塩津 紀彦 (ハンター塩津)(Norihiko Shiotsu) プロフィール
こんにちは。ハンター塩津です!
黒潮大蛇行の影響で高水温が続き、今年はすでに初夏ロックシーズンがハイシーズンを迎えてしまった宮城〜岩手エリア。
昨年から続く高水温の影響で海藻の生育状況が悪く海藻を住処とするロックフィッシュ達の生活環境が整わずシャローにいる個体数は少なめですが、海藻が残っているエリアでは逆に魚がまとまっているため、「いる場所」と「いない場所」のメリハリがはっきりしたシーズンのスタートとなっています。
それではそんな今年の初夏ロックシーズンを楽しみつくす、オススメルアーを今回はご紹介したいと思います!
オススメルアー①
マックスセント キングテール 8in【バークレイ】
バークレイ公式「マックスセント キングテール 8in」の詳細ページはコチラ
初夏ロックシーズンを攻略する上で外せないのが「マックスセント キングテール 8in」。
シーズン初期の大型のゴカイ系虫エサ、シーズン最盛期になると大型のギンポなどのシルエットのにょろりと長いベイトをロックフィッシュ達は好んで捕食しています。
視覚、振動覚を刺激するアピール力も強く、高活性時の攻略に適しているだけではなく、ゆっくりノタノタと動く大型ベイトをイミテート出来るため、低活性時のあまり活発に動けないロックフィッシュに対しても非常に効果的。
ロングボディーワームの最大の欠点とも言える飲み込みの悪さも、味と匂いがアシストし、ガッチリと深いバイトにしてくれるためフッキングミスを最小限に抑えてくれます。
フックサイズはオフセットフックの#4/0がメインで大型のソイに狙いを絞った時は#5/0を使用。シンカーウェイトは堤防では3〜28g、磯では21〜35gのテキサスもしくはジグヘッドリグで使用します。
オススメルアー②
マックスセント パルステール4.2in【バークレイ】
バークレイ公式「マックスセント パルステール4.2in」の詳細ページはコチラ
ランカーキラー微波動系シャッドテールの「マックスセント パルステール4.2in」。
大型の魚になればなるほど最小限の捕食行動で最大限のエネルギー摂取を行う=無駄の少ない捕食を行うようになります。
つまり、より大型になればなるほど捕食者に怯えて逃げ惑う食べづらいベイトを捕食するのではなく、イージーに捕食する事ができる可能性の高い捕食者たる自分にまだ気がついていないベイトフィッシュに狙いを絞っての捕食活動を行うようになります。
「マックスセント パルステール4.2in」は、このまさに捕食者にまだ気がついていないナチュラルに泳ぐベイトフィッシュが発する微波動を演出するので、違和感を与えずに大型ロックフィッシュに口を使わせることが可能です。
「なんかよく分からないけどデカいのが釣れるワーム=マックスセント パルステール4.2in」
ワンランク上のサイズを狙いたい方には、是非使っていただきたいシャッドテールワームです。
オススメルアー③
ガルプ!ファットホッグ2.2in【バークレイ】
アピール力を落とさずに一口サイズを実現!
フィッシングプレッシャーの高い堤防、水温変化や天候変化による低活性時…どうしてもバイトが浅く大型のワームでは口を使わせ辛い状況があります。
そこで単純にワームのサイズをダウンさせるとアピール力が低下してしまい魚に気がついてもらえない…魅力的なベイトサイズではなくなり口を使ってもらえない…なんて事につながる事があります。
そんな状況下で使っていただきたいのがこの「ガルプ!ファットホッグ2.2in」。
ホッグ系ワームなので、エビ&カニの甲殻パターンでの出番が多いかと思いきや、ハゼ系のベイト等を捕食している時にも効果的なワームです。
リフト&フォールでボトムを叩く釣りはもちろんですが、少し軽めのシンカーを使用してのリフト&カーブフォールも得意とするとワームです。
小さなボディーで大物を陥落させる、まさに「小さな巨人」と言うべきランカーキラーワームです。
オススメルアー④
ビースト145F【アブガルシア】
アブガルシア公式「ビースト145F」の詳細ページはコチラ
変幻自在ビッグベイトの「ビースト145F」。
ワンタッチで簡単に取り外しや形を変更できるリップや、アクション変化や喰わせに役立つマラブーテールなど、自分の好みにアジャストさせる事が出来る変更ギミックがパッケージされているため、わざわざパーツを購入する手間がはぶける、お得感満載のビッグベイトです。
ロックフィッシュ的仕様はリップを取り外しアゴのアイに「バークレイ スイベルシンカー」の14〜28グラムを水深やフォールスピードに合わせてお好みでセット。
アクションはタダ巻きでも良いのですが、軽くトゥイッチを入れながら動かすのが効果的です。シャローエリアでのサイトフィッシングで大型ロックフィッシュのバイトシーンが丸見え!
ビッグベイトにしか反応しない魚もいるので、パターンの一つとしてビッグベイトも是非お試し下さい。
オススメルアー⑤
サベージギア シリーズ
「フィールド内に潜む最大級のモンスターフィッシュを獲ることのみに生まれ、むき出しの荒々しいバイトを探し求めフィールドを冒険を続ける…」。そんな野心と飽くなき探求心を持つアングラー達に送るルアー…それがサベージギア。
「こんなルアーで釣れるの?」って言うサイズ感ですが、各ルアー共通して言えるのが、「本気」でデカイ魚に照準を合わせて作り上げた釣るためのルアーだと言う事。
釣るために考え尽くしたギミックがルアーの随所に隠されているため、イロモノルアーに見られがちですが、しっかりと魚を寄せて口を使わせる事ができるルアーです。
ハイシーズンの魚を的確に狙い撃つためのルアーセレクトはもちろん大事ですが、「こんなルアーで釣りたい!」そんな遊び心をくすぐるルアーで魚を狙うのもルアーフィッシングの醍醐味。
今年のハイシーズンは、是非ビッグベイトゲームでのロックフィッシュにもチャレンジしてみて下さい!