1つとして同じ流れのない渓流で、河川全域で使用できるミノーを目指して設計されたのが「Basinguide(ベイスンガイド)」というルアー。
気になるルアーの特長は上記の記事を確認していただくことにして、全ての流域に対応すべく45mmシンキング、55mmシンキング、55mmスローシンキングの3タイプがまずラインナップされた「Basinguide(ベイスンガイド)」。
各モデルはどういったエリアに向いているのか。エキスパート達から話を訊きました。
羽田 幸史氏の使い分け
長野県白馬村の支流や枝沢などの源流域をメインフィールドに活動する山岳トラウトフィッシングのエキスパート羽田 幸史氏(Instagram:jona.6966)の使い方はこう。
羽田氏は45Sについて「いちばん最初にスナップを通したいサーチベイト」と語る。
小型のシンキングモデルでありながら、浮力が確保されたボディはロッドワーク次第で、表層~ボトムまでレンジごとのサーチが可能になっている。
55mmというサイズ以上に存在感のあるフラットサイドボデイは、アップでの縦の釣りに当然マッチ。ダウンでは、一点シェイクやトゥイッチングなどで実績があるモデル。
55SSはレンジを意識したナチュラルなドリフトで本領発揮するモデル。
浮かせず沈ませず、
光 智弥氏の使い分け
源流域をメインフィールドとし、YouTubeチャンネル「ともやっこさん」を運営する光 智弥氏(Instagram:tomoyakko_san)の使い方はこう。
光氏のメインとなっているのが55SS。これはサイズのアピール力と視認性を重視しているため。ただ、流れが強いポイントでは45Sを使い、水受けを抑え、できるだけ長い時間魚が潜んでいるであろうポイントに流せるように使うこともあるそう。
また、45Sは魚の活性や水量によってメインになることもあるんだとか。
55Sに関しては、流れが緩めの大淵、滝壺、堰堤などで使用。メインで使用する日は少ないそうですが、春先の魚が沈んでいる時期には出番が多くなるモデルでもあるそうな。
以上がエキスパート達の使い方。エリアによっては解禁されたフィールドも。ぜひ「Basinguide(ベイスンガイド)」をもって攻略してみてください。
関連動画
出典:YouTubeチャンネル「kinoe graphic」