=ライトリグが一番難しい=
この状況でもっともキビしいのがライトリグ展開だろう。水が濁っていて視覚でもルアーを発見してもらえず、波動が弱いので側線でもルアーは発見されない。そのため、キビしい釣果だからといってライトリグを投入すると、さらに釣果が下がってしまう。
濁りのない北湖ならば、そのパターンは通用するが、南湖内でライトリグを投入するのは、水がクリアになってから、あるいはもっとウイードが減少してシャローの水温が下がりきって、バスがディープに集中するようになる晩秋から冬になってからだろう。
ウイード減少でライトリグが不発気味。北湖のマンメイド攻略が釣果への近道
今のタイミングでライトリグを使って確実な釣果をあげるには、北湖に向かうのが得策だ。その北湖ではウイードが減少しているのだから、狙うべきはマンメイドストラクチャーとなる。
例年以上に取水塔、魚礁、オダなどにバスが居付いている。しかし、マンメイドがゆえに多くのアングラーの目に付きやすく、東岸の牧の魚礁などのように有名箇所に関しては週末にはほぼすべての有望箇所にボートが浮かんでいる状況だ。
そうなると北湖のライトリグ展開というのも、より北上するなど人の少ない展開をせざる得なくなり、南湖から近い北湖ですぐに数釣りできるエリアが皆無というのも、南湖を中心に釣りをしているアングラーの逃げ場を少なくしている要因となっている。
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