2月下旬、大潮のタイミング
釣行した日は2月下旬の大潮。厳寒期の越冬モードから徐々にスポーニングモードへと切り替わる最初のタイミング。ワカサギレイクということもあり、ワカサギが産卵の為にバックウォーターに差してくる”ワカサギ遡上パターン”が期待できる時期でもあります。
天候は曇りで風速8m/sとルアーパワー重視のゲーム展開をするには申し分ないコンディション。また、米泉湖は昨年の秋頃から減水し続けており、通常より約10mの大減水。さらに釣行前日まで降り続いた雨の影響で普段クリアな水質もこの日は白濁りのマッディ化。
…とくれば、ボートデッキにはアラバマリグ、S字系ビッグベイト、リップ付きビッグベイト、大型のソフトスイムベイトをスタンバイさせますよね。
朝から風が吹き荒れ、表水温が冷やされているせいかベイトのワカサギの群れも魚探を見る限りはボトムにべったり。アラバマリグからスタートしてサーチするも気配すら感じることなく午後の部へ…。
個人的に春・夏・秋・冬を通してディープの魚を追いかけるスタイルではなく、シャローを陣取ったランカーを獲りにいくスタイルなので、この日もディープのスローな展開に変えることなくシャローを追いかけ続けることにします。
風裏を探し、ビッグベイトの“クラッシュ9”で減水により露出した岩盤の際をタイトにデッドウォークでアプローチ。夕方風が止み、ボトムに沈んでいたワカサギの群れが急にシャローに差し始めたタイミングで…突如バイトラッシュ!
惜しくも2発フックアップには至らずでしたが、4バイト2フィッシュの50センチクラスをクラッシュ9(ノーマルリップ、ノーマルテール、モードA)の岩盤デッドウォークでキャッチ!
基本、僕は”マッチザベイト”よりも“ルアーパワー”でバスを寄せて来させるスタイル。ワカサギがメインベイトだから2〜4inchのサイズに合わせるというよりも、ベイトがどのレンジに浮いてるのかにだけ注目して、あとはよりフレッシュで攻撃的なバスを狙っていくといった攻略法です。