テイルウォークのタイラバロッドのハイエンドモデル「タイゲームTZ」に新機種が追加される。
タイゲームTZ 厳しい時こそポテンシャルを発揮する2機種
追加されるのはベイトロッドC60XUL/FSLとスピニングロッドS65L/FSLの2機種。非常に繊細な感度と高い操作性を持つのが、そもそもタイゲームTZなのだが、特に追加2機種はタフな状況の中からバイトを引き出すモデルといえるのではないだろうか。
ベイトロッドの中で最もショートレングスなC60XUL/FSL。そしてXUL/FSLが表す通り、極めてしなやかなエキストラライトアクションのフルソリッド。
タフな状況の中でも、じゃれつくようなバイトを弾かずフッキングに持ち込めるレスポンスが魅力だ。また、6フィートというレングスが取り回しにも優れる。
また、そもそも軽量なタイゲームTZなのだが、C60XUL/FSLを実際に持ってみると面白くバランスがよい。先重りしない。思わずニヤリとしてしまう感じであった。
近年タイラバが全国的に、オールシーズン楽しめるようになったからこそ、厳しい時にそのポテンシャルを発揮してくれそうなモデルだ。
MODEL | LENGTH(ft.in) | PIECE | CLOSED LENGTH (cm) | ROD WEIGHT (g) | LURE WEIGHT (g) | LINE WEIGHT(PE) | DRAG (kg) | L1 (mm) | L2 (mm) | GRIP TYPE | RETAIL PRICE (JPY) |
C60XUL/FSL | 6’0″ | 1&Half | 115 | 120 | max 120 | max 0.8 | max 1.0 | 530 | 400 | A | 49,000 |
かつてはベイトタックル一色だったタイラバも、今ではスピニングタイラバの有効性は周知のところ。特にタイラバ激戦区では、時期によってはスピニングタックルが軸となるケースも少なくない。
既存のスピニング機種にはS66ML/FSLがラインナップされていたが、さらに繊細なモデルとしてS65L/FSLが追加される。
キャストフィールを軽快に、かつスピニングロッドで起こりがちな「巻きブレ」、「糸の暴れ」を抑制するガイドセッティングで、広範囲に安定して探れる能力を持つモデル。
また、フォールの速さを活かしてドテラ流しなど斜め引きしていくような釣りでも、一日を通してタイラバが海中にいる時間を長く取ることができ、結果的にチャンスが広がる。
MODEL | LENGTH(ft.in) | PIECE | CLOSED LENGTH (cm) | ROD WEIGHT (g) | LURE WEIGHT (g) | LINE WEIGHT(PE) | DRAG (kg) | L1 (mm) | L2 (mm) | GRIP TYPE | RETAIL PRICE (JPY) |
S65L/FSL | 6’5″ | 1&Half | 120 | 115 | max 180 | max 1.0 | max 1.5 | 490 | 370 | B | 50,000 |
2024新機種は春発売予定
もちろん「TZ」シリーズだけにガイドはチタンフレーム・トルザイトリングガイド。
ベイトモデルは全機種スパイラルセッティング。ラインのブランクタッチを軽減し、ガイド数を減らすことも可能となり軽量化につながる。ベイトモデルのバットガイドは、トラブルを防止しスムーズな放出も促すLRVTG。シックなダークグレーのT2カラーを採用。スピニングはバットガイドにT2-KLTGのH10。ハイフレームを採用し非常に扱いやすい。
随所に配置されるメタルパーツは高級感もあるタイゲームTZだが、その中でもタフコンディション・激戦区でさらにパフォーマンスを発揮する2機種が追加されるといえるだろう。
発売は今春、3月ごろを予定しているそうだ。
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