みなさんこんにちは!HIDEUPスタッフの兜森陸(かぶともり りく)です。
今回は「冬の霞ヶ浦水系」をテーマに、2つの釣り方と注目の新製品を紹介していこうと思います。
①冬×パワーフィネス
一つ目は「旧コイケ」とジグヘッドを使用したパワーフィネスの釣り。
これは、朝・夕の動きが活発になる時間帯にカバーに吊るして使用します。
使い方ですが、オカッパリでは基本的にバスがどのレンジにいるかわからないので、表層から5センチ刻みぐらいでシェイクしながらゆっくり落としていきます。
ここでのキモは吊るす際に最初は先端から狙い、反応が無ければ中を攻めていくということ。これは先端にバスがいた場合、先に中から狙ってしまうと変にプレッシャーを与えてしまい、取りこぼすことがあるからです。
狙うポイントですが、マットカバー+フィルターユニット、あるいはカバー+テトラなど…“カバー+何かがあるところ”を攻めるとバイトが増えます!
また、ジグヘッドについては3.5gあたりをベースに、2.5g・4.5gとカバーの濃さで使い分けています。ある程度重さがあった方がカバーに入れやすいのですが、重くするとその分ヘッドが大きくなるので回収時に引っかかりやすくなるんです。そこでヘッドが大き過ぎず、ある程度重さもありスリ抜けもいい3.5gがメインとなりました。
ロッドは、HUMRS-63MLST/RSを使用しています。
ソリッドティップでシェイクしやすく冬特有のショートバイトもしっかりものにできます。バッド部分はパワーがあるので対カバーでも問題なくファイトできます!ラインはPE1号〜1.5号にリーダー14lbを組んでいます。
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ちなみに…旧コイケ、2024年には全9色の新色が出るので、ぜひぜひ手に取ってみてください!!
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②冬×リアクション
二つ目は、「コイケシュリンプミニ」とフットボールジグでのリアクションの釣り。
マヅメ以外の時間、バスはテトラの影や護岸の影でじっとしていてなかなか口を使わせるのは難しいです。そんな時にメタルバイブよりも根掛かりしづらく、食わせ力が高いこの釣りなら効率よく狙っていくことができます。
使い方ですが、DECOYさんのタンクヘッド3.5g#4をベースに2.5g・5gと、こちらも水深やシチュエーションに合わせて使い分けていきます。
ここでのキモはカラー。僕は「ナチュラルグリーンブルー」を使用しています。
理由としては上下でカラーが分かれている為、明滅効果が生まれてよりリアクション効果が高まるからです。
具体的な釣り方は、ボトムから5〜10センチをリフト&フォールさせていくだけ。着底時フックが必ず上になるので根掛かりしづらく、またオープンフックの為カバー越しなどで強くフッキングしなくてもしっかりと針がかりしてくれます!
ロッドは、「HUMC-66MLST」を使用しています。
スピニングでも扱えますがテンポ重視と、テトラなどのストラクチャー絡みが多くなる為、パワーがあり繊細な釣りもできるこのロッドがベストマッチです!ラインは、フロロカーボン10lbを使用しています!
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これからの冬の霞ヶ浦水系に行く際には、是非この2つの釣りを試してみてください!
霞ヶ浦水系で注目必至のアイテム
最後に、霞ヶ浦水系がホームの僕が注目している新製品をご紹介!
そのアイテムは「HU-70SAD」です。
リップの裏にシンカーチューン用のアイが設けられておりウエイト調整が自由自在で、ソルトであれば水深40mラインまで攻略可能。ディープクランクとなるとロングリップで全体のシルエットが大きくなりますが、このギミックならコンパクトボディのままによりディープが攻略可能。さらに、ボトムでステイができるというメリットがあり、ディープのボトムをキッチリ引く事が可能となります。
ここ霞ヶ浦水系でもオカッパリからは攻められないエリアに手が届くので、これまで攻めきれなかった魚をしっかり狙っていけると思います。
そんなHU-70SDAにベストマッチなロッドが「HUMRC-60MLG」。
グラスロッドなのでバラし軽減に繋がり、短いレングスなので手返し良くキャストする事が可能で精度も上がります。霞ヶ浦水系は足元をショートキャストで探る事が多くなるのでまさに霞ヶ浦水系向きなロッドです。
HU-70SDAとHUMRC-60MLGの組み合わせ、是非お試しください!