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聞けば聞くほど“1投目から投げたくない”ルアー。APIAの2024NEWモデル【MAYOL(マイヨール)70SL】

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釣り人とは不思議なもので。

船からカンタンに狙える荒磯にあえてショアから挑戦したり、餌なら間違いなく釣れるのにルアーを投げたり。

釣れなければそこに魚がいないという絶望感を味わいたくないからこそ、よく釣れるルアーを1投目には投げなかったり。

このルアーも、聞けば聞くほど…1投目に“投げたくなくなる”ルアーでした。

MAYOL(マイヨール)70SL

スペック

全長: 70mm/重量: 9g/アクション:タイトピッチウォブリング/潜行レンジ:MAX2.5m /フック: #6×2pcs

マイヨール70SL。…つまり「マイヨール80S」のダウンサイジングモデル。

そもそもマイヨール80Sとは

大阪湾のボートシーバス船キャプテンを務める、アピアのフィールドテスター北添貴行氏が監修したルアー。

北添 貴行(Takayuki Kitazoe) プロフィール

高知県出身で現在は大阪府で「シーマジカル」という遊漁船のキャプテンを務めている。 "やんやん”というニックネームで親しまれ、シーバスをはじめアカメやライトゲームなど多彩な釣りに精通しているマルチアングラー。 過去にはロケ中に121cmのタイリクスズキを釣り上げるなどの偉業を成し遂げた実力派。

急速潜行し、気付かせ、急浮上で食わすことをテーマに生まれたディープダイバータイプのルアーで、より多くの時間をストラクチャーのディープゾーンに潜む魚を攻略できるよう生まれた…という経緯がある。

それに新機構のリニアエンジン(PAT.P)が搭載。…それだけで、ただサイズダウンしただけじゃない感がある。という訳で、広報の佐々木俊さんにあれこれお話を伺った次第。

マイヨール70SLはここが“キモ”

詳しいお話を伺う前に、今回のサイズダウンの狙いを聞くと「サイズダウンしたことによって気難しい春のマイクロベイト(ハク)やカタクチイワシに照準を合わせることができ、またボディをスリムにすることでより食わせ重視にもっていった」…とうのがそもそもの狙い。

では、そのシルエットの変化以外のポイントとは。

圧倒的な飛距離+α

まずは、その飛距離。

リニアエンジン(PAT.P)の搭載により、キャスト時には飛行姿勢が極めて安定。その結果、圧倒的な飛距離に加え、橋脚やバースなどのピンへ正確なキャストが可能になっているとのこと。

このサイズ感で飛距離+正確なキャストができるというのは、昨今のシビアなゲームにおいて大きなアドバンテージになること請け合いでしょう。

よりシビアな状況に効くアクション

続いてはそのアクション。

オリジナルの「80S」と比較して、より急潜行・急浮上するように設計、また細身なシルエットであることと“タイトピッチ”なアクションが特長とのこと。

つまり、橋脚のやバースの際にピンで撃ち込んで急潜行しターゲットのレンジへ、そして艶めかしいアクションを鼻先で演出できる。今の厳寒期やタフった状況でも魚を絞り出すことができるとのこと。

豊富なカラーラインナップ

もう1つ、特筆すべきはそのカラー。

オリジナルが全11色なのに対し、70SLは全14色。シーバス用カラー10色にロックフィッシュ用カラーが4色の全14色となっています。

ロックフィッシュ用? そう、前述した「急潜行・急浮上するように設計。また細身であることと“タイトピッチ”なアクション…」のクダリでピンと来た方も多いのでは。マイヨール70SL、実はロックフィッシュにも効く。

グリグリっと巻いて岩に当ててヒラ打ちさせて…とか、ベイトのレンジを直撃したり…とか。アイナメやソイ、キジハタ狙いのプラッギングゲームでも高実績。

1つ持っときゃ安心。お守り的…な

よく飛び、ピンを撃てて、さらにそのタイトなアクションはシーバスのタフな状況においてバツグンの効果を発揮。それでいて急潜行、急浮上はロックフィッシュ狙いも視野に入る。

そんなルアーがボックスに1つでも入っていれば…安心できるのはもちろん、これで釣れなきゃ諦めもつく。

「1投目から投げたくないルアー」いかがでしょうか。

アピア (APIA)

大阪を拠点としルアーやロッドなどを展開する総合メーカー。シーバス、ロックフィッシュ、ライトソルト、ロックショア、オフショアゲームなどのロッドやルアーなどこだわりアイテムの開発を行っている。 徹底した現場主義を掲げた製品開発を行っていることで知られ、村岡昌憲、RED中村、濱本国彦、松尾道洋、北添貴行、金丸竜児、献上真也、中嶋康文などSW各ジャンルの現場型テスターなどからフィードバックされる声を風神シリーズなどの製品に落とし込んでいる。 ちなみにAPIという会社名はアングラーズ・ユートピア(釣り人の桃源郷)という意味が隠されている。
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