専用ロッドで手に取りやすい価格帯。それがメジャークラフトの1Gシリーズ。
汎用モデルではなく、その釣りジャンルに特化したガイド位置だったりグリップ長、機種展開などがなされているため、エントリーアングラーから中級者まで満足できる性能を持つ。もちろん、さらに突き詰めていくならば「5G」シリーズは最適で、現在開発が進められているという「7G」の登場も首を長くして待ちたいところ。
さて、そんな1Gにタイラバ専用の「レッドバック1G」が追加される。
レッドバック1G
出典:メジャークラフト公式
冒頭に述べた通り、1Gシリーズはリーズナブルながら専用ロッド。ということで、当然レッドバック1Gもタイラバ専用ロッドシリーズになる。
ところで。現在のタイラバは状況に応じて結構ロッドセレクトも重要なキーとなることが多く、このレッドバック1Gも、何とベイト・スピニング合わせて全12機種のボリューム。
そして、その役割ごとにガイドセッティングも最適な口径などが配され、かつ1ピース(グリップジョイント)モデルと2ピースモデルがあるなど、幅広く選択肢があるのがうれしいところ。
先に全12機種でグリップジョイントモデルと2ピースモデルがあると述べたが、機種展開としては同一レングス&アクションにグリップジョイントと2ピースが選べるといった内訳。
例えば、RB1-B69UL/Sは6’9″のULのベイトモデルで、ソリッドティップを持つグリップジョイント。RB1-B692UL/Sは、692の2が2ピースモデルであることを示し、アクションなどはほぼ同様となっている。
Model | PRICE (税込) |
全長(ft) | 継数(pcs) | タイラバ(g) | PEライン(号) | 標準自重(g) | アクション |
RB1-B69UL/S | ¥13,500 (¥14,850) |
6’9″ | 1 グリップ脱着 |
MAX100 ドテラMAX130 |
MAX 1.0 | 106 | F |
RB1-B69L/S | ¥13,800 (¥15,180) |
6’9″ | 1 グリップ脱着 |
MAX100 ドテラMAX150 |
MAX 1.0 | 110 | F |
RB1-B69ML/S | ¥14,000 (¥15,400) |
6’9″ | 1 グリップ脱着 |
MAX160 ドテラMAX200 |
MAX 1.2 | 116 | F |
RB1-B69M/S | ¥14,500 (¥15,950) |
6’9″ | 1 グリップ脱着 |
MAX200 ドテラMAX300 |
MAX 1.5 | 123 | F |
RB1-B692UL/S | ¥13,500 (¥14,850) |
6’9″ | 2 | MAX100 ドテラMAX130 |
MAX 1.0 | 未定 | F |
RB1-B692L/S | ¥13,800 (¥15,180) |
6’9″ | 2 | MAX100 ドテラMAX150 |
MAX 1.0 | 未定 | F |
RB1-B692ML/S | ¥14,000 (¥15,400) |
6’9″ | 2 | MAX160 ドテラMAX200 |
MAX 1.2 | 未定 | F |
RB1-B692M/S | ¥14,500 (¥15,950) |
6’9″ | 2 | MAX200 ドテラMAX300 |
MAX 1.5 | 未定 | F |
Model | PRICE (税込) |
全長(ft) | 継数(pcs) | タイラバ(g) | PEライン(号) | 標準自重(g) | アクション |
RB1-S64ML/S | ¥14,000 (¥15,400) |
6’4″ | 1 グリップ脱着 |
MAX100 キャストMAX80 |
MAX1.0 | 98 | RF |
RB1-S66M | ¥14,000 (¥15,400) |
6’6″ | 1 グリップ脱着 |
MAX120 キャストMAX100 |
MAX1.2 | 107 | RF |
RB1-S642ML/S | ¥14,000 (¥15,400) |
6’4″ | 2 | MAX100 キャストMAX80 |
MAX1.0 | 未定 | RF |
RB1-S662M | ¥14,000 (¥15,400) |
6’6″ | 2 | MAX120 キャストMAX100 |
MAX1.2 | 未定 | RF |
ベイトは4種類のグリップジョイントと2ピースモデルが、スピニングは2種類のグリップジョイントと2ピースモデルがあることで計12機種となっている。
LRCコンセプト
全機種に共通していえるのが、LRC=LOW RESPONSE CONCEPT。ローレスポンスコンセプトだ。つまり、張りが強過ぎない中弾性カーボンをメインクロスとしたローレスポンス設計。
これは繊細なバイトをティップで捉え、そのまま違和感を与えずにマダイのバイトが長続きすることを狙ったもの。引きに応じてロッドが追従していき、最後はバットで受け止めオートマチックにリフトしてくる。
専用ロッドならではのガイドセッティング
またガイドセッティングも状況や地域を意識した設定がなされている。
ベイトモデルはまずスパイラルセッティングとなっているのが特徴。
その上で、B69UL/S&B69L/Sは感度重視の小口径ガイド採用。B69ML/S&B69M/Sは、クラゲなどのゴミ巻き込み対策の中口径ガイドを採用している。つまり、センシティブな展開で使用することが多いであろうULとLには小口径ガイド、ドテラ・ディープでの使用も想定されるMLとMに中口径ガイドを採用しているかたちとなる。
スピニングはキャストする際の快適さを意識した富士工業Kガイドフレーム採用。バットガイドは比較的足高で先端部は感度を重視した小口径ガイドとなっている。
最適なグリップ
グリップデザインは握りやすく、長時間の釣行でも負担の少ない形状。細身の仕様で感度もよい。またグリップ長もベイトモデルは脇挟みもしやすい長さに、スピニングモデルはキャストを快適に行える長さに設定されている。
軽量ウエイトからヘビーウエイトまで、バーチカル・キャスト・ドテラと幅広くタイラバゲームをカバーできるラインナップと、それぞれに最適なセッティング。そしてユーザーにうれしい価格帯。タイラバデビューには超オススメなタイラバロッドになりそう!
発売は4月上旬を予定。お楽しみに!
メジャークラフト公式「レッドバック1G」詳細ページはこちら