ベイトフィッシュに近いリアルなシェイプ。
ウォブル100%スイミングワーム。
完全水平姿勢で、フィッシュテールを小刻みにスイングさせる動きが特長の、ご存知「HPフィッシュ3.7in」。皆さん、試されましたか?
さて、既に使われている方、これからお使いになる方、入手しようか検討中の方…様々だと思いますが、そんなアングラーに向けて、今回お伝えさせていただく内容は、オカショーでお馴染み“岡田翔生”さんに伺った「HPフィッシュ3.7in」に関するアレコレ。
本人が思う特長や魅力、使い方など! 記者が気になることを色々伺いましたので、教えていただいたことを、この場でお届けできればと思います!
最も気に入っているポイントは?
まずはこちらの質問について。
まず、お答えいただいたのが“攻めのスイミングワーム”であるということ。
「HPフィッシュ3.7in」は素材の耐久性が高いため、アグレッシブな攻め方ができるという。複雑なブッシュ、キンチャク、ジャカゴに対しても、果敢に攻めることができ、なおかつポーズ&ジャークで仕掛けることもできる。さらには、超高速引きでも全くブレずに泳ぎ切る安定性。「もう、感動ものです!」とカナリお気に入りな様子。
「アングラーが積極的に動かすことで、意図する動きを演出し、狙い通りの展開に持ち込める、そんなことを実現する攻めのスイミングワームです」という回答も。
もう1つお気に入りポイントが…。
それは“完全ノンソルトマテリアル”。コレによるメリットとしては、ポーズを入れた時のピタッと一瞬サスペンドする浮力を確保しているそうで、高速引きからのポーズからのジャーク! からのバイト!「病みつきの釣りが展開できますよ」とコメント。
「HPフィッシュ3.7in」だからこその強みは何ですか?
こちらの質問に対する回答としては、これまでのシャッドテール系ではできなかった、追ってきたバスに対して“止める→ジャーク”という仕掛けるアクション。
「ドライブシャッド」も追ってきたバスに対して、フォールで仕掛けることはできますが、こちらに関しては、ワームのアクションに任せたアプローチ。一瞬のステイ・ジャークは、アングラーの意図するタイミングでバスに仕掛けられるという。
オススメリグ&実は相性の良いリグなどを教えていただけますか?
オススメリグとしては、オフセットフックを使った“ノーシンカーリグ”。
ソフトベイトでありながら、ハードルアー的な釣りを展開できるため、“巻きモノ”の釣りを覚えるのにも最適とのこと。巻いているだけで、ティップに程良くブリブリ…と振動が伝達されるそうで、集中力も持続するそう。
また「HPフィッシュ3.7in」は完全ノンソルトマテリアルの為、浮力を活かしたリグ&耐久性を活かせるリグがオススメとのこと!
具体的に教えていただくと、キャロライナリグやフリーリグなど。「バズベイトのスカートを取って、トード系ワームを装着する“バズトード”の具にも良さそう」ということもおっしゃっていました。
カラーローテーションは普段どのように行っていますか?
続いてはこちらの質問に対する回答。
遠投スタイルも取り入れるのであれば視認性の良い“ハニーフラッシュ TW126”が基本。ネイルシンカーを挿入してレンジを下げた時でも、最後までルアー位置を確認できるカラーでもあり、実際釣れるということでオススメという。
一方、ジグトレーラーやテキサスリグなどに組み合わせる場合は“グリーンパンプキンペッパー W004”、“グリパンシャッド TW114”を多用。
また、リザーバーのバックウォーターなど…比較的水質がクリアな時に強いカラーとしては“本気(マジ)ベイト TW221”、“リザーバーベイト TW222”。
無難に使える物だと、ベイトフィッシュカラー“ライブリーワカサギ TW134”、“ネオンワカサギ TW139”、フラッシングが魅力“グリーンサンダー TW176”など。
また、霞ヶ浦や印旛沼などのマッディシャロー必須は“サイトスペシャルVer.2 TW145”。
以上が“岡田翔生”さんのカラーローテ法。これだけ多く挙げていただくと、皆さんの通われているフィールドで、マッチしそうなカラーも見つかったのでは?
カラーを3つに絞るならどれを持っていきますか?
カラーを3つに絞るならどれを持っていきますか? の質問に対して、“ハニーフラッシュ TW126”、“ライブリーワカサギ TW134”、“グリーンサンダー TW176”の3つ。
「日本全国のフィールドでも、この3つあれば何とかなるハズです。」と回答。
初めて使う方へ、一言をお願いします
最後の質問…初めて使う方へ、一言をお願いすると。
「完全ノンソルトゆえ、ワームの天地がない(上下で比重が同じ)ので、フックによって若干傾くこともあります。オフセットフック#4/0という一見少し大きいかな? と思うフックを組むことで、低重心化を図れて泳ぎに安定感が出ます。」
「また、ボディサイズに対し、強めに設定されたテールアクションは泳いで浮こうとする力が強いので、ロッドティップは水面に近めで、ルアーの結び目から約50cmほど糸を水面に上手く馴染ませて巻くことがコツです。」
「後は、目で泳いでいるのを確認するか、ロッドティップに伝わる振動をシッカリ感じ取りながら巻くことで、よりイメージしやすくなると思います。」
以上! “岡田翔生”さんに伺った「HPフィッシュ3.7in」に関する内容でした。春バスシーズン最盛期! ぜひ、旬のアイテムを使って春バス攻略を満喫してみては?