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鮎を知り尽くすメーカーだけに、気になりまくる「LUXXE舞香」という鮎ルアーロッド

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アユを知り尽くした、がまかつ。そのルアーブランドLUXXE(ラグゼ)からアユルアー専用ロッドが出るというのだから、期待するなというのが無理というもの。

LUXXE 舞香

ラグゼのアユルアー専用ロッド「舞香(まいか)」が、2024年5月上旬に登場予定となっている。全国的に見れば6月からの解禁が多い、各地のアユ釣り河川。ワクワク…ではないですか?

アユのルアーフィッシングでは、バーブレスの掛け鈎を使用すること、かつ基本的にはあくまで流れに乗せてナチュラルにルアーを操作することを考慮し、非常にしなやかな2機種をラインナップ。

△繊細に追従するソリッドティップ搭載。流れを感じる、ルアーの挙動を感じる能力に長ける

実際に展示会で触ってみたけれど、ティップは極めて繊細。ソリッドティップを採用しているとのこと。さらに、スムーズに曲がり込むという表現がしっくりくるのか、ホントにわずかな負荷なりに追従していく印象を受けました。「この竿で釣ったら…面白そう」そんな感覚。

動画もチェック

出典:YouTube「LUXXEMOVIE」

そんな単純明快な記者の感覚はさておき、繊細でしなやかさを持つ舞香は、実釣では「流れを感じる」「テンションのコントロールを細かく行える」「バラシを抑制する」といった役割を果たすそうです。

△ガイドはステンレスフレーム・SiCリング

かといってベニャベニャ過ぎれば、その役割を果たすことは出来ず、どうしてもバラしやすいアユルアーにおいて、実際に適度なしなやかさとは…という部分を求めて開発を進めてきたそうな。

また、やはりルアーフィッシングというところで、ルアーの操作感が伝わる、イメージ通りに伝えられる、バラシ難さを求めながらも〝楽しさ〟も求めて鍛えられた舞香。

これがまた、確かに清流で使いたくなるビジュアル。和テイストでカッコイイ。日本の伝統文様の一つである、流水文(りゅうすいもん)をモチーフにしたデザインが随所に。コルクがワンポイントで利いていて、「コレで釣ってみたいぞ」と思わせるんですよねぇ。

2機種展開

舞香には2機種がラインナップ。小~中規模河川での使用をメインに適切なS810ML-solid、そして中~大規模河川での使用に最適なS96M-solidとなっています。

出典:ラグゼ公式

品名コード モデルNo. 標準全長(ft/cm) 希望本体価格(円) 標準自重(g) 仕舞寸法(cm) パワー 使用材料(%) 継数(本) ルアーウエイト(g) 適正ライン(PE/号) 適正ライン(ナイロン/lb) 先径(mm) グリップ長(mm)
24746 S810ML-solid 8’10″(269) 33,000 110 139.0 ML C90.0G10.0 2 5~18 0.4~0.8 3~10 0.9 310
24747 S96M-solid 9’6″(290) 33,000 110 150.0 M C90.0G10.0 2 7~21 0.4~0.8 3~10 0.95 315

ようやく春本番と思えばあっという間に初夏、今年からアユルアーを始めようと思っている皆さんにも、ぜひぜひチェックしていただきたい逸品です。

ラグゼ公式「舞香」詳細ページはこちら

GAMAKATSU(がまかつ)

1955年創業。大阪府大阪市に本社を置き、シンガポールに本店を置く。釣り竿、釣り針、ウェアなどをメインに製品を開発・製造・販売を行っており、ルアー部門では「ラグゼ シリーズ」が有名である。
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