良く目にする、メタルバイブレーションより短くて重い。
「何用ですか?」と開発スタッフへ問うと「シーバス用です」と。手に置くとズッシリとした重み、腹部に集中したウエイト。チョット特殊…どんな時に使うのか? 質問しようと思った時、先に名前が耳に入り、だから普段見かけない形状なんだなと。
刺さる人には刺さるハズ…因みに“みちのくメタル”と呼びます。
みちのくメタル55g【アクアウェーブ】
陸奥(みちのく)。
「みちのくメタル55g」は風上へのアプローチで、飛距離を稼ぐために開発されたシーバス用メタルバイブレーション。風上に投げても、影響を大きく受けず飛距離を稼げるメタルバイブレーションが欲しいという、現地ユーザーの要望をキッカケに開発。
風の影響を大きく受けず、遠くへ飛ばす工夫とは?
向かい風でも飛距離を落とさず大遠投。
実現するため、大きく拘られたのがボディ設計。まず、風の影響を受けにくくするため、シルエットをコンパクトに。
ただ、そのままコンパクトにしてしまうと自重が軽くなってしまいます。
55gという現地ユーザーの強い拘りに応えるべく、腹部にウエイトを集中させ、希望通りのウエイトを実現させることに成功。
動きについて
気になる動きについて。
近年のメタルバイブレーションにありガチな、タイトでロール主体の動きとは異なり「みちのくメタル55g」はボディが大きく左右に揺れるバタバタ系。
水中で圧倒的な存在感を生み、遠方のシーバスに対して誘えるセッティング。
本体には2カ所のラインアイが搭載されています。
①は標準とするリトリーブ対応。ここへ装着して反応が無い場合、もう少しアピールさせたい、リフト&フォールなども織り交ぜたいという時は、立ち上がりに優れていて、振り幅も大きくなる②のラインアイへの装着を。
カラーラインナップ
カラーは全8色展開。
ご存知、高実績な定番色が豊富。では、各カラーを順番に見ていきましょう。
陸奥(みちのく)。
東北エリアのシーバスゲーム遠投攻めの使用を前提に、開発が進められた拘りルアー。
現地の方はぜひ、発売後これまで到達できなかったエリアに「みちのくメタル55g」を投げ入れてみては?