ゼニスの2024NEWロッド「ハンドレッドエモーションズ・チャレンジャー」が公式サイトに掲載された。
少し前に、ハンドレッドエモーションズとしてまだ公式に掲載されていない時点での情報を配信した。正式名称は上記の通りハンドレッドエモーションズ・チャレンジャーとなるそうだ。
ハンドレッドエモーションズ・チャレンジャー
コンセプト自体は前回記事から変更は当然なく、大物を捉えるためのオフショアキャスティングロッド。
そのために、トレカT1100Gカーボンをメインマテリアルとした大型ヒラマサ、キハダやマグロ、GTというターゲットをキャッチするためのシリーズ。そのキャッチまでに苦悩から喜びまで様々な感情があり、それをロッド名に。100の感情=ハンドレッドエモーションズである。
出典:YouTube「ZENITH・Okuma Fishing Japan」
公開されたスペック。全3機種が揃う。
型番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | 適合ルアーウエイト(g) | 適合ラインPE(号) | 適応ドラグ(kg) | カーボン含有率(%) | 本体価格(税抜) |
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HEC-S710/8 | 2.39 | 2※ | 176.0 | 288 | 2.1/14.5 | Plug:40~80 / Jig:100~180 | 4~5 | MAX10(45°) | 96% | ¥60,000 |
HEC-S80/12 | 2.44 | 2※ | 173.5 | 332 | 2.35/16.1 | Plug:60~120 | 5~6 | MAX12(45°) | 97% | ¥61,000 |
HEC-S82/16 | 2.49 | 2※ | 179.0 | 359 | 2.65/16.4 | Plug:80~160 | 6~8(10) | MAX15(45°) | 96% | ¥65,000 |
PE4~5号に80~100ポンドクラスのリーダーと40~80gの比較的小型のプラグを使用する、大型船の胴の間からアンダーやサイドのキャストも必要な外房のヒラマサや相模湾のキハダ狙い、玄界灘等でもイワシや小イカ等の小型ベイトを追うヒラマサのプラッギングを想定。また春季など広範囲に中層~ボトムを回遊するヒラマサを狙う「ジグキャスト釣法」にも対応。
PE5~6号に100~150ポンドクラスのリーダーと60~120gのプラグを使用する、五島~山陰海域や外房海域の大型ヒラマサや、熊野灘~伊豆~相模湾のマグロプラッギング等に対応。どの海域でも活躍する標準的なパワーゲームモデルであり、根ズレが少ない状況であればダイビングペンシルでのGTゲームにも使用可能。
PE8号に170~200ポンドクラスのリーダーと80~160gのビッグプラグを使用する、大型マグロや超大型ヒラマサがビッグベイトを追い回す状況や、激流&シャローの荒根に居座る超大型ヒラマサがターゲット。テストでは20kgオーバーを筆頭に大型ヒラマサのキャッチに成功。またダイビングペンシルでのGTゲームにも対応するハイパワークラスです。ファイト時にロッド角度を調整できるアングラーはPE10号まで使用可能。
リアグリップはキャストのしやすさ、かつファイトで不利にならない絶妙なレングスに設定。フロントグリップに関しては「握りやすさ」を追求した太さに。また、フロントグリップはS80/12とS82/16は長めに設計、これによりロッドを立ててのファイトも容易。
DPSシートの18~22サイズを、アイテムに応じて装着。緩み止めのLOGRナットも装着した手の馴染みが良いアップロックを採用。
ガイドはティップ側にチタンフレームのT-KWSG(トップはT-MNST)を採用。振り抜けのよさとブレを軽減する。バットガイドは実績の高いMNSTを逆付けにしライントラブルを未然に防ぐ。これをヘビーデューティーな使用状況を考慮し、全アイテムダブルラップ/トリプルラップで装着。
わずかなチャンスを逃さないために、超ガチ仕様なオフショアキャスティングロッドの新作。デビューが楽しみですね!
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