どんな感じで開発が進んでいったのか? かなり気になったので、開発陣にミュートソニオの開発するにあたってのいきさつ、苦労した点など、開発秘話を教えていただきました!
ミュートスソニオ開発秘話【本文・解説=ミュートソニオ開発STAFF】
ミュートス・ソニオの開発はミュートスアキュラでゼナックが具現化したブランク技術をベースにスタートしました。
アキュラのブランクは小型~大型のジグや様々なタイプのプラグの操作性を最大限に高めるアクションと20kgを超える大型ターゲットにも対応出来るトルクを備えた、今までの常識を覆すオールマイティーなブランクです。しかしアキュラのノウハウをもってしても尚、ソニオのブランク開発は困難を極めました。
10gのミノーがキャスト出来るロッド=シーバスロッドクラスのブランクの柔らかさが必要。しかしそれでは青物の強烈な引きには到底太刀打ちできない。又、そのパワーを待たせれば10gのミノーはキャスト出来ない。
本来なら2~3本のロッドで対応してきたことを、1本のロッドでこなす…
アキュラ以上のアイデアと技術がソニオの開発に求められました。
そこで軽量ルアーをキャストする為のロッドアクション、カーボン素材の使いかたを見直し、新しい発想で一から考え直しました。
求めたのは…
それらが出来る「夢のブランク」の設計に取り掛かりました。
大量のプロトロッドと実釣テストを重ね、試行錯誤の後、張り感やトルクを最適に組み合わせ10gミノーから100gのジグまでキャスト・アクションできるワイドルアーレンジのロッドが誕生しました。幅広いルアーを使いこなせるメリットは、結果的に青物のみならず多くの魚種を釣り上げる事にも繋がりました。
ソニオは多くのアングラーにより多くの魚との出会いを広げてくれる存在になると思います。
そしてソニオの本来のポテンシャルは多くの魚種を楽しむ事もさることながら、「魚が釣れにくい状況でも、様々なルアーでアピールしビッグワンを釣り上げる事」が出来る全く新しいスタイルのロックショアロッドなのです。
国内のブランクテスト釣行でも90cm前後のヒラマサや青物、多くの魚種にも順応できるロッドアクションとパワーがある事を確認。海外のゼナックフィールドスタッフに届けた製品版MUTHOS Sonio100Mでビッグワンのニュースも届きました。
2018年7月。イタリア在住、フィールドスタッフのジョセッペ氏が地中海の磯から「37キロのカンパチ」のランディングに成功! これはソニオ100Mで想定していた魚のサイズを大きく上回るものでしたが、このロッドの高いポテンシャルを証明してくれました。
以上、ミュートス・ソニオを詳しく紹介しました!
1本あると、何かと使い勝手のよさそうなロッドですね!
すでに発売されていて、かなり人気のようなので、気になる人は早めに動いた方がいいかも!
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