ちなみに「村上晴彦のアソブネ」第1回を見てないよーという方がいたら、チェックしていただければウレシイです!
【村上晴彦のアソブネ Vol.1】イカメタルに新説!?「ヌケガケスッテ」誕生編
第1回のロケで伺ったのは三重・引本浦のエヌッテックマリンさん。ここで「イカメタル」を楽しんできました。
聞けば村上さん、この日がイカメタル3回目。
「1回目はディープアジングをやりながら。ちょっとイカメタルやってみたのね。だけど隣でポンポン10パイくらい釣る間に、僕は1パイ。で面白くないからやめたの(笑)」
と村上さんが言う衝撃(笑撃?)のデビューから、2回目のイカメタル。
「で、2回目の時はよく釣れた。えっなんでこんなに入れ乗りなの?って思ったら、スッテの2段カンナの1つが取れてた。1段カンナになってたのよ」と話す。
「もしかして…」と思った発見をカタチにしたヌケガケスッテ
そこで村上さんは考えた。もしかして1段カンナがイイの? そういえばディープアジングしている時も浜キャロロケット(鉛のシンカー)にイカが触っている感触があった。これってつまり、カンナを含めて、できる限りシルエットを小さく、それでいて余計なモノができる限りないスッテがイカには効くんじゃないか…と。
その考えを吹きこんだ自作の鉛スッテをロケでは持参。それが「ヌケガケスッテ」だ。
特徴は…
表面積を小さくできる円筒のシェイプ
カンナは1段(さらにハリ自体も小さめ)
というのが大きなところ。ほかにもラインアイがヘッドの先ではなく、かつ紐になっていたり(金属音がせず、支点が変わることで飛びやすいかも!とのこと)とコダワリ満載。
いざ実釣をしてみると…。ヌケガケスッテ初入水の1投目でケンサキイカ(ご当地ではアカイカの名)、さらにはヤリイカ、スルメイカとイカメタルで釣れるイカをコンプリート。
さらには「イカメタルの経験が少ないボクが釣れるってことは、うまい人が使ったらもっと釣れるハズ」とエヌテックマリンの中井船長にもヌケガケスッテを使ってもらった。
すると1投目からヤリイカが乗り、そこからも連発。「驚きました」の船長の声、そして「やったやった~」と笑う村上さんの声が船に響き渡ったのであった。