皆さんこんにちは! KEYSTONE(キーストン)スタッフの“堤 洋一”と申します。
今回紹介させていただく内容はズバリ!“エギの種類”について。現在のエギング市場にあるエギのほとんどが、鹿児島県や大分県で、長年受け継がれてきたエギの形状をベースに作られており、中でも代表的な形状が「大分型」と「山川型」。
それぞれ特長も違えば使いドコロも異なる訳で、違いを把握できれば、釣果UPにも直結するハズ。という訳で、これから2種類のエギについて解説させていただきますね。
堤 洋一(Youichi Tsutsumi) プロフィール
大分型エギ/エギシャープ
市販されている大半のエギが、大分型がベースになっています。
その特長といえば、ダートとシャクリの軽さであり、ショアからのキャスティングのエギングにおいて、重要な要素を併せ持つ形状。
全体的にスリムで、シャクリ抵抗が少なく、流れの緩やかな場所やシャローエリアでも対応可能な、フォール速度と角度になっています。
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KEYSTONE(キーストン)のラインナップで大分型エギと言えば、ロングセラー「エギシャープ」。“感度”、“ダート性能”、“沈下姿勢”、“操作性”、“飛距離”を一切妥協することなく追求した、“トータルハイスペックなエギ”と呼べます。特に感度に関してはズバ抜けており、フォール中のバイトの取りやすさに関してはピカイチ!
当時から完成されたエギという理由から、発売から10年以上経つ今もなお、目玉やカラーのデザインは少し変更となりましたが、それ以外は全て当時のまま。
山川型/モンローエギ
鹿児島県・指宿市の山川地方で、昔から受け継がれてきた形状が通称「山川型」。
ヘッド部分が細く、ボディ中央~後方に浮力の強い膨らみがあるのが特徴で、現在のエギング市場にはあまり見られない形状。ただ、この独特な形状がもたらす効果もあり、特性を理解して、今もなお使いこなしているイカ釣り漁師も存在します。
KEYSTONE(キーストン)でも漁師向けに「山川型」の製造を今も続けています。
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そんな山川型の形状を継承し、ショアからのエギング用にカスタマイズを施し、2000年に発売されたのが、こちらもロングセラー「モンローエギ」。
こちらは、縦への跳ね上がりの良さと、フリーフォールで約70度の角度で沈下することで、移動距離を短くできるのが特長。1回のキャストで長時間攻めることができ、抱かせるタイミングを多く作ることが可能。
大分型と山川型の使い分け
では、大分型と山川型をどう使い分けるのかについて。
メインの使用は大分型となります。場所や条件を選ばずオールマイティに使えて、沈下速度とカラーの豊富さで様々な状況に対応できるからです。
一方、山川型はその特徴から起伏の激しい岩礁エリア、カケアガリ周辺や藻場をジックリ攻めたい、そういう状況に対応します。簡単に言うと、ダートアクションで横の動きで誘う時が大分型で、縦のアクションで移動距離を抑えて誘うのが山川型。
大分型、山川型の特徴を知り、状況に応じて使い分けることで釣果に繋がると思います。
大分型/山川型の商品ラインナップについて
KEYSTONE(キーストン)では「エギシャープ」や「モンローエギ」以外にも、大分型と山川型の製品がラインナップされています。
具体的に、モンスターアオリイカをメインターゲットに狙うことを目的に、開発された山川型の「モンローエギ モンスターチューン」、大分型の「エギ大分プラプラ」。
4号~5号サイズの展開で、巨大イカには巨大エギで対応。それがKEYSTONE(キーストン)流。
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如何でしたか?
現代のエギングで主流になっている「大分型」と今もなお、イカ釣り漁師の方が愛用しており、エギングにおいても凄まじい性能を秘めている「山川型」。ぜひ両モデルを使い分けていただき、今シーズンのエギングも満喫してみてくださいね。