ポッパーの役割をフルスペックで表現。
ロングノーズ形状とBreak Water構造によるアピール力バツグンなスプラッシュ。
多彩なアクションに対応し、飛距離もバツグン…ここまで言えばお分かりでしょう。O.S.Pが手掛けるポッパー「LOUDER(ラウダー)シリーズ」。
O.S.P公式「ラウダー70/ラウダー60/ラウダー50」詳細ページ
スポーニングシーズンが終われば、増々トップの釣りが面白くなるタイミング!
さて! 今回はそんなトップゲームのハイシーズンに備えて、「LOUDER(ラウダー)シリーズ」を良く知る、O.S.Pプロスタッフ“北田 朋也”さんに伺った内容を、この場でお届け! 使うシチュエーションやルアー本体の魅力、使い方、それから本人が監修する新色などなど…色々教えていただきましたので、記者の質問内容に沿う形で、皆さんに詳しくお届けしていきたいと思います!
北田 朋也(Tomoya Kitada) プロフィール
4月~5月、アフター回復までにかけて、活躍するサイズと有効なアクションを教えていただけますか?
まずはこちらについて伺うことに。
4月〜5月はスポーンや水温上昇、“北田朋也”さんのホーム霞ヶ浦では、シラウオやワカサギの産卵など、状況も頻繁に変化するため、読み解く釣りになるという。
少なからずベイトを追っているバスは居るため、アフターまでの季節は「ラウダー60」を、ステイ〜リアクションまでを状況によって幅広く。アフター〜アフター回復では「ラウダー50」をステイ含め、スローなアクションで使用することが多いそう。
ラウダーならではの魅力、他にはできないことは何ですか?
「LOUDER(ラウダー)シリーズ」ならではの魅力を伺うと…。
ロングノーズ設計かつカップが深いため、より移動距離を抑えてアクションできるようになっているという。「近年の傾向として、良く動いて水押しがあり、移動距離を抑えられることが、釣果に繋がることも多く、LOUDER(ラウダー)シリーズは非常に近代向けだと感じています」というコメントも。
また、停止姿勢が垂直に近く、ステイ時のミスバイトが少ないのも魅力。
3サイズの使い分けについて教えていただけますか?
ベイトがボラの稚魚や小型のエビ、小さいカエルといった場合、もしくはアフターなどの吸込む力が弱い場合は「ラウダー50」を選択することが多いそう。陸っぱりでスピニングしか持ち歩かないような時に、持ち物をよりコンパクト化にしたい時も同様。
アフター以外、オールシーズン全体を通してだと「ラウダー60」の使用が最も多いそうで、汎用性の高いベイトフィネスやMクラスのロッドで使用できる事も理由の1つ。
基本アクションを教えていただけますか?
通常のポッパーと基本的には同じで大丈夫だそう。
ただ、より強いポップ音を出すことも可能なため、よりレンジが深い魚にもアピールできるように、強めのアクションも試してみると面白いとのこと。
YouTubeチャンネル「O.S.P」で公開中のリアクションポッパーも、夏の終わりから晩秋はカナリ楽しめるという、是非試お試しを。
「KTDリアクションフラッシュ KT44」の開発経緯
さて、ここからは2024年4月上旬に「ラウダー50」と「ラウダー60」に追加となった新色! “北田 朋也”さん監修の“KTDリアクションフラッシュ KT44”について。
まずは、開発経緯を伺うことに。
リアクションポッパーを行う上で、1番効果的なカラーとは? と考え、既存カラーより効果が出そうな色を思案したことがキッカケ。表層でパニック状態のベイトフィッシュを視覚的にも演出すべく、小魚ライクなデザインが施されているんだとか…。
「KTDリアクションフラッシュ KT44」の魅力&特長を教えていただけますか?
カラーの魅力を伺うと…。
「昭和生まれの方や、バスフィッシング歴の長い方には馴染み深いカラーであると思いますが、ベースは黒銀です。近年では少なくなっていますが、元々多くのルアーで採用されていたカラーで、釣果も多く上がっていたと記憶しています。」
霞ヶ浦や利根川水系には、クチボソやボラなどのベイトフィッシュが多く、そんな魚にも近いナチュラル要素の高いカラー。バスがボイル等で追いかけている際、逃げるベイトに最も近づけることを意識されたそうで、リアクションポッパーをしている時に“違和感を与えない”ことを追求。
また、黒と銀という、色の明滅が出るのでより見切られにくいそう。
初めてラウダーを使う方、「KTDリアクションフラッシュ KT44」を使う方へ一言
最後に初めて使う方へ一言を頂きました。
「まずは今までのポッパーと同じように使っていただき、より特長などを感じていただければと思います。また、お時間があれば少し使い方を応用したリアクションポッパーの動画も観てほしいと思います。」
「トップウォーターの釣りは、古くからそれのみで楽しむ方が居るくらい奥が深く、楽しい釣りの1つだと思いますので、ぜひより充実感のある1尾を目指してみるのも面白いのではないでしょうか。」
以上! “北田 朋也”さんに伺った「LOUDER(ラウダー)シリーズ」と、新色である“KTDリアクションフラッシュ KT44”に関する内容をお届けしました! これから増々面白くなるとトップゲーム。
ぜひ、今回紹介させていただいた内容をフィールドで実践してみてくださいね!