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【タダ巻きを究める】冬は派手な動きが嫌われガチ?そんな時は“I字引き”で誘えるブレードジグが効く

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寒い冬のSLJ。

当然釣れますが、低水温によって活性の落ちる魚も。そういった個体も反応させ、釣果をさらに高めるためには派手な動きというよりは、“I字引き”と呼ばれるタダ巻きのアプローチが時として有効に。正にそのような釣りで今カナリ釣果を上げているのが鹿児島県の錦江湾をホームとする遊漁船「日登美丸」。「ON THE BLUE」というルアーブランドも展開中で、今こちらのジグが“I字引き”で釣れていると話題。

ヒレジグ【ON THE BLUE】

発売中

巻くだけで直進安定性に優れたI字引きを演出、釣れる魚種も多数。

イワシをはじめとするベイトフィッシュに似たシルエット。

“全ての魚族には大体「ヒレ」があるのに、メタルジグには何故ヒレが無いのか?”という疑問をもとに製作されたルアー第2弾として2022年9月にリリースを果たした「ヒレジグ」。ヒレ搭載によって見た目はまるで本物の小魚。アクションもイレギュラーな独自フォールと、タダ巻きでは直進安定性に優れキレイな“I字引き”を演出。SLJのメインターゲット、イサキや根魚などをはじめ、サワラを狙った近年流行りのブレードジギングにも使えたり、その他ブリやハマチなどの青物攻略としても活躍するブレードジグ。

ON THE BLUE公式「ヒレジグ」詳細ページはこちら

 

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幅広い水深&釣り方にマッチするウエイト展開

ラインナップは40g、60g、80g、100gという、比較的SLJで扱いやすいウエイト展開。そして今絶好調な模様はON THE BLUEの公式Instagram「jigggy_ontheblue」でも更新中! では、投稿と共に届いた釣果もとくとご覧アレ。

 

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ヒレ搭載が低水温期に効く理由

低水温期でもここまで釣果を叩き出している「ヒレジグ」。

ボディに搭載されているヒレが最大の特長で、それによって多くの魚種を導いてくれている訳ですが、ここからはヒレ搭載による具体的なメリットを解説!

直進安定性に優れる!キレイなI字引きを演出

ヒレ搭載によるメリットとして、まず挙げられるのがヒレがリトリーブの時にキールの役割を果たし、直進安定性に優れてキレイなI字引きを演出。リアに搭載されているブレードも小魚の群れを演出し、追尾させてシッカリバイトへと結びつけてくれますよ。この動きが特に低水温期で釣果をアップさせる大きな役割を果たしてくれていますが、これから紹介する様々なメリットも当然、冬に釣果を上げる重要なキーポイント!

イレギュラーアクションを生む

フォールにもヒレによる大きな利点が。

背ビレや本体リアに設置されているオーバルアイの効果と共に、尾ビレや腹ビレなどが複数備わっているため、それぞれが水を受けて毎回異なる不規則フォールを演出。急降下、ヨロめき、スパイラルなど…。誰もが予想つかない独自アクションで、あらゆるフィッシュイーターの捕食本能を刺激。通常のメタルジグでは演出不可能な動きを発生させることができるのも”ヒレ搭載”ならでは。

リアルな見た目

また、ヒレが搭載になることで見た目がリアルに。

背ビレ、尾ビレ、腹ビレなどが小魚そのもの。生命感宿る見た目が、フィッシュイーターから本物のエサだと認知されやすく、バイトへ繋がるとのこと! また、ON THE BLUEならではのリアルに再現されている“目”にも必見!

そもそも、この形状になった経緯もイカ型ルアーでお馴染み「グローエンペラー」が大きく関係しています。「日登美丸」の船長、”錦野憲彦”さんは、日々ガイドでお客様が釣り上げた魚の口から”大量のベイト”が吐き出される光景を、良く目の当たりにしていたそう。その光景はあまりにも多く、単純に釣った魚の口から吐き出されるベイトにシルエットを似せたジグを作ったら釣れるのでは? という発想でルアー開発を始動。吐き出されるベイトでも比較的多い小イカをリアルに再現したのが「グローエンペラー」、そしてベイトフィッシュに似せられたルアーが今回紹介している「ヒレジグ」。

錦野 憲彦(Norihiko Nishikino) プロフィール

SLJ/タイラバをオールシーズン案内する遊漁船「鹿児島県錦江湾/日登美丸」の船長。日々のガイドで“もっと釣れる、もっと楽しい!ありそうで無かった物”を日々考え続け開発。船上開発メーカー"ON THE BLUE"を通し、アングラーと一緒に更なる楽しみを追求することをライフワークにしている。

グローエンペラー

コダワリ満載なフックが標準装備

本体には初めからリアとフロント共にフックが標準装備。

針にもカナリこだわられており、口元の硬い大型の根魚や青物をはじめ、口の裂けやすいサワラなどを掛けてもバラさないようにサクッと刺さってくれる“伊勢尼”を標準装備! 細軸の印象もある伊勢尼ですが、テストではブリやサワラクラスの大型と強引なファイトができたという話も…。強度面とフッキング率に関しても心配なさそう。

難しい動作不要!巻くだけで誰にでもキレイなI字引きができる

使い方は至ってシンプルな“タダ巻き”。

それだけでSLJのメインターゲット、イサキや根魚、それからマダイや青物、フラットフィッシュなどが攻略可能。万能で簡単に扱えるジグに仕上がっています。

全6色展開

最後に「ヒレジグ」のカラーラインナップを紹介。

全6色がラインナップされており、ベイトフィッシュライクなカラーをはじめ、ミドキンやアカキン系など、濁りに強そうなジギング定番色も揃います。ぜひフィールド状況に合ったカラーをチョイスしてみてくださいね。

 

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#01 シルバーグロー

スタンダードでマスト、シルバー×グローの強いフラッシングアピールが特長。青物やサワラが混じるフィールドでは必ず用意したいカラーの1つ。

#02 ナチュラルシャドー

渋い輝きで気配を消して逃げる、喰い渋り対策カラー。派手なカラーに反応がない状況にオススメ。

 

#03 アルバエメラルド

「串木野ALBA丸」(インスタ)の船長が永年の釣り経験から本当に良く釣れているカラーがある。の一言から開発スタート。実績から産み出されたカラー、ポテンシャルはラインナップ中No.1。

#04 レッドゴールドグロー

説明不要の万能性! 欠かせない定番色アカキン。ヒレ部にはグローをオン。

#05 グリーンゴールドグロー

SLJで定番色! ヒレ部にはグローをオン、アカキン同様タックルボックスに外せないカラー。

 

#06 ウルメイワシ

コンセプトが丸々詰まった代表的カラー。リアルな鱗ホロ採用で生命感が強く、サワラなどの水面下をハヤマキで誘う釣り方にも効果的。

冬でも釣果が望めるキレイなI字引きができるON THE BLUEの「ヒレジグ」。派手な動きがイマイチな時にぜひ、こちらを試してみては如何でしょうか?

スペック詳細
ウエイト カラー 税込価格
40g、60g、80g、100g 6色 40g(1,392円)、60g(1,513円)、80g(1,634円)、100g(1,755円)

ON THE BLUE

2019年に設立。年間釣行300回超えの遊漁船による船上開発ブランド。タイラバ/SLJ/ライトジギングをメインに「どうしたらもっと釣りが面白くなるだろう?」を常に考え続け、「これは釣れる!」と「これで釣りたい!」の両立、「コレはありそうで無かった」を開発の流儀としている。
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