こんにちは! メガバスプロスタッフのオッチーこと越智一輝です。
春と言えばデカイバスが釣れる!と誰もが期待を膨らませていると思います。今回はそんな春バスを野池で釣るための攻略術を紹介します。
デカバスが動き出す時期
個人的にも春は大好きなシーズンです。ただし、春というシーズンはスポーニングが絡むことにより、春の中でも3シーズンくらいあると個人的に解釈しています。
その中でも太くてデカイバスが釣れやすいのは、いわゆる早春です。具体的には2月の2回目の大潮あたりから3月20日前後が良いと考えています。この時期くらいから三寒四温が始まり、南風が吹くなど春に移行していく要素が多くあります。
それに伴い、ディープで大半過ごしていたデカイバスもシャローにフィーディングで差してきて、果敢にエサを求めるようになるのです。このタイミングが、本気でデカイ魚を求めるアングラーにオススメのシーズンになります!
春バスを獲るためのキー「スローかつ大きい」
冬から目覚めたばかりのバスにとって、早い動きよりスローかつ、大きめのシルエットが効果的。
また、個人的に釣ってきた感覚としてコンディションの良い魚達は賢いので、短い時間で多くのエサを捕食して、危険を伴うシャローエリアには滞在しないという仮説があります。
そう考えるとスイムベイトみたいな遅くてボリュームのあるシルエットはハマりやすいと思います。ため池では4月下旬までがハマりやすいイメージですね。
オッチーイチ押し「MAGDRAFT 鮎 AYU TWITCHER」
昨年からこの時期に多用しているのが「MAGDRAFT 鮎 AYU TWITCHER」。
Item | Length | Weight | Type |
MAGDRAFT 鮎 AYU TWITCHER | 7in | 1.3/8oz. | Slow Floating |
メガバス公式「MAGDRAFT 鮎 AYU TWITCHER」の詳細ページはコチラ
理由として、クイックな水中ドッグウォークに加え、I字引きでの集魚力がありスローに誘える要素。大きすぎず、小さすぎないシルエット感。また高浮力な構造によりウエイト調整でスローシンキングからサスペンドぎみに任意で変更しやすい要素。さらには、自身のチューニングによってアクションや誘い方のバリエーションが多くあるルアーとしての面白さ。
個人的にはハイシーズンの表層のカバー際の使用よりも、デカイ魚の一発狙いにオススメって感じですね。
「MAGDRAFT 鮎 AYU TWITCHER」による春のデカバス捕獲日
昨年の早春と今年で釣った50アップの捕獲日をリアルに発表したいと思います。
2023年3月6日、26日 、2023年4月14日、2024年2月19日
こんな感じになります。今思い返すと昨年の春は2月中旬以降ぐらいからチェイスは多発していたものの、食わせ方やチューニングを試行錯誤していたので、なかなか釣果には結び付かず悔しい思いをしました。今ならもっと釣れたんじゃないか?と思ったりしています。個人的には今年に期待って感じですね!
タックルセッティングについて
個人的にはスイムベイト専用であれば、MHクラス~Hクラスのグラスコンポジットのロッドがいいと思っていますが、オカッパリの特性上、何本もロッドを持つことが煩わしいので汎用性が高く、ボトム系やスイムベイトからチャターベイトなどヘビーバーサタイルのものがオススメです。
藪漕ぎして、カバー際等をショートディスタンス狙う場合は「Brand New DESTROYERF6.1/2-67X Tachyonshaft」もオススメです。「MAGDRAFT 鮎 AYU TWITCHER」で反応しなかったらフォローでラバージグをカバー打ち込むって感じも僕のスタイルにもマッチしています。
なかなか複数匹釣ることが難しい春のタイミングなので、ゼロワンゲームで1発デカイ魚を狙ったほうがスリルがあって面白いと思います。
ただ、実際は狙い所もあって雨で軽く濁っている、ブレイクに近い場所等、細かい要素が重要になります。また、スイムベイトゲームはあんまり風が強いのはNGです。
これは各フィールドで異なりますので色々と試してもらえたらと思います。ぜひ、この春はビッグワンを目指して「MAGDRAFT 鮎 AYU TWITCHER」を使ってほしいと思います。僕も、ため池ロクマル10Lbオーバーを狙って今年の春は精進します!