琵琶湖をベースにハードルアー&ベイトタックルに恐ろしいまでのコダワリを持つアングラーとして知られるのがサトシンこと佐藤信治さん。
今回は、その佐藤さんにプロデュースするマグナムクランク・ビッグM4.0についてQ&A方式でいろいろと教えてもらいました。
解説=佐藤 信治 Shinji Sato
●琵琶湖ガイド情報●
サトシン塾=ガイド受付☎0587-56-5358(セントラル)
出船マリーナ:DCボートクラブ(大津市和邇北浜422)
ガイドエリア:東岸長浜以北除く全域
プロショップセントラル・ホームページ:http://satoshin.hp.gogo.jp
ブログ “サトシンブログだもんで”で検索 http://ameblo.jp/satoshinz9/
使用ボート…ナイトロ Zー21(スプラッシュ仕様)
遊漁船登録番号:愛知2007号
●従来のマグナムクランクとの違い
Q: マグナムクランクはどんなときに多用するルアーですか?
A: 出しどころは今までのマグナムクランクと一緒。バスが何かに執着して、じっと潜んでいるときが狙い目です。それはウィードでもいいし、ウッドカバーでもいいし、岩でもいいんですが、そういうところに潜むバスをマグナムクランクの力で飛び出させて釣る、そういうルアーです。
メガバス公式BIG-M 4.0詳細ページはこちら
Length | Weight | Price | Type | Depth | Hook |
---|---|---|---|---|---|
126mm | 2oz. | 2,300円税別 | Floating | Max 4.0m | #1/0 x 2pics |
サイズやシルエット、全体デザインにに関してはこだわりましたよ!
写真下は、かなり製品版に近いプロト
ちなみに B i g-Mという名の由来は?
「Mother Lake琵琶湖」のM
Big「Mama」のM.
「Monster」ハンティングのM
そして「Megabass」のMを冠したスペシャルな意味があるんだって!
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Q: サトシンさんが関わる以上、ビッグMはただのマグナムクランクではありませんよね?
A: もちろん今までのクランクとは違います。マグナムクランク自体、最初は特殊なルアーという認識をされていたんですが、いまはひとつのジャンルとして定着している。その結果各社がマグナムクランクを出してくることは必然だけど、メガバスが同じようなものを出しても意味がない。
だからマグナムクランクのなかでも使い分けができるように、ほかとは違ったタイプのフラットサイド系を意識したということです。
それも含めてビッグMの狙い、コンセプトを一言で言うと、「普通の竿では使えない」「疲れる」というマグナムクランクの欠点を解消した“やり切れるクランク”です。
●フラットサイドにするメリット
Q: 結果的にはルアーデザインの部分でフナやギルといった扁平なベイトフィッシュのキャラクターに寄せていますが、フラットサイドのフォルムはそれらを意識したわけではなく、機能を追求した結果生まれたということですね。
A: そうです。それと一見してほかのマグナムクランクと区別できるフォルムということ。
発案の時点でギルパターンを意識したとか、そういうことではないですね。
機能的には動きもフラッシング重視で引き抵抗も格段に小さくなるので、誰が使ってもやり切ることができる。それが一番のメリットです。
ただファットなクランクの動きを好むバスもいるし、フラッシングを好むバスもいるので、いつでもフラットサイドが良いわけではありません。そこに使い分けの選択肢があることが重要なんです。
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