4月4日、圧倒的滑らかさで飛距離が出る、強度も強いPEライン「ANSWERキャスティングPE×16」をリリースしたゴーセン。
ここで改めてANSWER(アンサー)シリーズのラインナップを総まとめ!
ANSWERとは、ソルトウォーター専用ラインブランドであり、釣種ごとに求められるライン特性を詰め込んだラインナップとなっています。
ANSWERの「SW」がソルトウォーターを表していたりもします。
さて今回は、そんなアンサーシリーズにどんなアイテムがあるのか? さっそく見ていきましょう!
ANSWERキャスティングPE×16
冒頭でもお伝えした最新SWキャスティング用16ブレイドラインが「ANSWERキャスティングPE×16」。
出典:ゴーセン公式
ゴーセンの8本編組ラインと比較しても、フィラメント数が1.5倍・ピッチ数が1.3倍となっており、表面の圧倒的滑らかさ強力値のアップを実現。
ラインカラーはピンク、150m巻と200m巻あり(ライン番手は共通)。
号数 (ポンド) | 最大強力 | 価格 |
---|---|---|
0.8 (20lb) | 9.1kg | オープン |
1 (23lb) | 10.5kg | |
1.5 (33lb) | 15.1kg | |
2 (41lb) | 18.5kg |
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ANSWERジギングPE×8
出典:ゴーセン公式
ANSWERジギングPE×8は、その他のアンサーシリーズ同様にMPX×HDX製法で、サイズ(号数)ごとに原糸選定やその組みピッチなどを細かく調整。幅広く細分化される〝ジギング〟において様々なジャンルで扱いやすいハイレベルなPEライン。
また配色パターンにも気を配り、レンジの把握・次投での再現性につながるのはもちろん、鋭い歯を持ついわゆるハモノからのラインカットを防ぎやすいカラーとしているのも見逃せない。
200m巻と300m巻あり。
号数 (ポンド) | 最大強力 | 価格 |
---|---|---|
0.8 (16lb) | 7.3kg | オープン |
1 (20lb) | 9.1kg | |
1.2 (25lb) | 11.4kg | |
1.5 (30lb) | 14.0kg | |
2 (35lb) | 15.9kg | |
2.5 (40lb) | 18.2kg | |
3 (45lb) | 20.4kg |
号数 (ポンド) | 最大強力 | 価格 |
---|---|---|
0.8 (16lb) | 7.3kg | オープン |
1 (20lb) | 9.1kg | |
1.2 (25lb) | 11.4kg | |
1.5 (30lb) | 14.0kg | |
2 (35lb) | 15.9kg | |
2.5 (40lb) | 18.2kg | |
3 (45lb) | 20.4kg | |
4 (55lb) | 25.0kg | |
5 (65lb) | 29.5kg | |
6 (75lb) | 34.0kg |
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ANSWERエギングPE×8
ANSWERエギングPE×4
こちらもMPX×HDX製法で高感度であり、高レベルの耐摩耗性と耐衝撃性を持つ。また、ラインでアタリを取るのがひとつキーとなるエギングにおいてラインの視認性の高さは必須。
ANSWERエギングPEでは光量や逆光においても、あらゆる状況で視認性の高いホワイトベースにイエローとブルーのマーキング。BCM(バイトキャッチマーキングシステム)という、この専用カラーがわずかなアタリを捉える。
そして忘れてならないのがSG加工。さらにハりとコシを生む加工で、ジャーキングなどエギの操作性が向上、感度もよりダイレクトになる。
ANSWERエギングPE×8は150m巻と200m巻、ANSWERエギングPE×4は150m巻のラインナップ。
号数 (ポンド) | 最大強力 | 価格 |
---|---|---|
0.5 (12lb) | 5.4kg | オープン |
0.6 (14lb) | 6.4kg | |
0.8 (16lb) | 7.3kg |
号数 (ポンド) | 最大強力 | 価格 |
---|---|---|
0.5 (10lb) | 4.5kg | オープン |
0.6 (12lb) | 5.6kg | |
0.8 (14lb) | 6.4kg |
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「ANSWERエギングPE×4」詳細ページはこちら
ANSWERエギングFCリーダー
出典:ゴーセン公式
ANSWERエギングPEとセットで組み合わせたりフロロカーボンリーダーが「ANSWERエギングFCリーダー」。
高品質フロロ素材で根ズレに強く、そんな耐摩耗性を持ちながら非常に「しなやか」。であるから、エギのダートアクションの妨げにならず本来のポテンシャルを引き出すリーダーとなっている。
カラーはナチュラル。30m巻。
号数 (ポンド) | 標準直径 | 価格 |
---|---|---|
1.75 (7lb) | 0.220mm | オープン |
2 (8lb) | 0.235mm | |
2.5 (10lb) | 0.260mm | |
3 (12lb) | 0.285mm |
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ANSWERアジングPE×4
出典:ゴーセン公式
アジング専用4ブレイドPEが「ANSWERアジングPE×4」。MPX×HDX製法、そしてハリとコシを生むSG加工を施した高感度PEライン。アジングにおけるPEラインの感度や飛距離はアドバンテージを生むシーンも多く、エステルを軸にしている方もひとつPEタックルを用意しておくだけで攻略の幅がグッと広がるはずだ。
カラーはナイトゲームでも視認性の高いカクテルオレンジ。
150m巻がラインナップ!
号数 (ポンド) | 最大強力 | 価格 |
---|---|---|
0.2 (5lb) | 2.3kg | オープン |
0.25 (6lb) | 2.7kg | |
0.3 (8lb) | 3.6kg | |
0.4 (10lb) | 4.5kg |
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ANSWERルミナシャイン
出典:ゴーセン公式
ライトゲーム専用のポリエステルラインが「ANSWERルミナシャイン」。
ライトSWゲームで軸となることも多いエステルライン。その高い感度は活かしながら、ファイト時には適度な伸度が発生し、高切れやバラシなどを抑制。つまり「急な負荷」が弱点となるポリエステルラインの、デメリットを抑えてメリットを活かしたラインだ。
そして、集光機能を搭載している点も見逃せない。特殊染料により、わずかな光を集める性質を持ち、ライン自体が高い彩度(鮮やかさ)をキープ。そして切り口が発光する。だから、ナイトゲームなどにおいてもノットが組みやすい。
発光するのは切り口(断面)のみで、ライン自体がピカピカに光って魚に気付かれるなんてことはないのでご安心を(笑)。
カラーはピンク、イエロー、パール。このうちパールは紫外線で薄い紫色に変化する特殊染料を採用。デイゲームに適する。
200m巻がラインナップされる。各カラーのラインナップは以下の通り。
号数 (Lb) | 標準直径 | 価格 |
---|---|---|
0.2 (1.1lb) | 0.074mm | オープン |
0.25 (1.3lb) | 0.083mm | |
0.3 (1.6lb) | 0.090mm | |
0.4 (1.9lb) | 0.104mm | |
0.5 (2.5lb) | 0.117mm | |
0.6 (3lb) | 0.128mm |
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ANSWERライトゲームFCリーダー
出典:ゴーセン公式
ライトゲーム全般に高い汎用性を持つフロロカーボンリーダーが「ANSWERライトゲームFCリーダー」。
とにかくスプールから出せば分かる圧倒的しなやかさが魅力。軽量ルアーを用いるライトゲームにおいて、このしなやかさでラインを直線的に保つことができバイト感度を高め、かつ操作性もグッド! 高品質フロロカーボンを採用し耐久性も高く根ズレ対策にも!
カラーはナチュラル。30m巻。
ポンド (号数) | 標準直径 | 価格 |
---|---|---|
3lb (0.8) | 0.148mm | オープン |
4lb (1) | 0.165mm | |
5lb (1.2) | 0.185mm | |
6lb (1.5) | 0.205mm |
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PEラインについて
というわけで「ANSWER」シリーズをまとめてみました。
その中でANSWERのPEラインに採用される技術についても、簡単にですがおさらいしてみましょう。
サイズごとに最適な密度で糸を組むことで耐摩耗性や耐衝撃性を高める製法。
原糸間の密着性を高めることで感度や強力の低下を軽減させる製法。
感度、操作性を大幅にグレードアップさせるためのゴーセン独自の加工。
これを、アイテムごとにまとめたのが以下。
アイテム名 | MPX製法 | HDX製法 | SG加工 |
ANSWERキャスティングPE×16 | 〇 | 〇 | 〇 |
ANSWERジギングPE×8 | 〇 | 〇 | |
ANSWERエギングPE×8 | 〇 | 〇 | 〇 |
ANSWERエギングPE×4 | 〇 | 〇 | 〇 |
ANSWERアジングPE×4 | 〇 | 〇 | 〇 |
まず、MPX×HDX製法は共通。つまりサイズごとに最適な密度で糸が組まれ、原糸感の密着性を高めた製法。これを番手ごとに、最適な調整が施されている…というのがANSWERクオリティ。
そしてSG加工。実はANSWERジギングPE×8には採用されていない。言い換えると、キャスティング・エギング・アジングという、より「感度・ハリ・コシ」が求められる釣種には採用されている。一方、ジギングでは大型青物なども想定されるがゆえ、〝強さ〟を重視して非採用となっているのです。
簡単にいえば、ハリとコシを高めてピンピンにすれば感度や操作性は上がる。けれど瞬間的な負荷には弱くなってくる。
だから、大雑把な言い方をすると、ANSWERクオリティをベースに感度や操作性を重視するジャンルにはSG加工を採用しているのです。
春。皆さんも動きやすい季節になってきたかと思います。様々なSWゲームを楽しむ上でぜひぜひANSWERをチェックしてみてください。