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トミー敦、ジグヘッドを使い分ける

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アジング特集

10m以深の展開

続いては、10m以深のケース。

そんなときはコレ!とは単純にはいかないのもボートアジングのおもしろさ。深ければその分、潮などの影響をモロに受けるので、状況に合わせたアプローチが重要。

そんなディープエリアでの今回のトミーさんのアプローチは2つ。

①:ジグ単

10m以深でも、そこまで潮が流れていないような場合だと「ジグ単」で攻めることももちろん可能。

トミーさんのジグヘッドセレクトは、やはり水深があるため重くて抵抗が少ないタングステン。さらに、よりボトムにアジが張り付いた状況などを考慮すると4.0gまでのラインナップがあるアジスタ!TGのMHモデル…となった訳です。

単純に可能性の話で言うと、ディープエリアの方が大型が混ざる可能性は高い。それはベイトの量だったり、外敵の有無だったり、環境によるものも大きいのですが、大型が混ざることを考慮すれば“フックが太軸”というのも大きなメリット。

そうそう、ちなみにティクトのアジスタTGシリーズについて。オリジナルのアジスタ!で採用されている金針とは異なり、土佐かぶらでアジ金針と並んで人気のアジ白針を踏襲した玄人好みのプラチナ(白金)カラーを採用。また細くても強く、鋭い刺さりが継続するハイカーボン素材が使用されている。

そして金針よりも錆びにくい。いわく、どうしても単価が上がってしまうTGシリーズでは、錆びにくいことでコストパフォーマンスも高めているとのこと。

②:キャロ

動画内で“秘密兵器”として登場したのが「キャロ」によるアプローチ。

使い分けとしては、ジグ単ではどうしてもボトムが取りづらかったり、操作感に遅れが出るような、潮がぶっ飛んでいる“激流エリア”でセレクト。

先の記事でも書きましたが、アジが定位する層で魅力的にリグを漂わせることがボート、オカッパリ共通のキモ。激流でリグをしっかりアジが定位する層まで送り届ける一つの選択肢が「キャロ」だったと。

重めのシンカー(ロケではジャングルジムのビーンズTG5~7gを使用)の先にスイベルを介してリーダーを50cmほど接続。その先にジグヘッドをセット。ジグヘッドはアジスタ!TG・Sモデルの1.5gや2g、MHの3gなどを状況を見つつ使い分け。

ちなみに。キャロならもっとジグヘッドを軽くしても良さそう…な気もするんですが、エリアは激流。軽いとキャロのシンカーを支点にフラフラと安定せず魚が食いにくいとのことで、比較的重めのジグヘッドを使われていました。

固定概念をなくすということ

そう、ボートであろうと、オカッパリであろうと、狙っている魚は同じ「アジ」。

相手が魚である以上、こうでなくてはならない…というのはなく、アジがいる所へ、アジが食うであろうリグやワームを確実に送り届けられれば釣れる。

海の中がどういう状況なのかを判断しつつ、ジグヘッドの特性をしっかり状況にハメていく。

うん、だからやっぱりアジングはおもしろい。

TICT ティクト

高知県高知市を拠点とするブランド。アジング・メバリング、グルーパーゲームなど、ライトSWゲームフィッシング関連のロッド、ルアー、ジグヘッド、周辺アイテムを続々と輩出中。
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