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【キーは“当てて止める”】しっかり潜る、そして根がからない。福島直城の「DDエックスオーバー」の使い方

寄稿:福島 直城
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こんにちは! エバーグリーンスタッフの福島直城です。

福島 直城(Naoki Fukushima) プロフィール

地元・和歌山県のメジャーリバー「紀ノ川」を知り尽くすスーパーロコアングラー、和歌山出身&在住、エバーグリーンBASSフィールドスタッフ。

先日リリースされたばかりのエバーグリーン・モード「DDエックスオーバー」。初めて使用した釣行で、紀の川スーパービッグの58cm/3330gをキャッチ。また別の日には50オーバーを2本。今回は、その釣り方をご紹介したいと思います。

「DDエックスオーバー」というルアー

まず簡単にルアースペックですが、全長10.0㎝、自重29.5gで有効レンジは5.5m。ルアータイプはフローティング。バルサ製ルアーを彷彿させるようなヌメヌメヒラヒラしたアクションは、いかにもバスが好みそうな動きです。

製品名 全長 自重 タイプ 潜行レンジ 推奨タックル リングサイズ フックサイズ 税別価格
DDエックスオーバー 10.0cm 29.5g フローティング 4.5~5.5m Rod:ミディアムヘビー 7’0″~8’0″ベイトロッド
Line:10~16lb.
【ラインアイ】 #3,【フックアイ】 フロント:#3・センター:#3・リア:#3 フロント:#4・センター#4・リア:#4 1,950円

エバーグリーン公式「DDエックスオーバー」の詳細ページはコチラ

初使用でいきなりスーパービッグが登場!

そんな超超釣れる感じの「DDエックスオーバー」で、なんと、手に入れた翌日の初使用でいきなり58㎝/3330gのスーパービッグフィッシュをキャッチすることができました!

もちろん「DDエックスオーバー」には期待大でしたが、さすがに想定外のスーパービッグフィッシュでしたし、こんなことある!?と、つい声が出てしまう程、正直「DDエックスオーバー」のポテンシャルを速攻で体感することができ、一生忘れられないメモリアルフィッシュとなりました。

釣り方は“当てて止める”

そのメモリアルフィッシュを釣った時の使い方は、周囲の水深が3m前後ある橋脚に絡むレイダウンに絡めたり、その周辺に点在する石などのハードボトムに当てたりしていくといった釣り方でした。

DDエックスオーバー」は自重があり、エアロボディー形状のお陰で強風時、逆風時でもストレスなく遠くに飛ばすことができます。飛距離が出せるということは広範囲を探れるというだけでなく、しっかり潜らせられるということでもあります。このロングキャスト性能を活かして、狙っているボトムストラクチャーに確実にコンタクトさせることが、この釣果に繋がっていると思います。

着水後は、ルアーがボトムにタッチするまでは並の巻き取りスピードでリーリング。ボトムにタッチしてからは、リーリングスピードを落として、グリグリッ→ピタッ→グリグリグリッ→ピタッっと、数回巻いて物に当たればリーリングを止めてルアーを浮かせる、といった動作を繰り返していました。

そして、ラインがストラクチャーに擦っている感覚を感じながら巻いていると「DDエックスオーバー」がスタック。リーリングを止めて、ラインテンションを抜いてルアーが「あっ、浮上したなー」っと感じた時にゴゴッ!!と明確にひったくるようなバイトでした。

タダ巻くだけでも十分に釣果が期待できるのですが、このように巻いて何かに当てて止めて浮かせて……といった複合的な使い方も僕はぜひオススメしたいと思います。

なぜ“当てて止める”のか

なぜかというと、「DDエックスオーバー」の最大の強みが、しっかり潜ることと非常に根掛かりしにくいことだからです。本当に根掛かりにくいので、目に見える大規模なレイダウンの中に撃ち込むような使い方も可能なのでは?と思って実践してみると、巻き→スタック→ラインテンションOFFからのライジングにドンッ!と40クラスをキャッチ。

やはりカバーにめちゃくちゃ強い!スタックしても、リップだけが刺さっているような状態になっていることがほとんどなので、ラインテンションを完全OFFの状態にすれば、浮力でクリアしてしまいます。

ちなみに、この日はフックが引っ掛かってしまった回数はゼロ。それだけスナッグレス性能が卓越してるんだなぁと思いました。トリプルフックが3つ装備されていて、バイトをしっかり絡めとり、なおかつ根掛かりにもめちゃくちゃ強いなんてヤバ過ぎです!(笑)  ルアーを造った盛三さんご本人も「ホンマに根掛がかれへんやろ!」と仰っておられていたし、本当にその通りなんです!

きわどいスポットも「DDエックスオーバー」の射程圏内

まだ実践していないのですが、「DDエックスオーバー」であれば、リザーバーの立木郡の中を通してきたり、無数のスタンプが点在するようなエリアの攻略なんかも容易にこなせると思いますね。根掛かりを臆することなく攻められるということは、際どいスポットへルアーを送り届けることが可能となるので、釣れる確率が高まることは言うまでもありません。

デカバス以外も絡めとる!

また別の日の紀の川釣行でも、橋脚のハードボトムノッキングで53cmと51cm。ウッドカバーではかわいいサイズをキャッチ。根掛かりに強いだけでなく、デカバスはもちろん通常サイズも普通に釣れるので、本当に臆せず使っていただけると思います。皆様もぜひ「DDエックスオーバー」ーを使って良い釣りされてくださいね!

タックルデータ

最後に「DDエックスオーバー」を使用しているタックルですが、ロッドは「オライオン OCSC-69MH ムーンゲイザー」。ラインはバスザイル「マジックハードR (14Lb)」です。

ロッド:オライオン OCSC-69MH ムーンゲイザー

ライン:マジックハードR (14Lb)

ルアー:DDエックスオーバー

エバーグリーンインターナショナル(EVERGREEN INTERNATIONAL)

昭和63年12月設立、大阪市西区を拠点とする総合ルアーメーカー。名竿コンバットスティックシリーズの各バスロッドブランドや実釣力の高い各種バスルアーを多数輩出。またエギングやジギング、ライトSWなどSWゲームの各魚種をターゲットにしたポセイドンシリーズのロッドやルアーも高い支持を集めている。
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