fenwick(フェンウィック)が創業70周年を迎え、NEWロッドとしてアニバーサリーモデルが4機種リリース予定。
とはいえアニバーサリーモデルだけではもちろんない。それ以外にも気になるロッドが登場予定となっている。
今回はその中のひとつフェンウィックACES(エイシス)から、極細PEラインの使用を前提としたウルトラフィネススペシャルをご紹介!
フェンウィックACES-SF60SULJ
ウルトラフィネススペシャル
この春登場を予定しているのがフェンウィックACES-SF60SULJ。サブネームはウルトラフィネススペシャル。
「ごく細いPEラインを使ったバスフィッシングを快適にするために長い間テストを繰り返してきました」
ティムコの大津清彰さんはフェンウィックACES-SF60SULJについてそう話す。
近年、極細PEラインの使用が一般化されてきたが、具体的には0.2~0.4号程度をメインにしたアプローチに特化した機種になるのだそうだ。
極細PEが一般化してきた今だからこそ
超軽量のネコリグ、ノーシンカー、ガン玉Bサイズを使ったようなダウンショット、さらにはここ最近メジャーになってきたマイクロホバストなど極細PEラインとの組み合わせで難攻不落のバスをキャッチするシーンは増えた。
当然強烈な感度を得られるPEラインであるが、モノフィララインと比べれば圧倒的に伸びないのもまた特徴。
伸びのないPEラインをアングラー側でコントロールしルアーを操るために、このウルトラフィネススペシャルが持つのはソリッドティップ。
モノフィララインでごく細かなアクションをルアーに与えた場合、ライン自体のクッション性があるがゆえルアーが動き過ぎないのが利点。伸びのないPEラインであると、動き過ぎてしまう。
だから最適化されたソリッドティップ。
ソリッドティップを配置することでティップにそのクッション性を持たせつつ、感度や飛距離などPEのメリットだけを享受できるような仕様としているという。
言い換えれば、だからこそマイクロホバスト等の各種マイクロベイトパターンや超ライトネコリグ、1g以下の超軽量ノーシンカーなど、かつてモノフィラメントラインには不可能だった領域をカバーすることを、極細PEの使用を前提にして可能にするロッド。
2024年に必須な1本がエイシスから。フェンウィックACES-SF60SULJはこの春の登場を予定している。
全長 | 標準自重 | 継数 | 適合ルアーウエイト | カーボン/グラス(%) |
1.83m | 82g | 1 | 0.3~2.7g | 95/5 |
ティムコ公式サイトでも近日その詳しいスペックが掲載されるのでお見逃しなく。