テイルウォークのNEWアイテム群の中で、ちょっと衝撃…というか、まだまだ勉強不足だなぁと感じさせられたのがこの竿。
ワイドパワー ボウ 83HD
WIDEPOWER BOW(ワイドパワー ボウ)の2024年追加機種83HD。
何の気なしに見ていて…。「これ、何に使うんですか?」とテイルウォークスタッフさんに不躾な質問をしてしまいました。ワイドパワーボウ自体は、すごく簡単にいえば超強靭なロッド。ボーダーレスにモンスターたちと立ち向かうロッドではあるのですが…。
スパイラル設定だったりしたものだから、余計に分からなくて。
ベイトGTを強く意識
「これはもちろん今までのワイドパワーボウ同様に、自由に使ってもらってOKなのですが、実は特に意識したのがベイトタックルでのGTフィッシングなんです」。そうスタッフさんに言われて、ベイトGT!?と驚きだったのです。
GT=ジャイアントトレバリー。強烈なパワーを持つ魚であるが、イメージ的には飛距離を出しつつダイペン・シンペン・ポッパー・ミノーなどを操作して食わせるイメージなのだが、ベイトGTはそうではない?とかで…。
実はこのモデル、ベイトGTフィッシングの提唱者である宮古島「フィッシングガイドサービス Morizo」の後藤盛崇キャプテンの協力もあって誕生するロッドだという。
その後藤キャプテンが提唱しているのは、ジョイント系ビッグベイトを使用し、PE10号(以上)を用いて、比較的近いキャスト飛距離でもルアーパワーで魚を寄せてキャッチに導く…というもの。
浅瀬のリーフ周りに潜むGTをショートキャストで手返し良く狙え、かつそのパワーで真っ向勝負可能なモデルとなっている。
出典:YouTube「Morizo Style -釣りと仕事と宮古島-」
上記はキャプテン自らが解説している動画になるが、キャスト距離が近いことでスキルの高い人だけでなく、もう少しGTフィッシングが身近な存在になるという。
またPE10号の理由なども解説されているので必見。ちなみにリールはエランスーパーワイドパワーがベストマッチ。
先に述べた通り、大口径Fuji MNガイドを大胆にスパイラルガイドセッティングとしたことにより、いざファイトする際にブレを抑制。元々持ち合わせているワイドパワーボウのブランクスポテンシャルをフルに発揮できる仕様に。
独創的な、新しいカタチ。ワイドパワーボウ83HD。ぜひぜひチェックしてみては?
MODEL | LENGTH(ft.in) | PIECE | CLOSED LENGTH(cm) | ROD WEIGHT(g) | LURE WEIGHT(g) | LINE WEIGHT(PE) | Drag(kg) | GRIP TYPE | RETAIL PRICE(JPY) |
83HD | 8’3″ | 2(B) | 197 | 282 | max 180 | max 10 | max 15 | A | 38,000 |
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