既にお使いの方も居られるかなと。

7年振りにリニューアルとなり、今年2024年に生まれ変わって登場「24 フィネッツァ・プロトタイプ」。4機種のうち3機種が先行して発売となっていますが、ルアー業界初のトレカ®T1100G使用のティップ“ハードソリッドティッププラス”を採用した“24GFINPS-782LML-HS+”も遂に最近リリースとなりました。

という訳で、改めて特長にも注目していきたいと思います。

24 フィネッツァ・プロトタイプ【オリムピック】

全モデルに“オリジナルカーボンリールシート搭載”。

さらに、今回リリースとなった“24GFINPS-782LML-HS+”には新開発のトレカ®T1100Gを用いた“ハードソリッドティッププラス”も採用。より感度と強度が研ぎすまされた「24 フィネッツァ・プロトタイプ」。全機種が遂に世へ放たれることに。

オリムピック公式「24 フィネッツァ・プロトタイプ」詳細ページはこちら

 

この投稿をInstagramで見る

 

LureNews(@lurenews)がシェアした投稿

オリジナルカーボンリールシートを新採用（OP-01/OP-02）

「24 フィネッツァ・プロトタイプ」全体の注目ポイント…。

それは、オリジナルカーボンリールシートの新採用。“722L-S”、“722L-T”には“OP-01”。今回発売となった“782LML-HS+”をはじめ、“842ML-T”などの長尺モデルには、今年発表された“OP-02”。2タイプのリールシートが、用途やスタイルに応じて採用。

両リールシートは形状違いで全体的な特長は共通。

熱可塑性カーボン“トレカ®短繊維強化ナイロン樹脂PA610”の採用で軽量化、剛性、感度に優れ、さらにカーボン30%含有によって、高強度＆高弾性などの特長も。また、PA610ポリマーのうち、60%が植物由来のため、持続可能な開発目標SDGs（Sustainable Development Goals）に配慮された材質でもあります。

“OP-01”は手のひらの懐にフィットするラウンドバック形状。

力まず包み込むようなホールド感を実現。また、大胆に肉抜きされた形状は、ブランクタッチしやすく、感度アップと軽量化にも大きく貢献。

一方、“OP-02”は、ワンフィンガーからフォーフィンガーまで、全ての握り方に高次元で対応可能な自由度の高いグリップ形状に。ライトゲームからパワーゲームまで、幅広く適応する点が特長。

オリジナルカーボンリールシート（OP-01/OP-02）のより詳しい情報はこちら

新たな高感度の世界を体感
新開発のティップ「ハードソリッドティッププラス」

今回リリースとなった“782LML-HS＋”には何と！　トレカ®T1100Gを使用した新開発の「ハードソリッドティッププラス」が搭載。高強度・高弾性化と共に歩んできたフィッシングロッドの開発において、カーボンソリッドティップにも高強度・高弾性化を求めることになり、3年の月日を経て完成に至った“トレカ®T1100GソリッドHS+”（ハードソリッドティッププラス）。

従来のハードソリッドに使用されている30tカーボンより硬く、張りのある33tカーボン“トレカ®T1100G”に着目。カーボン繊維の高弾性化と共に、より高密度化することで、軽く張りのある高感度なソリッドティップを実現。

オリムピックのメバリングロッドシリーズに搭載となるのもモチロン初。従来のハードソリッドより張りがあり高感度、より水中をクリアにしてくれて僅かな水流の変化や、メバルの微妙なアタリもティップや手元を通じて鮮明に伝達。

より詳しい情報はこちら

軽量＆強靭なブランクスは継承

軽量＆パワフルなブランクスは継承。

メイン素材には、前作同様の東レが誇る最高強度素材“トレカ®T1100G”が採用。

航空・宇宙、ハイエンドスポーツ用品といった分野で要求される、極限性能を実現する、引張強度と耐衝撃性を両立させた、マトリクス樹脂技術“ナノアロイル技術”も合わさってふんだんに使用。

前作は“クワトログラファイトクロスXX”と“スーパークワトログラファイトクロス”の採用でしたが、今回からはメインブランクスの上に最軽量の4軸カーボン“スーパークワトログラファイトクロスLV”が採用に。

こちらは数あるオリムピック独自の4軸カーボンの中でも最軽量。運動エネルギー効果を落とさず、23％の軽量化を実現。タイトな軽量化が求められる場合、細径への使用に効果を発揮する素材に。

“G-MAPS製法（PAT.）”も合わさり、トータル的にブレの少ない軽量かつ高強度なブランクスに完成。

高感度の証！O.S.Sも採用

ここまでお伝えさせていただいた内容で、高感度であるということは、お分かりいただけていると思いますが、その証拠が“O.S.S”の採用。

こちらは、数値化された感度の基準をクリアした、簡単に言うと“高感度の証”のようなモノ。採用されていることは、高感度で間違いないということ。

他にもこのような拘りも

お伝えさせていただいた内容以外に、まだまだ以下のような拘りが。

軽量なチタンフレーム・トルザイトリングガイド（トップガイドのみSiCリング）を採用。ロッドの持ち重りを軽減。

高強度・耐食性に優れるEVAのセパレートグリップを採用。グリップ部を最小限に留め軽量化＆操作性が向上。

ジョイントは高精度なスピゴットフェルール（印籠継）を採用。スムースなベンディングカーブを実現しています。

全4機種展開

ラインナップは全4機種展開。

ようやく全機種が放たれることに。では、選んでいただく際に参考にしていただくために、各モデルの魅力もお伝えしていきますね。

ジグ単によるリフト&フォールを主体とした縦の釣りを得意とするモデル。食い込みの良いしなやかなソリッドティップにより、小さなバイトも弾かず乗せることが可能。また、引き抵抗の少ない極小のシンキングペンシルなどにもオススメ。

GRIP TYPE A

Length (m)	Power	Action	Weight (g)	Close (cm)	Top Dia (mm)	Section (pcs.)	Lure (g)	Line (lb)/PE(号)	Price (JPY)
2.18	L	Fast	68	112.0	0.7	2	0.5-6	2-4/0.15-0.6	49,000

ジグ単や小型プラグによる横の釣りを得意とするモデル。操作性の高いチューブラーティップで、シリーズ随一のオールラウンダー。1本で何でもこなしたい方や、積極的に掛けにいく釣りを得意とするアングラーにオススメ。

GRIP TYPE A

Length (m)	Power	Action	Weight (g)	Close (cm)	Top Dia (mm)	Section (pcs.)	Lure (g)	Line (lb)/PE(号)	Price (JPY)
2.18	L	Fast	68	112.0	1.0	2	0.6-8	2-4/0.15-0.6	49,000

“ハードソリッドティッププラス”を搭載。

“掛け”と“乗せ”の両立を意識したモデル。キャロやスプリットを得意とし、高弾性カーボンソリッドティップのレスポンスを活かして緩急をつけたリグ操作が可能。汎用性も高いため、少し重めのジグ単の釣りにもマッチします。

GRIP TYPE B

Length (m)	Power	Action	Weight (g)	Close (cm)	Top Dia (mm)	Section (pcs.)	Lure (g)	Line (lb)/PE(号)	Price (JPY)
2.34	LML	Regular-Fast	78	119.7	0.7	2	1-10	2-6/0.2-0.8	50,000

ロングレングスを活かし、磯やゴロタ浜で重めのジグヘッド、キャロやフロートで沖を攻略するための遠投モデル。ブレイクやしもりに潜む大型個体を獲れるバットパワーと、小さなバイトも逃さない繊細なティップを併せ持ちます。

GRIP TYPE B

Length (m)	Power	Action	Weight (g)	Close (cm)	Top Dia (mm)	Section (pcs.)	Lure (g)	Line (lb)/PE(号)	Price (JPY)
2.54	ML	Regular-Fast	90	129.8	1.2	2	3-15	2-6/0.3-0.8	51,000

遂に全機種が揃った「24 フィネッツァ・プロトタイプ」。

春メバル、梅雨メバルの大型を求めてぜひ検討してみては？

関連動画もぜひチェック

出典：YouTubeチャンネル「OLYMPIC TV」

出典：YouTubeチャンネル「OLYMPIC TV」