トラファルガー5で表層ピクピク
プラグならではの表層ピクピク。
移動距離を抑え、その場で表層を漂う瀕死のワカサギの如し…。ということで、ハードルアーのI字系でありながら、表層ピクピクもこなしてしまう芸達者なアイテムがティムコのトラファルガー5。
出典:ティムコ公式X
写真は、ティムコの大津清彰さんが、そのトラファルガー5表層ピクピクでカマしてくれた一撃(2月下旬、相模湖にて50cm・2kgフィッシュ)! 今年もやはり…なのか!?
出典:ティムコ公
サイズ | ウエイト | タイプ | ラインアイ
スナップ |
フロントリング | フック | 価格 |
55mm | 2.5g class | Floating | #0 | #1 | 化研#10 | 1,600 円(税込1,760円) |
ハードルアーだからこそのメリット
トラファルガー5は、標準でラインアイ部分にスナップが付いている。実はこれ、開発段階からI字としても表層ピクピクでも使えるよう意図したもの。
例えばI字で反応が悪いのであれば、スナップをフック側のリングに取り付けて、あとはシェイクするだけで表層ピクピクができるよう考えられていたため。
ただし、始めから表層ピクピクでトラファルガーを用いるのであれば、フック側のリングに直接ラインを結ぶことで絡むトラブルがさらに大きく減少する。
もちろんI字用と表層ピクピク用、2種類のトラファルガーを用意しておくのも賢い選択。
では、なぜハードルアー・トラファルガー5なのかというと、ワームと比較してもさらにネチネチと移動距離を抑えられる点にある。
出典:YouTube「Tiemco Bass Fishing JP」
細かなシェイクで、上記のようにフック側リングにつながられたラインのテンションが加わるとボディが横に倒れる。そしてテンションが抜ければ、浮力の関係で戻ろうとする。ハードルーゆえに下側にある重心とボディの浮力のバランスで、ボディが倒れる・起きるを連続で繰り返し、さらには手前・手前に…ではなく、定点で移動距離を抑えながら行えるのが強み。
水面でもがいているように見えるエサ、そんな感じでバスは思わず口を使う…というわけだ。
アングラー側から派手に仕掛けるのではなく、あくまで表層でピクピク瀕死状態に見える状態でバスに気付かせる、そんなイメージで使用すると釣果に直結しやすい…とは、以前聞いた大津清彰さんの言葉。
移動距離を抑えて細かく動かす。春先のバスフィッシングでは効果絶大なことも少なくない。
ちなみにトラファルガー7でも問題ないが、サイズ感としてはトラファルガー5の方が扱いやすい場合が多いだろう。
いずれにせよ、表層でプラグピクピク、ぜひお試しあれ!
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