アユをルアーで狙う、ルアー鮎ゲーム。その解禁シーズンが近づいてまいりました。
年々、チャレンジする方も増えてきており、本格的なタックルを揃えたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
そんなルアー鮎ゲームをより深く楽しみたい方に向けたロッドというのが、DUOより新たに登場する「翠流(すいりゅう)」。
DUOのルアー鮎といえば、昨年「流鮎110F」・「擬鮎」の2つのルアーが登場しました。開発は社長でありルアービルダーでもある安達さんが務め、その完成度の高さはすでに多くの釣果も報告されています!
また今期には「流鮎」のバイブレーションモデルやより水深のあるエリアに対応した「流鮎DEEP」も登場予定となります。
「翠流」はこうした「流鮎」シリーズはもちろん、様々なアユルアーに対応した専用ロッドとなります。
「翠流」のラインナップ
「翠流」はスピニング1機種・ベイト2機種の3機種が展開。
さまざまなフィールドにマッチするオールラウンダーモデルから、大型河川などに対応したロングレングスもラインナップされており、ブランクカラーはベイトはグリーン、スピニングはレッドの配色。それぞれのロッドカラーにあわせたロッド袋も付属しています。
モデル | タイプ | 全長 | 自重 | 継数 | 仕舞寸 | グリップ長 | ルアーウェイト | ライン | アクション | 本体価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
翠流 S96 | スピニング | 9.6ft
(292cm) |
158g | 2 | 1,497mm | 435mm | 10g~20g | 4~8Ib | レギュラー | ¥38,800(税込 ¥42,680) |
翠流 88 | ベイト | 8.8ft
(268cm) |
156g | 2 | 1365mm | 390mm | 10g~20g | 4~8Ib
PE0.4〜0.8号 |
レギュラー | ¥37,800(税込 ¥41,580) |
翠流 106 | ベイト | 10.6ft(323cm) | 182g | 2+1(グリップ着脱) | 1477mm | 440mm | 10g~20g | 4~8Ib
PE0.4〜0.8号 |
レギュラー | ¥39,800(税込 ¥43,780) |
DUO公式「翠流」詳細ページはコチラ
「翠流」の注目ポイント
「翠流」シリーズでまず注目したいのがレングス。
スピニングは9.6ft、ベイトも8.8ftと10.6ftといったように、かなり長めの設計となります。
長いロッドは取り回しが悪いといったデメリットを感じる方も多いですが、実はアユルアーにおいては、このレングスが大きな武器となります。
というのも、ルアー鮎ゲームでは遠投して広範囲を探るといったことはせず、狙いを絞り込んでダウン・ダウンクロスへピンポイントでルアーを投入してきます。その際もオーバーヘッドではなくフリップキャストを多用するため、レングスが長いとその分で狙える範囲も広くなります。
また距離も稼げるので、アユに釣り人の気配を気付かれにくいといったメリットも挙げられます。
レングスが長いとなると支点がティップ寄りで、持ち重り感が出てしまいがち。
それに対し「翠流」では持ち重り感を軽減するため、グリップエンドにバランサーを入れることで先重り感を軽減し、手元に重心がくるよう設計されています。バランスも調整されており、手にしたときの体感は表記されているウエイト以上に軽さを感じることができるのだそう。
そして気になるアクションは、全機種共にレギュラーテーパーを採用しています。
DUOプロスタッフの萩原トオルさん曰く、よく曲がる設計になっているそうで、実際アユを掛けた際は気持ちよくロッドが曲がるのだそう。
特にティップからベリーにかけてはしなやかな設計になっており、アユがアタックしてきた際もティップが入ることで弾かずに掛けることができるとのこと。
一方、掛けてから流れの中で引き寄せられるよう、ベリーからバットにかけては十分なパワーを残してあり、アユを浮かせて水面から抜き上げることも可能。
各機種の特長
以下では各機種の特長について紹介していきます。
スピニングモデルの「翠流 S96」は、トロ場・チャラ瀬・早瀬・中瀬などあらゆるポイントで使用できるオールラウンダーモデル。
前述した通り、ブランクはしっかりと曲がるレギュラーテーパーで、操作時も流れの中でルアーが暴れないようティップも入ってくれる仕様となります。
アユのアタックに対してもティップの追従性を活かし、しっかり掛けることができ、掛かった後もロッド全体が曲がってくれるため、身切れを防ぎつつアユを抜き上げることが可能。
シーズン序盤のから中盤以降の良型まで、この1本で十分に楽しめるロッドとなります。
ちなみに、センターカットの2ピース仕様のため携帯性もバツグンです!
続いては、エントリーにもピッタリな8.8ftの「翠流 88」。
小規模~中規模河川・支流域など、幅広いシチュエーションに対応しており、ベイトロッドならではの手返しや操作性もバツグン!
ティップからベリー部までは柔軟に曲がるバランス設計で、大型のアユが掛かっても引きを十分に堪能できる余力のあるテーパーアクションとなります。
そして最後は、シリーズ最長の10.6ftのロングレングスモデル「翠流 10.6」。
「翠流」シリーズを代表する一本とのことで、レングスを活かして中規模~大規模河川や流れの強い早瀬・ガンガン瀬でも果敢にアプローチが可能。川幅の広いポイントなど、通常では攻めきれない様なポイントでも、ルアーを留めておけるのもレングスがあればこそできるもの!
「翠流88」と同様のテーパーバランスで設定しておりティップからベリーはしっかりと曲がるようになっており、流心で掛かった鮎の引きもしっかりと曲がりながら耐えることが可能です。
シーズン終盤の25cm以上の良型アユが掛かった場合もロッド全体が弧を描くように曲がりしっかりとアユを浮かせるパワーも備えています。
まさに、従来のルアーアユゲームから一歩先を行くアングラーにオススメの1本となります!
ちなみに、こちらはグリップ着脱の3ピース設計なので、携帯性もバツグンです。
以上、「翠流」シリーズの紹介でした。
近年注目のアユルアーゲーム。その解禁日も目前に迫ってきました。ぜひ「翠流」を手にしてみてはいかがでしょうか?
出典:YouTubeチャンネル「DUO JAPANデュオ公式チャンネル」詳細ページ