タイラバのメインターゲット“マダイ”。
ただ、エリアによっては美味なゲストが釣れたり、タイラバでも、マダイの他にお土産も確保したい…なんて方も。アマラバ、アコラバという釣りがある通り、そもそもタイラバ好きな魚種ってカナリ多い印象。さて、今回お見せする2種類のアイテム。ブレードジグなのに構造がタイラバであったり、タイラバなのにメタルジグのメリットも秘めていたり、両方揃ってタイラバとジグの良い所を融合したルアー。そんな特殊な魅力を秘めるアイテムは、遊漁船が作り上げた最高傑作であり、今正に“爆釣中”。
各地で大爆釣中!タイラバに+α
「あじごスロー」&「烏賊ラバ」【REAL FISHER】
佐賀県・伊万里市(いまりし)の久原港(くばらこう)が拠点の遊漁船ルアーブランド「REAL FISHER」が展開する看板的存在の定番アイテム。
どちらも特徴的ですが、どこかはタイラバでどこかはメタルジグ。性質は似ていますが、コンセプトは別物。この2種類の使い分けで、最近REAL FISHERの地元である佐賀県周辺を中心に九州エリアでカナリ釣れているという。他の地域でもタイラバが成立するエリアなら充分試す価値はありそう。さて、各アイテムの特長や使い分けを解説させていただく前に、まずは今釣れに釣れている釣果をご覧アレ。
マダイは当然、マハタにアオハタ、それからアマダイなど…釣れるゲストのほとんどが高級魚という羨ましすぎる光景。ここまで釣れるのも、ルアー本体に優れた実釣性能を秘めているから…という訳で各アイテムの魅力と使い分けを紹介していきます。
「あじごスロー」について
タイラバの遊動式構造を採用したスロー形状のブレードジグ。
コレが「あじごスロー」の特長。ブレードジグのアピール力とサーチ力をシッカリ秘めつつ、遊動式構造&横幅を広く持たせた独特の形状で、タイラバのようにナチュラルな誘いも得意とします。また、ラインアイとボディが離れていることで、アクションを入れた時のヘッドが縦方向に揺れるアピール力バツグンな動きもこのルアーならでは。コンパクト&リアル形状と、フラッシングを生むブレードも魅力です。
40g/60g/150g/200g全て2024年5月登場予定
2024年はNEWウエイト40g/60g/150g/200gが追加となり、既存の80g/100g/120gを合わせると全7ウエイトに拡大! より幅広い状況に対応してくれるようになりました。NEWウエイトに限り、全カラー共通して“腹グロー仕様”! さらに標準搭載のフックもLサイズという対大物仕様になっています。ティンセル仕様のLサイズスペアフックも同時期発売予定。
「烏賊ラバ」について
タイラバとジグの良い所を融合させた真のタイラバ。
が特長…超リアルなイカ型シルエットで、タイラバだけどジグの集魚力や実釣力を取り入れた真のタイラバ「烏賊ラバ」。九州にお住いの方ならご存知の方が大半なのでは? タダ巻き、シャクリ、ステイなどなど、アクション幅がカナリ広くてタイラバとして使うだけでなく、メタルジグとしても使える2WAY仕様。それによって、根魚、青物、フラット系など何でも釣れるという点が結果的に魅力。ラバーやスカートも超ボリューミーなので、今話題のアマラバでも流行の兆し…。
どう使い分ける?
では、両アイテムをどう使い分けるのか? 先日、REAL FISHER代表“御厨圭祐”さんに使い分けを教えていただいたので、伺った内容を紹介!
御厨 圭祐(Keisuke Mikuriya) プロフィール
主な使い分けとしては、ターゲットの“捕食しているベイト”と“レンジ”で使い分けるそう。「あじごスロー」に関しては、ベイトフィッシュを捕食していて、中層から上のレンジで食ってくることが多いそうです。使い方としてはタダ巻きが基本にはなりますが、タダ巻きにフワッとした緩めのジャークを織り交ぜる方法もオススメ。シャクリ幅は20~30cm程、ワンピッチジャークをもっと小さく優しく行うイメージ。
一方、「烏賊ラバ」はベイトがイカや甲殻類系で、ボトム周辺に反応が出ている時に有効。こちらもタダ巻きを基本に、その時々でシャクリやステイなど…反応するアクションを見つけ出すというアプローチが有効。潮の緩い時でも比較的バイトが多いのも「烏賊ラバ」だそうです。ぜひ! 状況に応じて両アイテムを使い分けてみてくださいね!
タイラバでマダイ以外に色々な魚が釣れる時、マダイだけでなくお土産キープもしたい。そんな時にオススメな2アイテムの使い分け。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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