【50尾以上ヒット/4桁釣果】シリーズ中”小沼正弥”が最も溺愛する「シリテンバイブ53」とは？

2024年05月19日

オヌマンこと”小沼正弥”さん監修。

「MADNESS」のシリコンボディを採用したバイブレーション“シリテンバイブシリーズ”。試されたことはございますか？

小沼正弥（Masaya Onuma）プロフィール

独自のシーバス道を極めるべく、全国各地を釣り歩く「職業シーバス釣り師」。釣具メーカー「ピックアップ」代表。「エバーグリーン、ダイワ、マドネス、シーガー、がまかつ、ヒフミクリエイティング、ピュアフィッシングジャパン、FUJIWARA、ハピソン」プロスタッフ。1969年7月3日生まれ、東京都世田谷区出身の渋谷区育ち。

長年、多くのシーバスアングラーに広く親しまれてきたことで、ラインナップも増え、オリジナルモデル「シリテンバイブ73」をはじめ、「シリテンバイブ33」、「シリテンバイブ43」、「シリテンバイブ53」、「シリテンバイブ80」、「シリテンバイブ93」の全6サイズが揃い「シリテンバイブ53」のTGモデルを合わせると計7種類。

モデル数も豊富で実釣性能も高く、ファンも多いことで釣具店でも中々見かけることが少ないルアーの1つ。もし、見かけた際はぜひ入手してみてくださいね。さて、今回はそんな中でも比較的出番が多く定番＆人気モデルである「シリテンバイブ53」を紹介！

シリテンバイブ53【MADNESS】

小沼正弥さん自身も最も溺愛している「シリテンバイブ53」。

過去には動画ロケで50尾以上ヒットさせたという実績も秘めるモデルで、唯一4桁釣っているのもこちら。比較的セレクティブな個体を狙うのに有効であり「あと1尾釣っておきたい」という渋い状況下でも効果を発揮。またサイズ感的に、シーバスのみに限らずロックフィッシュやトラウトにも効果的という。

MADNESS公式「シリテンバイブ53」詳細ページはこちら

激戦区のハイプレフィールドや、ベイトフィッシュが小さい時にも重宝するモデル。では、ここからはシリーズ共通のMADNESSのルアーと言えば…的な魅力を紹介！

無音を生み出す「シリコンボディ」

シリーズ共通でもありますが、最大の特長は“シリコンボディ”。ボディ素材にシリコンが採用されています。

そもそも何故シリコン素材を採用したのか？

そもそも、シリコン素材を採用することになったキッカケは、小沼正弥さんが昔、大阪フィッシングショーで「MADNESS」がシリコン製の製品作りを得意としていることを知り、ワームがシーバスにカナリ効くということも認知されていた時代だったため、「シリコンでバイブレーションを作ったら柔らかいバイブレーションができるのでは？」という発想に至り、共同開発を実施したことが始まり。では、そんなシリコン素材には一体どのようなメリットがあるのか？　詳しく解説していきますね！

通常のプラグでは生み出せない波動と水押し/そして“無音”を実現

シリコンボディの最大のメリットは、通常のプラグでは出すことのできない波動、水押し、そしてフックとボディが干渉する音すら出ない“無音”を実現しているトコロ。

追尾してきたシーバスが本物のエサだと認識してバイトに至らせる力を秘めます。特に無音という点は注目すべきポイントで、柔らかいボディによって着水音もカナリ静か。小沼正弥さん曰く、水中映像撮影時に、ダイバーの方が着水音に気付かなかったというエピソードも。それだけシリコンボディがもたらす威力は凄まじく、過去には小沼正弥さんが、沖堤防でキャストをしていて、シーバスが泳いできてルアーを通過したと思ったら、シリテンバイブを食っていたという話も。