世に多く存在するシーバス専用プラグ。
シンペン、ミノー、ペンシルベイト、ウエイクベイト、バイブレーションなど、ザッと挙げるだけでも、これだけの種類があり、当然他にも様々なモノが存在する訳で。
さて、今回紹介させていただくアイテムは、“種類が多くて選びきれない”、“無駄に多く使い分けたくない”方に「とりあえずどう?」と提案できるアイテムかなと。
スウェイコール 90F
バウフラップ 80S【アクアウェーブ】
表層&水面直下攻略特化型プラグ。
はい、今回紹介するアイテムは、現場の声を多く取り入れ、魚に答えを聞く製品開発スタイルを貫く、数々の作り込み系SWルアーを数多く手掛けるルアーブランド「アクアウェーブ」の新製品「スウェイコール 90F」と「バウフラップ 80S」の2アイテム。
誰にでも表層&水面直下攻略が可能なプラグ
「スウェイコール 90F」がフローティングタイプのミノーで、「バウフラップ 80S」はシンキングペンシル。
種類の異なるプラグではあるものの、コンセプトは同様“誰にでも表層&水面直下攻略が可能”。つまり、水面直下を遊泳するシーバスを攻略するためのプラグ。
「超クレイジーロコアングラー」監修
2種類のプラグ両方、年間300日以上フィールドで過ごす、超クレイジーロコアングラー“積木 洋”さんが監修を務めるアイテム。
以前直接お話を伺ってみましたが、アツすぎる拘りが満載! そもそも開発のキッカケは、日々“積木 洋”さんがアクアウェーブのシーバス専用ルアーを愛用する中で、表層周辺で反応がある時に限り、アクアウェーブのラインナップの中で、上手くアジャストできるモノが少なく、これまでは他のプラグで何とか対応していたそう…そんな中でも“積木 洋”さん自身は普段使っているプラグに対し、“どこかに優れていれば、どこかが劣っている”。「もっとこうだったら良いのに」と思うこともあれば、逆に「こういうトコロはメチャ気に入っているのに」など…使っている中でも、色々想うことがあったそう。
そんな中、丁度そのタイミングにアクアウェーブからルアーを作りませんか? と依頼を受けたことをキッカケに、これまで使ってきたプラグの中で、自分の理想や想いを全て注ぎ込んだプラグを作ろうと決断。完成すれば、無駄に多く使い分けることも少なくなるだろうし、より表層or水面直下攻略が容易になるハズ。さらに“扱いやすい”という要素も加えてみて、誰にでも簡単に水面付近のエキサイティングな釣りを堪能してほしい…というコンセプトに沿ったルアー開発を遂行することに。
そんな各所に拘りの詰まった「スウェイコール 90F」と「バウフラップ 80S」。では、各モデルそれぞれの特長や使い分けなどを、これから紹介していきますね。
スウェイコール 90F
まずは「スウェイコール 90F」について。
お伝えする通りフローティングミノーであり、緻密なボディ設計&ウエイトバランスによって、背中が水面に少し出る程度のフローティングで、泳ぎ出しの良い作りに。巻くと潜る設計で、表層から水面直下を、控えめなロール主体のウォブンロールアクションで、セレクティブなシーバスに対して、シッカリ口を使わせる作りに。
バウフラップ 80S
続いては「バウフラップ 80S」について。
シンキングペンシルのため、先程とは逆で沈みます。水平姿勢を保ちながらロールを発生させてフォール。巻くと尻振アクションを発生させながら浮き上がる設計に。
使い分けについて
気になられている方も多いでしょう。
両モデルの使い分けについて。主にパイロットして活躍する場面が多いのが「スウェイコール 90F」。表層付近を無警戒に泳ぐベイトフィッシュのように、スローに巻いてみたり、チョット速度を上げてみたり、フローティングのメリットを活かして、流れに乗せてドリフトさせてみたり、比較的万能なのがこちら。
一方、流れが強くて「スウェイコール 90F」だと潜り過ぎてしまう、上下縦方向のアクションや、下方向から水面へ向かう動きに反応を示す、そもそもシンペンが効く…など。地域によって様々と思いますが、シンプルに「スウェイコール 90F」にスレてしまった、もしくは反応がイマイチな時に有効なのが「バウフラップ 80S」。
他にもこのような拘りが
大きな魅力はお伝えしてきた通りですが、表層or水面直下の釣りの場合、流れの変化、潮目、ストラクチャー際など…ピンを狙うことも多く、そんな中で1発でキャストを決めやすいように、コントロール性も大事になってきます。
飛距離を求めすぎても、見えなくなってしまうと意味がない。目で見て釣る釣りのため、飛距離よりコントロール性に注力されたボデイ設計&ウエイトバランス。
というように、超クレイジーロコアングラー“積木 洋”さんの拘りが詰まりに詰まった表層or水面直下攻めに特化した「スウェイコール 90F」と「バウフラップ 80S」。
プラグのセレクトに迷いガチな方、水面付近の釣りを簡潔にして攻略したい、無駄に多く使い分けたくない…そんな方にピッタリなプラグかなと。
発売されたらぜひ手に取って使ってみてください!