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【グラスルーツ・RUNBBIT(ランビット)】そのカラーもコダワリがスゴい!だからこそ必見なカラーセレクト術

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RUNBBITいよいよ!

グラスルーツの2024年NEWアイテム「RUNBBIT(ランビット)」がいよいよ店頭にも並び始めた。

出典:グラスルーツ公式

スキニーボディと強めのロールを伴ったウォブル。過度ではなく、適切なアピールで、嫌がられずに飽きさせない絶妙なアクションでバスを呼ぶクランクベイトだ。

Length Weight Type Hook Price
58mm 8.5g Floating DECOY Treble Y-F33F #6 ¥1,800(税別)

グラスルーツ公式「ランビット」詳細ページはこちら

色選びに迷ったら…

さぁ買いたいぞ!…となった時、実際に並ぶランビットを目にして悩むのがカラーなのではないだろうか?

もちろん全色まとめてというブルジョワな方はそれでOK(笑)。とはいえ、まずは何個か…という方が多いのも事実だろう。

そこでこんな動画。

カラーセレクトの参考に

ランビットを手掛けたルアーデザイナー井佐知之さんとグラスルーツ社員のJOE(城江)さんが、全8色となるランビットの各カラーの特徴を解説。

これを参考に、購入してみてもよいのでは?

クランクベイトはアクションや強さに幅を持たせられるルアーで、特にシャロークランクは濁りが入った水質でもポテンシャルを発揮しやすいルアーでもある。関東では何かしらの粒子が水に舞い、比較的常にマディ、ステインといったフィールドも少なくない。

さて、濁りの入った水色でクランクベイトを使うという前提に立つならば、ブルーバックチャートやブライトギルはベースとなる2色としてオススメだという。

#020 ブルーバックチャート

ブルーバックチャートは、そのブルーバックが晴天時に水なじみがよい。一方で濁りの入った水質ではこのブルーバックが映え、色としてしっかり目立つことでアピールが可能。また、このブルーバックを若干濃くしてあることで、チャートとのしっかりした明滅でバスを誘う。ちなみにスモールマウスにも非常に効果的なカラーだとか!

#018 ブライトギルP

ブライトギルはブラックバックにショルダー側はグリーンがかったカラー。このグリーンがかったカラーを嫌いなバスはいない?というくらいの高実績カラー。水になじみながらも明滅でもアピールでき、これがバイトを呼ぶキーになる。

バックカラーの太さ

少し話は逸れるが、ブルーバックとブラックバックで、その太さが違うことが分かる。

井佐氏は「ブラックバックの場合、細めに吹くことが多い」と話す。

ランビットでいえばブライトギル、レッドクロー、ビジブルシャッドなどが該当する。

ブラックは明るめの色に対してコントラストが強く、細めに吹きつけた方がより効果的な明滅になるそうで、井佐氏によれば「明滅感が気持ちイイ」とのことだ。

このあたりは、実際に動画をご覧頂くと分かる。細めのブラックバックにすることでその明滅が〝キメ細かい〟印象を受ける。

#019 アースギルP

アースギルに関しては、カラー名通りアースカラーでまとめられている。ベースとしてはクリーム。バックはダークグリーンでショルダーにはパープルパールが吹かれている。過度に目立つことなく、ボトムにもなじむ。そのためにクリアアップした時にもバスを騙しやすい。

#007 ビジブルシャッドG

ビジブルシャッドはチャートにブラックバック。しかしながら下から見るとゴーストのシャッドライクなカラーで、こちらもクリアアップした時にも重宝。ゴーストとはいえ透け感も強くなく、実は濁りが入った水色でも使えるオールマイティーさも魅力なカラーだ。

#017 キンクロH

キンクロは、水中光量の入った時にフラッシングをもたらすが、どちらかというと真上から太陽光がしっかり入ってくるのではなく、斜め横から光が射し込むような朝・夕などの薄明かりといった状況で効果的。

ちなみに、キンクロにもブラックバックが採用されているが、若干太めのブラックバックとなっている。前述したよな薄く光が射し込むような状況とキンとクロの兼ね合いで、この太さが丁度よい明滅をもたらすからだそうだ。

#022 セクシーシャッドMH

セクシーシャッドはベースがオーロラ系ホログラムシート。これをマットコートで仕上げた、ちょっと異色(?)な存在だ。

白とシルバーの決して派手ではない光り方をする。またティップを細かく動かしながらリトリーブするいわゆるシェイク巻きでは、ランビットの特性も相まって移動距離を抑えながらも細かく長く魅せることができ、その際にもこの絶妙なカラーリングが小魚らしさを演出し相性がよいという。

#016 レッドクローP

レッドクローが効果的なシーンは大きく2つ。ひとつは明らかなザリガニパターン。レッドクローというくらいであるから、これは分かりやすい。もうひとつがクリアアップした時も効果的だという。というのも、レッド系はパキッと水中で主張するのではなく、発色し過ぎない色でありクリアアップした際にも口を使わせることが可能。

#021 USブリーム

USブリームは蛍光イエローにさらに少しイエローを足してオレンジのショルダーを入れた配色。これはアメリカでは定番カラーであり、目立つカラーではある。それでいながら茶色っぽい水や夕方の光になじむカラー。このあたりはフィールド状況に応じての使い分けになってくるだろう。

全8色の分かりやすいラインナップ

ブライトギルとブルーバックチャートは濁りにも効き、ど真ん中として持っておきたいカラーといえるのでは?

そしてアースギルとレッドクロー、ビジブルシャッドはクリアアップした時に忍ばせておきたいカラーだ。ビジブルシャッドはオールラウンダーでもある。

そして光りモノとしてセクシーシャッドとキンクロのラインナップ。

さらに隙間を埋めるようなカラーとしての役割もあり、アメリカでも定番のUSブリームがあると幅も広がる。

アングラー側としてもカラーローテーションを分かりやすくまとめやすいラインナップだ。

もし3色を選ぶなら…の答えは動画をぜひに!

さてさて、そんな中から「もし3色選ぶなら…?」という質問に、お二人はなんと答えたのか?

そこは動画をご覧いただければと思います!

GRASSROOTS(グラスルーツ)

GRASSROOTSとはUSのスラングで人から人に伝わる文化やコミュニティーを指す言葉。釣りとは親から子へ、友から友へ、世代や国境の垣根すら越えて継承され、育まれてきた長い歴史を持つ文化。創り出されるフィッシングタックルが様々なアングラーに伝わり、愛され続け、そして釣りの文化を継承する輪廻の一部になって欲しい。GRASSROOTSの社名にはそんな願いが込められている。実釣性能は勿論のこと、機能美を纏ったディテールを持つフィッシングタックルを今まさに世に放とうとしている新進気鋭の注目メーカー
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