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【シーバスロッド感覚で扱えるショア青物ロッド】ブルースナイパー103ML-Mのススメ

寄稿:猪俣 敬太
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皆さんこんにちは! ヤマガブランクス広報部です。

季節の移ろいを肌で感じ、早くも夏の気配を感じる様になって来ました。

釣りに行くときのウェア選択に迷ってしまう時期ですね。色々な魚種が釣れるこの時期は釣りものにも迷ってしまいますが、これからの時期でオススメしたい釣りが“ショアジギング”です!

これから夏本番になるまでの期間と、夏の暑さが落ち着いてきた秋~初冬までが良い時期で、各地で回遊魚やフラットフィッシュ、ベイトの接岸が重なればシーバスやマダイも視野に入る魅力的な釣りです。

今回は、ヤマガブランクスフィールドスタッフの猪俣氏から頂いた釣行レポートを元に、2024年新製品の「BlueSniper」を使用したライトショアジギング釣行の模様をお届けしたいと思います。

伊豆諸島×ライトショアジギング

BlueSniper【ヤマガブランクス】

2024年にリニューアルした「BlueSniper」シリーズは、PEライン1.5号クラスを使用するライトなモデルから、PEライン6号クラスを使用する大型対応のモデルまで全5機種構成となっています。

ヤマガブランクス公式「BlueSniper」の詳細ページはコチラ

選んだのは「103ML-M」

BlueSniperシリーズは大型青物をショアから仕留めるカテゴリーですが、今回の釣行で使用したモデルは、最もライトな「BlueSniper 103ML-M」。

このモデルは意外なほど汎用性が高く、ライトショアジギングでも使えるロッドです。

舞台は大型連休中の伊豆諸島。日本海県民である私は、ここ数年カンパチに魅了されています。

カンパチは青物御三家の中で最も強いファイトを見せ、根に向かうパワーは1番と感じています。この時期は2kg前後のサイズが中心で、まれに3kg~5kgクラスが混じる状況なので103ML-Mをメインタックルとしました。

ライトショアジギングで使用するジグは、20g~40gが多いと思いますが、今回はジグ30g~40g・PEライン2号+リーダー40LBと大型カンパチのヒットも想定したバランスで挑みました。

シリーズで異質を放つ103ML-M

「103ML-M」は、ジグ30g~40gが最も心地よいキャストフィールで、弾き飛ばす感覚で伸びる飛距離は大きなアドバンテージです。着底させてからのジャカ巻きでボトム中心に探り、4本のカンパチをキャッチ出来ました。

ティップの入りが非常にしなやかで手首に掛かる負担が少なく、ロッド全体でアクションさせた時の衝撃を吸収してくれるので、回遊待ちが長くなる状況でも、疲労感が少なく釣りに集中出来ます。

小型~大型まで対応する懐の広さ

BlueSniper」は、大型青物をショアから仕留めるカテゴリーですが、「103ML-M」に関しては良い意味で異質であり、小型回遊魚から不意にヒットする5㎏クラスまで対応する汎用性があり、しっかりと曲がる設計なので、軽い20g程度のジグでも投げやすく、小型のジグを扱える事は、狙えるターゲットが多数増えて来ます。

シーバスロッドの延長で扱える

シーバスロッドの延長感覚で扱う事ができるので、青物経験が少ない方にもオススメであり、経験値が豊富な方でしたら新たな一手として、1本キャッチする近道になるのではと思います。

タックルデータ

ロッド:BlueSniper 103ML-M

リール:ダイワ 23 ソルティガ5000-XH

ライン:XBRAID FULLDRAG X8 2号

リーダー:XBRAID CASTMAN ABSORBER 40LB

ルアー:AKCraft MARI40g / uroco ウロコジグ40g Seacretオリカラ

以上、フィールドスタッフ猪俣氏から頂いたレポートをご紹介しました。

最後にヤマガブランクス広報部から簡単にBlueSniper 103ML-Mのオススメポイントをご紹介いたします。

BlueSniper 103ML-M ライトショアジギングにオススメな3ポイント

製品名 ルアー ライン 全長 自重 想定ターゲット 適合リール
BlueSniper 103ML-M 20~50g / Jig Max 80g MAX PE 3 3135mm 269g ブリ~10kg / ヒラマサ&カンパチ~5kg D社/S社 4000~6000

ヤマガブランクス公式「BlueSniper 103ML-M」の詳細ページはコチラ

ハイプレッシャーエリア攻略できるロッド性能

レポートにもあったような小型のジグやシーバス用ミノーも使いやすい「103ML-M」は、近年のハイプレッシャーにさらされた近郊のフィールドにおいても、1.5号~2.0号といったラインラインと併せて使用することも相まって、反応しにくい青物もヒットに持ち込める確率を高めることできます。

小型のジグやシーバス用ミノーを使いやすいと聞くと、青物ロッドとしては、「ダルそう」と思われがちですが、反発力(ロッドが曲がってから元に戻る力)が高いブランクを採用していますので、シーバスルアーから80gのメタルジグまでスパッとキャスト、アクションするブランク性能を実現しています。

軽快な使用感

ロッド自重の軽さ・ロッドバランスの良さから、シーバスロッド感覚で使用することが可能です。

ライトに使用する場合はリールもSW4000番クラスを合わせていただくことで、回遊待ちなどの投げ続けることが必要とされるシチュエーションにもバッチリ対応します。

ライトとはいえ良型青物にも屈しないパワー

シリーズの中では最もライトモデルですが、PEライン3号クラスまでのラインに対応したモデルで、ブリ系ですと10kgクラスも視野にいれたパワー設定になっています。

ロッド1本で、今回のレポートのようなPE1.5~2.0号クラスを使用したライトショアジギングからPE3号クラスを使用したショア青物ゲームの2パターンを楽しめるモデルですので、フィールドや狙うターゲットに合わせて青物ゲームを楽しまれてみてはいかがでしょうか。

関連動画

【2024 NEW】BlueSniper 103ML-M キャスト&各種ルアー使用感解説

出典:YouTubeチャンネル「YAMAGABlanks」

ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)

釣竿製造の株式会社山鹿釣具のオリジナルブランドとして2008年に誕生したロッドメーカー「ヤマガブランクス」。より良い製品づくりを目指し、工場内で設計者と職人がコミュニケーションを取れるように、また多くのプロトロッドのテスト・改良をスピーディーに繰り返すために、ブランクの設計・巻きつけ・塗装・組み立て・出荷まで全てを国内自社工場で一貫生産し、その高品質なロッドに定評がある。