ハードコアを代表する超人気のシンキングペンシル、「モンスターショット」と「ヘビーショット」。
見た目がそっくりな両者。パッと見て間違い探しはどこ?なんて思ってしまうほど…。
どちらも遠投性バツグンで、狙える魚種も幅広く、ショア・オフショア問わず様々なフィールドで使える…など、見た目もスペックもよく似ていることでも知られています。
公式HPでもそれぞれのサイズでターゲットも表記されていますが、やはり共通する箇所は多いように感じます。
今回はそんなとってもよく似た両者について、違いや特長を改めて解説していきます!
ジグに近い性能の怪物級のスペック「モンスターショット」
「モンスターショット」と「ヘビーショット」、どちらも非常によく飛ぶシンキングペンシルですが、より飛距離が出るのは「モンスターショット」。
最大飛距離100mオーバーと、時としてジグをも超える遠投性はまさに“モンスター級”!
ラインナップは80mm(30g)/95mm(40g)/110mm(50g)/125mm(60g)/140mm(100g)の5種類で、いずれのサイズもテストでは飛距離100mオーバーが記録されているのだそう。
またシルエットも、「ヘビーショット」と比較し、身が詰まったややファットなのも特長。
よくネームに“ヘビー”と付いているので、「ヘビーショット」の方が重いと思う方もいるかと思いますが、ウエイトは「モンスターショット」の方が重くなります。
そのためフォールスピードも「モンスターショット」の方が早く、潮の流れが早いところや深場を狙う場面にも活躍します。レンジに関してもボトムから表層まで、あらゆるレンジをメタルジグのように探れるのも大きな強み。
特にジグでは誘いきれないターゲットも、シルエットとアクションを活かし口を使わせることができるのも「モンスターショット」ならではの強みといえるでしょう。
また着底から巻き上げた際にも、浮き上がりにくく、水面を付近を高速巻きするとスキッピングを演出。ナブラなど水面での活性が高い場面での誘いも得意としています。
基本操作に関しては「ヘビーショット」よりも多彩で、メタルジグで行うアクションが可能。ファストからスローのただ巻き、ワンピッチジャーク、スキッピングなどあらゆるテクニックに対応しています。
アクションの多彩さを生み出しているのが、水を掴むフェイスデザイン。
水を掴みすぎず、程よい抵抗となるほか、超低重心のウェイトバランスによりバランスを崩すことなくアクションを演出することができるとのこと。
また、フォール姿勢も弱ったベイトを演出する水平ローリングフォールとなるため、追尾してきた青物などを見切ることなくバイトを誘発することができるとのこと。
そしてもう一つが耐久性。
「モンスターショット」では、高強度の肉厚ボディと貫通ワイヤー構造を採用。強度が高く、大型青物とのファイトなどで、万が一ボディが破損してしまっても大丈夫!
しっかりランディングまで耐えることができます!
以上の点が「モンスターショット」の特長となります。シンキングペンシルの見た目ではありますが、性能としてはメタルジグに近いイメージかと思います。
以下では「ヘビーショット」の特長も解説していきますので、比較していきましょう!
ぶっちぎりの遠投性能!ヘビーシンキングペンシル「ヘビーショット」
続いては、「ヘビーショット」について。
こちらも65mm(15g)/85mm(20g)/105mm(30g)/125mm(40g)の4サイズが展開。
「モンスターショット」には若干及ばないものの飛距離は65mmで65m以上、85mmで70m以上、105mm・125mmで90m以上とシンキングペンシルの中ではかなり良く飛びます。
またフォールスピードに関してはややスロー気味で、生命感のある前進しながらのローリングフォール(シミーフォール)を演出。
レスポンスも良く、スローから通常のタダ巻き速度ではレンジキープ力も高いため、遠浅のサーフなどシャローエリアにも活躍します。
また、「モンスターショット」よりも、しっかりリップで水を噛みながらアクションするため、表層でのリトリーブも水面から飛び出しにくいのもポイント。
水面直下のハイスピードリトリーブができるのを活かし、シーバスゲームでのシャローの河川や河口、干潟のハク・サヨリパターンで使用できるのも「ヘビーショット」ならではといえるでしょう。
そのほか浮き上がりやすさを利用し、風や潮流を利用したドリフト釣法も得意としており、特にドリフトさせながら狙ったところでフォールさせて食わせるといったテクニカルな誘いも思いのまま!
そのほか基本アクションに関してもタダ巻きをベースとしたスイミングが基本となります。
スイミングアクションもテールをスイングさせる、シンペンらしい動きが特長となります。
以上のように、は遠投性に優れた王道のシンキングペンシルといった性能となります。
見た目は似ている両者ですが、特長を比較すると、「モンスターショット」はジグに近い性能に対し、「ヘビーショット」はよりシンキングペンシルに忠実なアクションとなります。
それぞれで共通するところはあれど、使い方や狙い方では大きく異なります。それぞれの特性も知っておけばより釣果につながりやすくなりますよ!
以下の動画も非常に参考になるので、ぜひ併せてご覧ください。
出典:YouTubeチャンネル「DUEL MOVIE DUEL Co,.inc Official Youtube」詳細ページ
ヘビーショット(S)のスペック
サイズ | 重量 | リングサイズ | フックサイズ | 飛距離 | レンジ | タイプ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
65mm | 15g | #3 | #6 | MAX 65m | ALL RANGE | シンキング | オープン価格 |
85mm | 20g | #4 | #4 | MAX 70m | ALL RANGE | シンキング | オープン価格 |
105mm | 30g | #4 | #4 | MAX 90m | ALL RANGE | シンキング | オープン価格 |
125mm | 40g | #4 | #4 | MAX 90m | ALL RANGE | シンキング | オープン価格 |
ハードコア公式「ハードコア® ヘビーショット(S)」詳細ページはコチラ
モンスターショット(S)のスペック
サイズ | 重量 | リングサイズ | フックサイズ | 飛距離 | レンジ | タイプ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
80mm | 30g | #4 | #4 | 100m Over | ALL RANGE | シンキング | オープン価格 |
95mm | 40g | #4 | #3 | 100m Over | ALL RANGE | シンキング | オープン価格 |
110mm | 50g | #5 | #2 | 100m Over | ALL RANGE | シンキング | オープン価格 |
125mm | 60g | #6(POWER) | #1 | 100m Over | ALL RANGE | シンキング | オープン価格 |
140mm | 100g | #6(POWER) | #1/0 | 100m Over | ALL RANGE | シンキング | オープン価格 |
ハードコア公式「モンスターショット®(S)」詳細ページはコチラ