テンリュウの新作イカメタルロッド
テンリュウのイカメタルロッドの最新作「ブリゲイドトバリ」が、いよいよ5月に登場。
日本海・福井県は小浜方面では順調に大型ケンサキイカが釣れ始めたとも聞きますし、絶好のタイミングといえるのでは!
ということで、改めて「ブリゲイド トバリ」の特徴をおさらい!
ブリゲイト トバリ
出典:テンリュウ公式
ブリゲイド トバリにはベイトモデルに乗せ重視のBT682B-L、掛け重視のBT682B-Mの2機種がある。6’8″のLとMという内訳となる。そしてスピニングモデルにはBT642S-M。こちらもMアクションで掛け重視のスピニング。
その共通項としては、マグナフレックス製法が挙げられる。今さら説明不要のテンリュウテクノロジーのひとつではあるが、簡単におさらいしておくと、マグナフレックス製法には2パターンがある。
ひとつはグラスフレックス。もうひとつがカーボンフレックスだ。
グラスフレックスは、分かりやすくいうと素材の段階でグラスとカーボンをひとつにし、それをチューブラ状に焼き上げてブランクスとする製法。つまり、グラスとカーボンのパイプをつなぐのとは異なり繋ぎ目がない。そのため繋ぎ目での余計な負荷やカーブの妨げにならず素材のポテンシャルを最大限発揮できる。
カーボンフレックスに関しては、弾性率の異なるカーボンをひとつのシートとして焼き上げることができる。そのため、例えばティップは低弾性、ベリーからバットにかけて中弾性~高弾性というような場合でも、これまた弾性は異なる素材だがスムーズな曲がりとなり、セクションごとに最適な素材を選べる。
そして上記の動画にもあるC・N・T(カーボンナノチューブ)素材をコンポジット。イカメタルロッドに求められる軽快さを損なわずに、非常に粘り強いブランクスに仕上がる。
乗せ重視のベイトBT682B-L
そして、グラスフレックスを採用しているのが乗せ重視のベイトモデルBT682B-Lだ。グラスチューブラのティップはスッテを安定させ、乗りの渋い状況や、そもそもロングステイがその日のパターンだ…という場合には抜群に効果的な機種となる。そしてステイが安定するからこそアタリも取りやすくなる。
実際に展示会でも触れさせて頂いたが、驚くほどに曲がり込んでいきながらもそれが負荷に応じて素直に曲がる印象だった。このあたりはバットにコンポジットされているC・N・Tの関係かもしれない。
波や船の上下などにもフレキシブルについていき、海中のスッテは安定。だからそれが不意に違和感ある動きをしたら…それはイカからのお触り。それをアワせたらめちゃ満足感あるだろうなぁ~とか想像をしたり(笑)。
また、そもそもの自重自体も十分に軽いのだが、操作時の快適さの意味でベイトタイプにはPMTSシートを採用している点もありがたい。短いトリガー部が持ち替えを容易にし、フォローアクションの誘いであったり、やや斜め下に構えてラインを放出していきたい時などに軽快感がある。
ガイドに関しては全機種共通でティップ部にはチタンフレーム・SiCリング。ベリーからバット部はステンレスフレーム・SiCリングを採用。ベイトモデルは絡みも防ぐLDB、Kガイド。後述するスピニングはKガイドを採用。
BT682B-Lは水深3~60m程で、5~30号の鉛スッテとの相性が高いモデルとなる。
品名 | タイプ | 全長 ( m [ft]) |
継数 (本) |
調子 | 仕舞寸法 (cm) |
スッテサイズ (号/g) |
錘負荷 (号/g) |
ライン (PE/号) |
リアグリップ (mm) |
先径 (mm) |
自重 (g) |
使用繊維 カーボン/グラス (%) |
本体価格(税別) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
BT682B-L | B | 2.03[6’8″] | 2 | RS | 105 | 5-25号(20-100g) | 8-30号(30-120g) | 0.4-1.0 | 380 | 1.2 | 87 | 95/5 | ¥42,000 |
掛け重視のベイトBT682B-M
掛け重視のベイトモデルBT682B-Mはカーボンフレックスを採用。こちらも繊細なカーボンチューブラティップを持つが、カーボンゆえに瞬間的なフッキングに向くモデルで、積極的に誘いピタリと止めてそこにきた触りをすかさず捉えていくスピーディーな展開を得意とする。
先にも述べたようにベイトタイプにはPMTSシートが採用され、細かなアクションも行いやすい。
BT682B-L同様にティップ部のチタンフレーム・SiCリング&ベリーからバット部はステンレスフレーム・SiCリング(LDB、Kガイド)となり、申し分ない感度を誇る。またMということでオモリグにも対応する。
水深10~100m程で、8~35号の鉛スッテから40号以内のオモリグに好相性。
品名 | タイプ | 全長 ( m [ft]) |
継数 (本) |
調子 | 仕舞寸法 (cm) |
スッテサイズ (号/g) |
錘負荷 (号/g) |
ライン (PE/号) |
リアグリップ (mm) |
先径 (mm) |
自重 (g) |
使用繊維 カーボン/グラス (%) |
本体価格(税別) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
BT682B-M | B | 2.03[6’8″] | 2 | F | 105 | 8-35号(30-135g) | 15-40号(60-150g) | 0.4-1.0 | 380 | 1.2 | 88 | 96/4 | ¥43,000 |
掛け重視のスピニングBT642S-M
掛け重視のスピニングモデルがBT642S-M。こちらも掛けということでカーボンフレックスを採用。
イカメタルでは明暗際にリグを入れたり、シンプルに少しキャストしてカーブフォールで狙うと連発する…というシーンが確かにあって 、その際のアタリを捉え瞬間的に掛けられる設計ともなっているのがこのモデル。
また、アンダーでキャストしやすいグリップ長も計算されており、かつ脇挟みもしやすい425mmとなっている。オモリグでももちろん使用可能だが、使用シンカーがある程度重めの場合でも脇挟みしながら安定して誘いやすい。なお、リールシートはスピニングということで信頼のDPSシートを採用。
ガイドセッティングはティップ部にチタンフレーム・SiCリング。ベリーからバット部はステンレスフレーム・SiCリング(Kガイド)。
水深10~100m程で、8~35号の鉛スッテから、40号以内のオモリグにも相性が高いモデル。
品名 | タイプ | 全長 ( m [ft]) |
継数 (本) |
調子 | 仕舞寸法 (cm) |
スッテサイズ (号/g) |
錘負荷 (号/g) |
ライン (PE/号) |
リアグリップ (mm) |
先径 (mm) |
自重 (g) |
使用繊維 カーボン/グラス (%) |
本体価格(税別) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
BT642S-M | S | 1.93[6’4″] | 2 | F | 100 | 8-35号(30-135g) | 15-40号(60-150g) | 0.4-1.0 | 425 | 1.3 | 89 | 96/4 | ¥42,000 |
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