濁りの入った土系バンクで
アユ食いバス&ハス食いバスを狙う

あと、日吉ダムは土系のバンクが多いので風が吹くとよく濁ります。
風の当たる濁ったエリアに行くとアユとハス食いのバスが狙えます! その場合のオススメルアーは以下の通り!

ジャックハンマー3/8oz 1/2oz
・トレーラーにラストエース128S
Dゾーン1/2oz

これらを破綻しない限界の速いスピードで巻き続けていると、かなりいいバイト取れると思います!

以上が、5月下旬から6月の日吉ダムでの私のオススメの釣りです! これからの時期は特に狙って連発させやすいタイミングなので、ぜひ日吉ダムでの釣りを楽しんでくださいね!

なお、日吉ダムでガイドも行っているので、ミラガイドサービス (https://mira.bassguide.jp/)もぜひよろしくお願い致します!
日吉ダムで一度釣りをしてみたい! 日吉ダムでの釣り方を詳しく教えてほしい! という方など、ぜひお越しください!

 

2024年3月に放送された、日吉ダムで行ったTV番組「The Hit」のロケ映像が、YouTubeで配信中!

2024年3月放送された、日吉ダムで行ったTV番組「The Hit」のロケの映像が、YouTubeで配信されていますので、チェックいただけるとウレシイです!

2024年3月13日放送【The Hit】「試合モードで出したぞプロ技プリスポーン2発!」

出典:YouTubeチャンネル「サンテレビ」

そのロケ時の模様も以下にレポートしたので、こちらも合わせてチェックしてもらえるとウレシイです!

昨年末から記録的大減水だった日吉ダム。撮影前に水位がかなり回復したのですが、急な増水過ぎてバスが全然ついて来れていない状態。まだまだ寒い早春ということもあり、時期的にも厳しいロケになりましたが、50アップを2本キャッチすることができました!
ロケ当日は朝が冷え込み、昼過ぎから暖まる予報だったので、朝はリアクション系の釣り方、暖まってからは喰わせの釣りを展開しようと考えていました。

ジャングルウォーカー5/8ozで、3キロオーバーの50アップをキャッチ

まずは朝のリアクション系の釣り方として使用したのが、ジャングルウォーカー5/8oz
それで開始早々にプリスポーン、3キロオーバーの50アップをキャッチ!

エリアは水深があるワンド。水温変化が少なく、大きなレイダウンがある場所でした。いわゆるそのフィールドの一級エリア。

僕のイメージは、朝の冷え込んだタイミングは一級エリアでじっとしていて、陽が差して暖まってからエサを求めて一級エリアを離れて動き出すバスを、動き出す前の時間帯にリアクションで喰わせてしまうというものです。

この時期スピナーベイトは朝に良く釣れるのですが、その理由の1つは水温が低いから。活発に動けない寒いタイミングで、わざわざエサを喰おうとしていないバスの目の前に、インパクトのあるルアーをいきなり通すことで、反射で喰わせてしまうことができるからです。

一方、暖かくなる昼からエサを喰おうとしているバスには、ミドストが効くようになります。

使い方はよく言われるスローロールでしたが、キモは「物に当てること!」です。その方がよりリアクション効果が高くなり、この時期のこの時間帯のバスをバイトさせやすくなります。今回のように無風でも、反射で口を使わせる威力があります。

ロッドはオライオン・スカイソード68Mを選択。特にこのような寒い時期には、スカイソードのようなティップが入るロッドを使用することで、物に当てた時にルアーが綺麗に抜けてきてくれるのと、貴重なバイトを弾かないのでオススメです!

 

その後、TGブローフェイススタビルと試してみましたがノーバイト。そろそろミドストが効く時間帯かと思いましたが、その前にクラップバザーのノーシンカーの巻きを試してみました。

これはサーチベイト的な役割で、テールが動くか動かないかの速度でゆっくり中層を巻いてくるだけで、魚を引き寄せてくれます。上流のワンドでクラップバザーを巻いていると、2匹追いかけてきたのですが、喰わせられず。

そこで、ルアーサイズをダウン、バスエネミースティック4インチ1.8gのミドストを投入。しかし、反応がありませんでした。そのままワンドの奥に流していくと、見えバスが。今度は、ラストエース80Fの0.6gホバストで中層をさらにゆっくり、ミドストよりも点で釣るイメージで狙います。レンジは1.5mくらいでルアーが目で見えなくなるくらいのレンジです。。

ラストエース80Fの0.6gホバストで2本目の50アップキャッチに成功

ルアーチェンジして3投目くらいでバスがチェイスしたことを魚探で確認できたので、そのままホバストを続けているとバイト!2本目の50アップをキャッチできました! ルアーのサイズとスピードがバッチリハマって獲った1本。

ラストエース80Fのセッティングは、0.3gのネイルシンカーを2本とホバストフック#3番を使用。
アゴとお腹にできるだけ低重心でネイルシンカーを入れると、水平姿勢になり綺麗にホバストできます!

ロッドはオライオン・フリーウィルを使用してPEライン0.4号をセッティング。PEラインは軽いので、ラインの重さでルアーが手前に寄りにくくなり、点を釣るイメージでホバストがやりやすくなるのでオススメです。

以上、なんとかいいプリスポーンバスを2発キャッチすることができたロケとなったのでした!

■タックルデータ
ロッド:オライオン OCSC-68M スカイソード
ライン:バスザイル マジックハードR14lb
ルアー:ジャングルウォーカー5/8oz

ロッド:オライオン OCSS-63UL-ST フリーウィル
ライン:PE0.4号+バスザイル マジックハードR5lb
ルアー:ラストエース80F(0.6gホバスト)