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フリーリグチニングの革命的フック誕生か!?【触角フック】

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フリーリグチニングに超気になるフック

ついに…公式WEBサイトにも!

触角フック

この名前、チヌをこよなく愛するアングラーなら今期覚えておいた方がよいアイテムになるのではないでしょうか…。


出典:ラグゼ公式

触角フック

フックといえば…の「がまかつ」。その抜群の実績と信頼は今さら語るまでもないのだけれど、新たに8月の登場を予定しているフリーリグチニング用フック「触角フック」は、その圧倒的な掛かりのよさはもちろんのこと、チニングにおいてどうしても避けられない根掛かりを驚くほど回避してくれるというのだからタマらない。

 

発想の源としてはYukiさん。

掛かりの良さやチヌに多い特有のショートバイト対策として、ストレートフックはその答えになり得るが、ご存じの通り、いかんせん牡蠣殻瀬など底質によっては根掛かりが多発してしまう。メリットは十分に知っているけれど、そんなわけでストレートフックを敬遠していた人も多いのでは?

それなら回避能力にも長けたストレートフックを…ということでYukiさんは、自身でタイイングしてガードを作り使用していたそうだ。ちなみにそのタイイング方法も教室などを開き参加者に教えていたんだとか。

ジワジワと口コミは広がり愛用者も増えていき、まさに触角のように見えるガードがあることにより根掛かり回避性能はやはり目を見張るものがあると評判を得たそうな。

ただ、フック自体は様々な種類を試しながらでもあったという。当然そうした構造の専用フックというものはなかったからだ。

回避能力バツグン、掛かりも抜群

そこにふとしたきっかけで「がまかつ」がYukiさんと邂逅することに。構造上の特性や、チヌ用に求めたいフックの性能を伝えれば、それに応えられる技術がgamakatsuにはあったわけだ。

「触角フック」として採用されたのは、アメリカのみで販売されているプレミアムシリーズ「G-FINESSE STINGER」。そして非常に鈎先の強い「T.G.W(トーナメントグレードワイヤー)」を採用することで、ショートバイトも的確に捉える仕様に。

また、もう一点Yukiさんが推しポイントとしてフィッシングショーOSAKAで教えてくださったのは、ワームのズレにくさ。ショートバイトを捉える性能も抜群な触角フックだが、そうはいっても現実的に100%というのはアングラーの技術によっても難しいところ。その際に大事なのが最初のコンタクトでワームがズラされにくいこと。正しいセッティングであればセカンドバイト、サードバイトとチャンスが増えるという。

さてさて、先に述べたように、フィッシングショーOSAKAでそんな話をしてくれたYukiさん。個人的にも「早く発売してほしいな」と思っていたアイテムだったり(笑)。

根掛かり激減でよく掛かるフックが市販品になるなんて、フリーリグチニングにとってメチャ幸せじゃないですか?それが実績ある、がまかつからとなれば期待せずにはいられない。

発売は8月。時期が近づいてきましたら、改めて触角フックについて根掘り葉掘りしてみましょうかね。

サイズ:#4/#2/#1
価格:いずれも4本入り600円(税別)

ラグゼ公式「触角フック」詳細ページはこちら

がまかつ(がまかつ)

1955年創業。大阪府大阪市に本社を置き、シンガポールに本店を置く。釣り竿、釣り針、ウェアなどをメインに製品を開発・製造・販売を行っており、ルアー部門では「ラグゼ シリーズ」が有名である。