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【保存版・チニング】こんな時にはこの色!「コーヴァイチュー」のカラーセレクト術

寄稿:小笠原健太
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コーヴァイチューのカラーセレクト完全解説

ルアーニュースRをご覧の皆さん、こんにちは! スミスの小笠原です。

今回は先日2024年生産分が発売となりましたコーヴァイチューのカラーの使い分けについてシチュエーション別に改めてまとめていきたいと思います。

コーヴァイチュー2.8インチのカラーラインナップの解説となるのですが、そのままフリーリグチニングとしてのカラーの使い分けにも通ずるところがあると思いますので、ぜひとも参考にしてみてください。

小笠原健太(ちゅにてぃー) プロフィール

関東近郊のソルトウォーターゲームをベイトタックルで攻略するのが自身のスタイル。メバルやトラウトなどのライトゲームからオフショアキャスティングまでベイトタックルで楽しんでいる。

コーヴァイチュー2.8 全10色

現在コーヴァイチュー2.8インチのカラーは初回は6色展開でスタートし、今年に4色を追加して合計10色展開となっております。

全10色のラインナップはこんな感じです。

ここからはシチュエーション別にカラーの使い分けを解説していきます。

まずは平常時の水の透明度をつかもう

まずフリーリグチニングのカラーセレクトの基本としてそのフィールドの平常時の水の透明度がキーとなります。

具体的には平常時の透明度が1メートルほどを境に濁り水エリアと澄み水エリアに分けています。

濁り水エリア

澄み水エリア

昼間に水深1メートルほどの場所のボトムが見えるか見えないかで判断すると分かりやすいと思います。

この濁り水エリアと澄み水エリアでベースのカラーセレクトが変わりますので、まずはご自身のフィールドがどちらに当てはまるかを見極めてください。

濁り水エリア、澄み水エリアでそれぞれシチュエーション別にカラーセレクトを解説していきますね。

濁り水エリアでのカラーセレクト

濁り水エリアでは意外に思うかもしれませんがボトムに馴染むような、人間から見ると地味なカラーが実績が高いです。地味系のカラーの中で濃度別に使い分けるのがおススメです。

では濁り水エリアでの、チニングを楽しむ時間帯や光量によるカラーセレクト例を挙げていきます。

画像左側からアピールの強い順に…

・01グリーンパンプキン
・02ステルスサンドバック
・08ジミシジミ

となります。

画像左側からアピールの強い順に…

・03グリパンシルエット
・01グリーンパンプキン
・02ステルスサンドバック

となります。

画像左側からアピールの強い順に…

・07グリパンレッチリー
・03グリパンシルエット
・01グリーンパンプキン

となります。

澄み水エリアのカラーセレクト

続きまして澄み水エリアとなります。

澄み水エリアは濁り水エリアとは逆でチャートカラーやグリーンにギラギラなラメが入っているような人間から見たら派手なカラーの実績が高いです。

澄み水エリアでは派手系カラーの中から濃淡で使い分けるのがおススメです。

画像左側からアピールの強い順に…

・04グリパンチャート
・10カモフラッシュ
・06ウォーターメロンフラッシュ

となります。

画像左側からアピールの強い順に…

・09ハデパンチャート
・04グリパンチャート
・10カモフラッシュ

となります。

画像左側からアピールの強い順に…

・05レッドオレンジ
・07グリパンレッチリー
・09ハデパンチャート

となります。

もちろんあくまで基本!
けれど全国各地での実績である

今回はフィールドの水色に合わせてのコーヴァイチューのカラーセレクトを解説させていただきました。

もちろんカラーセレクトに正解はないので『こっちの色のほうが実績あるよ』みたいな意見もあるかもしれませんが、コーヴァイチューの開発段階からの全国各地での実績を基にした使い分け解説となっていますので参考になれば幸いです。


特設ページもぜひチェックを!

ということで、「ちゅにてぃ~」ことスミスの小笠原さんよりご寄稿を頂いた。ちなみにスミス公式webサイト内には、コーヴァイチュー特設ページもあり、かなり充実のコンテンツ。

こちらも併せてぜひご覧ください!

コーヴァイチュー特設ページはこちら

SMITH(スミス) プロフィール

1970年創業。日本のルアーフィッシング創成期からそのノウハウや楽しみ方を提案し続けている。バス、ナマズ、ライギョ、トラウト、ソルトと展開するジャンルも多岐に渡る。展開するタックルはスミスオリジナルのロッドやルアーに加え、プラドコやゲーリーヤマモトといった海外製品の輸入販売も行っている。