ロックフィッシュといっても様々な魚種がいますが、春から夏、そして秋へと多彩な根魚が釣りやすい時期ですよね。そうなんです、色々な魚がいて、フィールドも様々なロックフィッシュゲーム。

ということで、それらマルっとカバーする充実のラインナップと確かな実釣性能を持つロッド、テンリュウの「ロックアイ・ヴォルテックス」をご紹介！

強く、鋭く！ロックアイ・ヴォルテックス

出典：天龍公式 

現行モデルのロックアイ・ヴォルテックスは4代目。時代に合わせて進化を遂げてきたシリーズではあるけれど、この4代目からテンリュウのテクノロジー「C・N・T（カーボンナノチューブ）」素材がバット部にコンポジットされたのは大きい。

ロックフィッシュは例えばオオモンハタなどもそうですが、トルクあるファイトを見せます。かつ、瞬間的に根に潜られないようにする多少強引なパワーも求められる。かといって投げた先で、意図したようにリグを操れる操作性、そして遠くでも得られるバイト感度は必要で、パワーもほしいし操作性・感度もほしい…となるのがロックフィッシュロッド。

その意味でC・N・Tのコンポジットは大きい。カーボンを高弾性化し、操作性と感度を高めながらも驚異的な粘りをC・N・Tで補う理想の組み合わせ。かつ、同スペックの前レングスモデルと比較すると約10％の軽量化も施されているといい、シンプルな自重の面でも軽く、感度＆操作性高く、なおかつ強い。そんな仕上がりとなっています。

ちなみにブランクスはアンサンド仕様とし、余計な自重増を抑制しています。

また、実際にフィールドでロッドを操作する際の、バランスからくる軽さ・操作性という面にもコダワリを持って製作。

具体的にはグリップ長を実際に遠投した先で、どう構えて操作するのか…という部分を考慮し、やや斜め上方向に構えた際にも先重りしない絶妙な設計としています。グリップを短くすればもちろん数字的な軽さにはつながりますが、操作している時の実際の軽快感を考えて仕上げられています。

△ベイトタイプ PTSシート

△スピニングタイプ VSSシート

ガイドは、ベイトモデルはステンレスフレーム・SiC-Sリング、Kガイドを採用。

スピニングもステンレスフレーム・SiC-Sリング、Kガイドをベースにしているが、バットガイドだけはチタンフレームを採用。

このあたりもコダワリどころだ。遠投性も必要なロックフィッシュだけに、スピニングモデルのバットガイド径は当然ながら大きくなる。そこに軽量なチタンフレームを採用している。ただし、素材自体の「曲がりにくい」強さという部分ではステンレスにメリットがあり、時に想像以上のビッグなロックフィッシュがバイトしてくることも想定しバットガイド以外はステンレスを採用しています。

フィネスからパワー系まで全7機種

ラインナップは以下の通り。フィネスからパワー系、ショートディスタンスから大遠投まで、ヴォルテックスらしくロックフィッシュゲームを網羅するラインナップ。

佐藤雄一テスターの動画もぜひぜひ参考に！

出典：YouTube「TENRYU CO.,LTD」

テンリュウ公式ロックアイ・ヴォルテックス詳細ページはこちら

天龍（TENRYU）

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量＆高感度のＳＷライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。

• 公式サイト
• YouTube
• Instagram
• X
• Facebook