今江克隆のルアーニュースクラブR「ダイワ・シマノのスピニングリール頂上決戦⁉︎ 〜今江的ベストチョイスを探して〜」の巻 第1181回
5~7lbフロロ&スピニングリールというスキマ
だが、バスフィッシングは時として「逆の時代」になるケースが多々ある。
今、一番使われていない比重の重い5~7lbフロロ&スピニングリールという組合せは、まさに今の時代のフィネススピニングとベイトフィネス、PEパワーフィネス3者の「隙間(スキマ)」でもあり、それが逆に今後のスピニングスキルの盲点、もしくは大穴的な存在になることもあるということだ。
今やニッチな存在だが、15年?前にダイワが「ドデカコンパクト」という名で話題独占した「イグジスト2506・REAL FOUR(185g・48mm径)は今江的にはどうしてもほしくて購入したほどのコンセプト名機だったと思う。
実際、昨年後半、フロロ6~7lb&「RRRライナースピン」で頻繁に使っていたが、全くといっていいほどのノントラブルには感動を覚えた。
この太めフロロに適応を持つバス用スピニングリールの選択となると、ダイワもシマノも突然に選択肢が少なく決め手に欠けるというのが、正直な今年のショーでの感想だった。
今後は自分が今回のショーで触れて選んだ各社の機種が揃い次第、今江的インプレをここで解説していきたいと思う。
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