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菰田 淳史がフラットフィッシュ用ルアーで溺愛している「アスリート12SSP」の使い方を大公開

寄稿:菰田 淳史
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菰田 淳史(Atsushi Komoda ) プロフィール

房総半島をホームグラウンドにあらゆる釣りを楽しんでいるアングラー!ちなみに最近はサーフからのヒラメ&マゴチといったフラットフィッシュゲームにドハマり中!

みなさん、こんにちは! 菰田 淳史です。
さて、これからの時期は、待ちに待ったフラットフィッシュゲームのハイシーズンとなります!

そこで、今回は、私がフラットフィッシュ狙いで超愛用しているオススメルアー「アスリート12SSP」についてご紹介していきたいと思います。

このルアーのコンセプトは「驚異の飛距離! 速攻フォール!」

さて「アスリート12SSP」ですが、2017年に遠浅サーフ攻略のために開発された新しいアスリートシリーズの120㎜のシンキングペンシル! 発売されてけっこう経っていますが、今も、私にとって無くてはならないルアーとなっています。
ちなみにこのルアーのコンセプトは「驚異の飛距離! 速攻フォール!」です。

アスリート12SSPの特長をピックアップ

超後方重心設計!
120mmサイズのシンペンだけど、飛距離はメタルジグ並み

アスリート12SSPはサーフからのフラットフィッシュゲームを強く意識し開発した為、従来のシンキングペンシルとは着眼点が大きく異なり後方重心に設計してあります。
キャスト時に飛行姿勢がブレず、常に安定した飛距離をたたき出し、120㎜のボディーサイズにも関わらずその飛距離はメタルジグに匹敵するほど。
なのでどんなロッドでも、使い手を選ばず安定した飛距離を出せるんです。

アクションは?
スロー引きではお尻を大きく振るロールアクション!
引き速度を上げていくにつれウォブンロールへと変化

アクションはスローリトリーブでお尻を大きく振るロールアクション、
リトリーブ速度を上げていくにつれウォブンロールアクションへと変化していきます。
後方重心の為、アクションが大きく引き抵抗も程よくあり、シンキングペンシルというよりミノーを使用しているイメージです。

後方重心のため素早くボトムをとることができる!

また一般的なシンキングペンシルは水平姿勢を保ちながらゆっくりとフォールしますが、アスリート12SSPは、着水後フリーフォールさせると後方からストンと垂直落下し即ボトムを取りスイミングすることが可能になっています。

海底に身を潜めるヒラメ&マゴチを狙う場合、如何に早くボトムを取りスローで誘えるかで勝負が決まるので、アスリート12SSPのこの特長はかなり武器になるんです!

ちなみに垂直フォールだけでなく、テンションを掛けた状態でカーブフォールさせると、お尻下がりですが、細かなローリングフォールをし、フォールで誘うこともできます。
アスリート12SSPの大まかな特長としては以上なのですが、ここからは、そんなアスリート12SSPで私が実践している具体的な誘い方をいくつか紹介します!

 

ボトム上をデッドスローで誘う

後方重心で浮き上がりやすく設計してあるので、ボトム切りがしやすく、遠浅サーフでもボトム上を擦らずにデッドスローで誘うことが可能です。これは水温低下時など食い渋った状況に有効な誘いです。

 

2通りのフォールアクションで誘う

通常のシンペンですと水平姿勢を保った状態でゆっくりフォールするので、ボトムをとるのに時間がかかってしまいますが、手返し良く広範囲をスイミングで誘いたい時は、後方重心設計を活かしフリーフォールで即ボトムをとり、リトリーブを開始します。
これは当日の状況が分からない等、手返し良く広範囲に誘いたい時に行います。

次にテンションを掛けた状態でのカーブフォールでは、細かくローリングしながらフォールします。この誘いはベイトが表層に溜まっている時に、弱ったベイトが表層からボトムに落ちていくイメージで誘います。

表層スキッピングで誘う

フラットフィッシュのみならず、青物釣果も多く出ているアスリート12SSPですが、表層スキッピングでも大きくスウィングしながら表層を誘うことが可能です。この誘いでは青物への反応が非常に良かったです。
以上が、私がよく行っているアスリート12SSPを使った誘い方です。

さてこれからの時期は、多くのベイトの接岸が期待でき、ヒラメのみならず青物、真鯛、シーバスといった多彩なターゲットを狙える季節です。ぜひアスリート12SSPを使用し色々な誘い方で狙ってみてくださいね。

 

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