みなさんこんにちは!ハンター塩津です!
今回は三陸メバルの大人気ポイントの大船渡の磯場へ大型メバルを狙いに行って来ました。
塩津 紀彦 (ハンター塩津)(Norihiko Shiotsu) プロフィール
地球温暖化に伴いメバルの生息数増加&大型化が進む三陸岩手エリア。
昔は「県南のエリアならばちょこちょこ狙えるけど〜」っと言った感じでしたが、近年は数も釣れる上にサイズの方も尺オーバーのメバルが狙える…まさに全国屈指のメバルフィールドに様変わり!
出典:YouTubeチャンネル「LureNews.TV」詳細ページ
冬がハイシーズン
例年、三陸エリアのメバルは12月に入り海水温がガクンと低下するのと共に一斉にスポーニング態勢に入り、いわゆる「冬のハイシーズン」を迎えます。
今シーズンは黒潮大蛇行の影響に伴い、なかなか海水温が下がらずシーズナルパターンにかなりの「ズレ」が生じる状況になってしまいましたが、例年ならばスポーニングシーズンは1月下旬まで続き、1月はプリスポーンとアフタースポーンのメバルが混在するシーズン、2月からはアフタースポーンシーズンとなっています。
三陸磯メバルタックル
三陸の荒磯で鍛えられた暴力的なパワーの磯メバルを狙うにあたりタックルセレクトは非常に重要。
また、足場の少し高い場所からの抜き上げランディングが必要であったり、アイナメ、クロソイ、ベッコウゾイ、マゾイなどの大型ロックフィッシュも同ポイントでヒットすることも想定されるためパワータックルが必須となります。
オススメするタックルは…ロッドは8フィート以上のパワータイプのメバルロッド。
リールは2000番〜3000番クラスにメインラインがPEラインの0.6〜1号に、8〜12lbのフロロカーボンのリーダーをチョイス。
リグは2〜10gのライトテキサスやジグヘッドリグをメインにし、魚が遠い場所にいる時や広く散らばっている時は1ozクラスのキャロライナリグやフロートリグを使用します。
使用タックル
Model | レングス(ft/cm) | 標準自重(g) | 継数(本) | パワー | テーパー | Carbon含有率(%) | ルアーウェイト(g) | PE Line(号) | リーダーライン(lb) | メーカー希望本体価格(税抜) |
ソルティーステージ プロトタイプ メバル XMBS-832LT |
8’3″ 251.5cm |
85 | 2 | L | ファースト | 100 | 0.5~15 | 0.1~0.5 | 2~8 | ¥29,000 |
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ロッドのコンセプトは「尺オーバーの大型メバルに力負けしないパワーロッド」。
高弾性筋肉質なブランクスでありながらパワーロッド特有のダルさや持ち重り、感度低下を排除。
パワーロッドでありながらも軽量で繊細なリグをコントロールしたり、激渋モードのショーバイトですら手元にダイレクトに感知出来るNEWコンセプトパワーモデルです。
磯はもちろんゴロタ浜での遠投の釣りも得意とし、テキサスリグやジグヘッド、フロートリグやキャロライナリグなどのワームの釣りはもちろんミノーやシンキングペンシル、小型メタルジグなどのハードルアーも自在にコントロール出来るロッドです。
製品名 | 自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ | 最大巻取 | ベアリング | ライン(m) ナイロン・フロロ / PE |
税別価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Roxani SP 3000SH | 227 | 6.1:1 | 5kg | 92cm | 6+1 | 0.235(8lb)-110 /PE1.2-150 |
¥24,000 |
耐久性、剛性を追求し、ガチっとした使用感のNEWロキサーニ。
大口径ドライブギアを採用しているため耐久力とトルクフルな巻き上げが出来るため、荒磯に潜むパワフルなメバルであっても一気にカバーから引き剥がし、魚に主導権を与える事のないパワーファイトが可能。
メバルだけではなくアイナメ、ソイ類、ハタ類などの大型ロックフィッシュ狙いにもガンガン使えるモデルです。
三陸メバル攻略ワームセレクト
三陸界隈の磯メバルはフィッシングプレッシャーも低く、大型のベイトを捕食している事が多いため一般的なワームよりもアピール力の高いモデルの出番が多くなります。
また、水深が深く潮流が速かったり外洋からのウネリを受けてしまうポイントも多いため、重めのウェイトを使用する事が多く、小型のワームではフォールスピードなどが速くなりすぎてしまうためワイドボディーのワームやボリュームのあるモデルを使用する頻度が高くなります。
リグを選ばずスイミング系の横の動きだけではなくリフト&フォールなどの縦の釣りも得意なオールラウンダーワーム。
ベイトフィッシュパターンはもちろん低活性時のメインベイト•ゴカイ系虫エサパターン時に出番の多いワームです。
活性の低いメバルが高波動を嫌う時などはあえてテールをカットして使うカットチューンもオススメです。
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メバル狙いのワームとしてはかなりボリューミーなワームなので敬遠しがちですがテキサスリグやジグヘッドで完全に大型のみに照準を合わせたタイミングで使っていただきたいワームです。
パルステールの最大の特徴はシャッドテールワームのキモとも言えるテール部分のアピール力をあえて抑えた微波動系シャッドテール。
大型メバルは強波動のワームを長年の経験から「ニセモノ」と見切ってしまうケースがありますが、微波動系シャッドテール特有のナチュラルな波動とマックスセント特有の水に馴染む滑らかなアクションと匂いも相まって、フィッシングIQの高い大型メバルですらナチュラルに口を使わせることが出来ます。
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言わずと知れた三陸メバル狙いの定番ワーム。
一見すると「サッパリ動かないワーム」ですが、しかしこの動かないところがこのワームのキモになります。
なぜに動かないところがキモなのか?と言いますと…っとこの説明は長くなってしまうのでまた他の機会に説明致します♪
サンドワーム2インチを使用する時は一般的には横刺し(平らな面を上にした刺し方)が多いですが、フォール速度を上げたい時やリアクションで喰わせのアクションを入れる時、イレギュラーな動きを入れたい時などは縦刺し(ひだひだの足がついてる面が上下)がオススメですので是非お試し下さい。
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今後の三陸磯メバル
三陸岩手界隈の磯メバルは、例年ならば2月に入ると磯場の水温が下がりすぎてしまうため春までの3ヶ月ほどオフシーズンになります。
そして越冬場所である沖の水深のある場所やストック量の多い堤防まわりでしかメバルが釣れなくなる季節になっていく訳ですが、今年は例年よりも海水温が非常に高いため延長戦に突入しております。
地球温暖化の影響で釣れるパターンも変化し、魚の数も増え大型化している三陸メバル。
まだまだハイシーズンが続いてますので是非チャレンジしてみて下さい♪